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大学生の仕送り額パターン別徹底検証!親なら知っておくべき適正金額

  • 仕送り額で口論になってしまった

 

  • 他の家庭はどのくらい送金しているの?

 

  • 適正金額をしりたいけど、何を基準にしたらいいの?

大学生の仕送り額について悩む親

 

今回は以上の様な疑問を解決していきます。そのため、どちらかというと大学生の息子・娘を持った親御さん向けの記事です!

 

【大学生への仕送り事情①】大学生の生活費の平均は?

1人暮らしする際の生活費の平均はどのくらいでしょうか。以下に項目別の平均支出を記載しましたのでご確認ください。

以下データは大学生協が100,000人の大学生にアンケートを撮ったものを参考にしていますので、それなりに信用出来ると思います!

 

■食費 ▷25,000円

■住居費 ▷52,000円

■交通費 ▷3,300円

■教養娯楽費 ▷8,800円

■書籍費 ▷1,600円

■勉学費 ▷1,400円

■日常費 ▷6,000円

■電話代 ▷3,500円

■貯金・繰り越し ▷13,270円

支出の合計 117,610円

 

電話代って携帯ですよね?上記の+5,000円くらいはすると思いますけどどうなんでしょう、、、笑

 

目安として、毎月約12万円くらいは必要みたいですね。

これは全国平均なので、都心の学生は家賃が高いのでもう少し高くなると思いますし、北海道では暖房費がかさむのであくまで目安にしてください。

大学生の仕送り額について調べる女性

 

ちなみに、以下は大学生の一人暮らしに多い間取りであるワンルーム・1Kの家賃相場を簡単に比較したものです。

■都内の家賃相場 約60,000~75,000万円

■地方の家賃相場 約40,000~54,000万円

 

ご参考までに。

 

親の負担は生活費だけではありません。大きな違いとして”学費”や”収入”の違いは家庭によって違うと思います。そこら編も逆算してパターン別にまとめてみたので以下も参考にしてみてください。

 

【大学生への仕送り事情②】パターン別でみる仕送り額の平均

では、早速仕送り額の平均を見ていきましょう。ちなみに以下金額は親が学費を負担するとなった際は、それも含まれている金額です!

つまり、奨学金とかであれば学費は含まれていないということです。

大学生の仕送り額を教える先生

 

 

  • 国立・公立・私立大学ごとの平均仕送り額

学費は親の大きな悩みの種ですよね。仕送りを考えるにはここらへんも加味しなければなりません。

まずは、国立・公立・私立大学ごとの平均学費をご覧ください。

 

平均学費

■国立大学 61万円/年

■公立大学 62万円/年

■私立大学 126万円/年

 

私立高い!!!なんということか、、、子供には国公立に通うように教育しておきましょう笑

あ、私はまんまとそのように教育されて国公立の大学にいきましたとさ

 

それでは、国公私立別の平均仕送り額を記載しますので。

 

平均仕送り額

■国立大学生 7.4万円/月

■公立大学生 7.6万円/月

■私立大学生 12.7万円/月

 

まぁ私立の方が学費が高いですからそんなもんかと思います。

 

いや、私立の大学に送り出せる家庭はお金持ちが多いってことでしょうか。

大学生の仕送り額の比較

 

次の項目で、居住形態別の平均仕送り額を見てみましょう。

 

 

  • 居住形態ごとの平均仕送り額

大学生の一人暮らしに必要な生活費は、寮・アパート・マンションなど下宿先によって大きく変わります。

一人暮らし大学生の生活費は大半が住居費によって占められているため、下宿先の家賃の高さによって生活費が異なるのは当然ですね。

大学生の仕送り額ー少ない人の場合の部屋

 

そして、下宿先によって家賃が異なることで必要な仕送り額も変わります。

以下の、居住形態(下宿先)別の平均仕送り額をご覧ください。

 

寮アパート等

■国立大学生 5.2万円/月

■公立大学生 6.9万円/月 

■私立大学生 11.7万円/月

 

寮アパート等

■国立大学生 9.6万円/月

■公立大学生 8.2万円/月

■私立大学生 13.8万円/月

学生寮で暮らしている学生の方が、アパートなどで暮らしている学生たちよりも仕送り額の平均が低いことが分かりますね。

一般的に、アパートやマンション等よりも、学生寮の方が住居費(家賃)が安い傾向にあります。

洗っていない食器

 

 

仕送り額を決める際は、学生の下宿先の家賃を含めた生活費も考慮しましょう。

 

また、学費・生活費と並んで、仕送り額を決める際に考慮するべき要素があります。

それが、家庭の年収です。

次の項目で、家庭の年収ごとの平均仕送り額を見てみましょう。

 

 

  • 家庭の年収ごとの平均仕送り額

次に家庭の年収毎に平均仕送り額をみていきましょう。

但し、このデータだけ実家暮らしの学生も含まれています!データが見つけられなくてすみません・・・m(_ _)m

大学生の仕送り額ー収入別のお金

 

あ、先程、私立の大学に出せる家庭はお金持ちということだろうといいましたが、間違ってました!

 

早速、国立・公立・私立に通うそれぞれの学生の家庭の平均年収をご覧ください。

 

家庭の平均年収

■国立大学生 839万円

■公立大学生 733万円

■私立大学生 826万円

 

なんということだ、あまりかわらないではないか!

