賃貸契約の初期費用を計算シュミレーション!騙されないための知識

賃貸契約の初期費用って本当に高いですよね、、、
一体何にどのくらいの費用がかかっているのか、実はお客さんに見せる部分は一部です。見せない部分もあるんです。

賃貸契約の初期費用をだまし取ろうとする不動産業者

 

悲しいことに知らないだけで損することが盛りだくさんなこの不動産業界。言われるがままに支払うだけでなく、何にいくら掛かるのかを把握して節約できること、交渉できる部分を理解しておくことが大切です。

今回の記事で、今後無駄のない引越しができるようにしていきましょう!
不動産屋で培った知識を総動員致しお伝え致します!!

【初期費用計算シュミレーション①】知らなきゃ危ない初期費用の内訳

まずは初期費用の内訳の意味から説明していきます。

 

  • ほとんどの物件で必要なもの

敷金 ▷これは預けておくお金で預り金ともいいます。夜逃げや家賃滞納等のときのための大家さんのための保険です。保険という意味では、最近”保証会社加入必須”物件が多いため、敷金も預からない物件が増えてきています。

大体家賃1ヶ月くらいが相場ですかね。

賃貸契約の初期費用を計算してあげる女性

 

礼金  ▷大家さんに物件を借りさせてもらってありがとうございます、とうい献上金みたいな費用です。え、これいるの!?と思いましたよね笑 私もなぜ払わなきゃならないんだと思いました。

ただ、超人気物件とかであればまだまだ大家さんの立場の方がうえなので、礼金払ってでも住みたいという人が多いようです。

これも、大体家賃の1ヶ月分くらいが相場になります。

同棲して賃貸契約を申し込む男性

 

 

■前家賃 - 共益費 ▷大体わかると思いますが、例えば4月入居で契約手続きとか初期費用を支払うのが3月であれば、その初期費用を払う段階で4月分家賃も一緒に下さいね、という費用です。

1ヶ月分と場合によっては日割り分の家賃を前払いします。

不動産の暗い廊下

 

■鍵交換費用 ▷これは任意(交換するかどうか入居者が決める)のことが多いですが、前入居者がスペアキーを万が一作っていたら、大変ですよね。鍵交換はした方がいいでしょう。

大体、10000~15000円程かかります。

 

 

■火災保険 ▷加入必須です。”火災”というと火事だけ?と思うかもしれませんが、どちらかというと”家財保険”です。雨漏れ等で家財がダメになっても保険適用になりますので、結構使えます。

広さにもよりますが、大体約15,000円〜20,000円でしょう。

賃貸契約の初期費用を勉強する女性

 

■保証会社加入費用 ▷家賃滞納になったりしたときのための大家さんのための保険です。ただし、お金を払うのは入居者です。そのかわり、敷金が要らなかったり、保証人なしで契約出来るようになりました。

通常の住居であれば、家賃の半月分~1ヶ月分がほとんどです。

 

仲介手数料 ▷物件の紹介をしてくれたお礼で仲介会社が支払う費用になります。

家賃の半月〜1ヶ月分(+消費税)が相場です。

 

以上項目で、表面には見えないですが、不動産会社は実は結構ピンはねしていることが多いです。

そこらへんの説明も含めて、以下記事でどうしたら初期費用を安く出来るかも解説していますので参考にしてみて下さい。

 

 

 

  • 物件によって必要なもの

駐車場料金 - 自治会費 ▷その名の通りです。自治会費というのは、大家さんが一旦払いますが、大家さんは入居者からその分家賃と一緒に回収する流れです。

自治会費は大体、月500円程度だと思います。

街の写真

 

■消毒費用 ▷入居前に消毒しておきますよ!というやつですが、ぼったくりが多いですね。1000円くらいのスプレーを適当にかけて終わりです。それで15,000円程取られたりします。

 

■入町費 ▷戸建てとかであればあるのかもしれませんが、私は賃貸でまだ出会ったことがありません笑

大体、5000~15000円らしいです。

賃貸契約の初期費用を計算したらお金がなくて悩む女性

 

■緊急サポート費用 ▷深夜に水漏れだとか、緊急事態があった時に対応してくれる窓口です。管理会社も夜は連絡が繋がりませんので、夜の対応は外注しています。その費用です。

月額1000円ほどのところが多いみたいです。

 

■ハウスクリーニング代 ▷これは、退去後の原状回復時に必要な費用になります。契約時に預かる場合もありますので、物件によっては初期費用に入ります。

間取りや広さによりますが、20,000~50,000円程度の場合が多いです。

賃貸の部屋をきれいにする女性

 

初めての賃貸契約のかたは契約の流れなども触れた記事も書いていますので、お時間あれば以下も合わせて読んでみて下さい。

 

 

 

【初期費用計算シュミレーション②】計算アプリでしっかり把握

以下では、3秒で目的の物件の初期費用の大体を計算する方法と計算アプリを使って正確に把握する方法を記載していきます。

あ、一つ言っておくと不動産屋に「初期費用の見積り金額」を教えて下さい、が一番正確で早いです。

 

 

 

  • 3秒で大体を把握する方法

初期費用の計算方法としての目安としては以下のようにお考えください。

 

敷金 + 礼金 + 家賃3ヶ月分

 

例:敷金 5万円 礼金 10万円 家賃 5万円

の場合の初期費用の目安は、

5万円 + 10万円 + 15万円 = 30万円 

となります。

 

ホントかいなと、思うと思いますが大きくは間違っていないと思います。

上記計算なら、家賃5ヶ月分でいいじゃんと思うと思いますが、そうではなく、今は敷金礼金をどちらも取っている物件が少なくなりましたし、金額が大きい割には半月か1ヶ月かとかバラバラなので、上記考え方が妥当だと思います。

 

 

  • 計算アプリで正確に算出したい

少し面倒ですが、正確に計算するには初期費用専用の計算アプリがあります。アプリとサイトをそれぞれ紹介いたします。

 

アプリよりサイトがおすすめです。

なぜなら簡単だからです。というか、あんまり他に良いツールが見当たらない。

参考URL:▷初期費用簡単計算サイト

使い方:

初期費用アプリ使い方

 

 

アプリだとコチラでしょうか。ご参考までに。

初期費用計算アプリ【iphone用】

初期費用計算アプリのアイコン

 

 

【初期費用計算シュミレーション③】相場と目安との差を確認

 

首都圏の一人暮らしのバージョンと二人暮らしバージョンで初期費用の相場を確認してみましょう。

首都圏とはいっても、若干家賃が高いだけで他の県と比べてもそんなに大外れはしていないと思います。

 

  • 首都圏一人暮らしの場合

一人暮らしで楽しむ女性

 

平均家賃相場:6万7000円

・敷金 6万7000円
・礼金 6万7000円
・前家賃 6万7000円
・仲介手数料 7万2360円
・保証料 3万5000円
・火災保険料 1万5000円
・鍵交換費用 1万5000円

合計 33万8360円

 

首都圏も含めてですが、今は供給過多(空室が多い状態)なので敷金礼金が0円も多くなりましたし、なんとも言えないです。

もちろん、家賃を抑える、礼金ナシやフリーレントの物件であれば、もう少し初期費用を抑えることができますが、首都圏で一人暮らしをはじめるのであれば、およそ30万円の初期費用が必要だと考えておくのがよさそうです。

 

一人暮らしの生活費のシュミレーションをした記事も書いていますので、お時間があれば見て下さい!

 

 

 

 

  • 首都圏二人暮らし2DKの場合

二人暮らしで楽しむカップル

 

平均家賃相場:11万5,000円

・敷金 11万5,000円
・礼金 11万5,000円
・前家賃 11万5,000円
・仲介手数料 12万4,200円
・保証料 5万7,500円
・火災保険料 2万
・鍵交換費用 2万

 

合計56万6,700円

 

二人暮らしの生活費のシュミレーションをした記事も書いていますので、お時間があれば見て下さい!

 

 

ちなみに3人家族と4人家族の記事も書いています!

 

 

 

 

【初期費用計算シュミレーション④】初期費用を安く抑える極意

以上で説明したように、初期費用ってなかなか高いですよね。

でも、しっかりと今回の記事と合わせて読んでほしいという記事まで理解していれば安く出来る理由もわかったと思います。

当サイトを利用して、損しない賃貸契約をすすめましょう!

 

一度上記でおすすめしていますが、初期費用を安くする方法は以下記事でかいておりますので見てみて下さい♪