 

ん、ということは親子供に対して過保護か、単に子供が贅沢ということですかね、、、わからんけど笑

 

そして本題、家庭の年収ごとの平均お仕送り額は以下のようになっています。

 

家庭の平均年収 家庭からの平均給付額

■年収400万円以下 6.7万円/月

■年収700万円以下 8.5万円/月

■年収1000万円以下 10.3万円/月

■年収1500万円未満 12.5万円/月

■年収1500万円以上 20.6万円/月

 

もちろん、こちらも親負担の学費も含まれているわけですが、

 

やっぱり、家庭の年収が上がるにつれて、家庭からの仕送り額は多くなるんですね。

 

この表も含めて仕送り額を決める際の参考にしてみてください。

大学生の仕送り額を勉強する女の人

 

とはいっても、なかなか難しいですよね笑

「学費」や「生活費」から考える仕送り額は、どちらかと言うと学生(子供)から見た理想的な仕送り額に対して、

「家庭の年収」から考える仕送り額は、親御さんからから見る現実的な仕送り額となります。

ココらへんを間違えてしまうと後々いろんなトラブルになることもあります。具体的にはこの後説明していきます。

 

その前に、学生のアルバイトでの平均収入がどのくらいなのかも知っておいて下さい。これも加味して仕送り額を話し合いましょう。

 

【大学生への仕送り事情③】アルバイト収入の平均を把握しよう

 

これはサラッといきますのでこのくらいか〜というのをなんとなく頭に入れておいて下さい。

アンケート結果を下に記載します!

【大学生への仕送り事情③】アルバイト収入ー飲食画像

 

■今までにバイトで稼いだ平均月収はどのくらいですか?

第1位 3万円 47人(15.3%)

第2位 5万円 41人(13.4%)

第3位 4万円 38人(12.4%)

第4位 6万円 33人(10.8%)

第5位 2万円 32人(10.4%)

第6位 7万円 30人( 9.8%)

第7位 1万円 18人( 5.9%)

第7位 8万円 18人( 5.9%)

第9位 10万円 15人(4.9%)

第10位 5000円未満 7人(2.3%)

 

ちなみに、私が大学の時のはじめてのバイトはピザーラでした。1ヶ月でやめました笑

その時のバイト代は5万円弱でした。

 

 

親御さんの中には、大学は勉強するところだからバイトなんてしなくてもいいと言うかもしれませんが、私的にはそれは違うと思います。

 

社会人として働いて給料をもらうということが、どういうことなのかはバイトしないとわかりません。

 

私は就活をすごく頑張りましたが、その理由はアルバイトを経験して「仕事選び」がすごく人生において大事だと思ったからです。

【大学生への仕送り事情③】アルバイト収入があって嬉しい人

 

もちろん強要する必要はありませんが、そこら編はお子さんの意思を大事にしてあげましょう!

 

【大学生への仕送り事情④】仕送り額を間違えると起こるリスク

では、仕送り額を間違えた時のリスクを書いていきます

 

■社会人と同じで大学生は思ったよりお金がかかる

大学時代を思い出してください、急なサークルの飲み会があったり、ゼミの飲み会等付き合いの飲み会もあります。

そういった飲み会が重なると、仕送りとバイトで稼いだお金を合わせても生活費が足りなくなることがあります

【大学生への仕送り事情④】仕送り額が少なくて困る女の子

 

そうなると、バイトを増やしたり、仕送りを追加でもらったり、場合によっては奨学金をもらったりなどの方法があります。ただ、試験期間中はバイトを増やすことが難しいです。

仕送りが足りないということはどうなるか、、、、

 

■仕送りが不十分だと子供が借金することがある

仕送り額が不十分だと子供が借金をする可能性があります。親の知らないところで友人からお金を借りたりします。

 

いや、それならまだいいですが人によってはローンを組んで業者から借りたりしてしまうことがあります。

そして、こうなると子供は親には相談できません!借金を返すために借金をし、場合によっては危険なバイトに手を染めることもあります。ホストやキャバクラで若いうちに簡単にお金を稼げることに味をしめると、30代になってからが大変です。

【大学生への仕送り事情④】仕送り額が少なくてキャバクラで働く人

 

子供が行き詰まってから気づいては遅いのです。

最初にしっかり話し合って仕送り額を決めましょう。足りなくなったら絶対相談する、もしくは消費者金融やホスト・キャバクラの怖さもしっかりと教えておきましょう。

大都会の画像

 

■奨学金は約3割程度が取得

アンケートをとった100人中35人が奨学金をもらっていると答えました。奨学金を利用することも視野に入れましょう。子供は奨学金をもらってでも学業に励みたいという程度が、丁度良いかもしれません。

甘やかしすぎると、学費払ってもらうことが当たり前になり、そしてそういう子供は社会人になってから苦労します。

【大学生への仕送り事情④】仕送り額について学ぶ女の子

 

■学業優先の家庭であれば仕送りは8万円程度

仕送りは約6万円が平均ですが、学業を優先させたいなら仕送り額は+2万くらいを考えればいいと思います。そのくらいあれば、バイトは週2回程度で学業が疎かにはならないと思います。試験期間の1ヶ月だけ、とかそういうルールにしても有効かと思います。

勉強する女の子

 

いかがでしたでしょうか。目安はわかったと思いますが、家庭の事情もあると思いますし、しっかりと話し合って決めることが大事かと思います。

 

これから不動産を探す方のために、初期費用を安くするためのお手伝いもしてます。とはいっても、安くなるのはおそらく3〜10万程度ですが、以下記事もご参考下さい♪