賃貸で安く引っ越しできる時期は?部屋を安く借りる方法【まとめ】

  • 賃貸でお得に引越しするには?

 

  • 家賃を値切りやすい時期があるって本当?

 

  • 家賃とか初期費用が安い時期と高い時期のメリット・デメリットを教えて!!

 

お引越しする時期によって契約にかかる初期費用やお引越し代などが全然違うって知っていましたか?

賃貸で安く引っ越しできる時期が分からない女性

意外と知らない人が多いと思います!今回は元不動産屋の私が部屋を安く借りられる方法をまとめました!!

知らないで損しているかもしれません!
損する前に是非こちらで情報を仕入れていってくださいね。

 

【賃貸安く引越す方法①】家賃が安く、値切りやすい時期がある!!

最初に、引越しするには家賃の5ヶ月分のお金が必要と言われています。五か月って相当ですよね。10万円の物件なら50万は見ておいた方が良いって事ですね〜(>_<)

なかなか厳しいですね。

ちなみに、内訳でいうと

・前家賃一か月
・敷金一か月
・礼金一か月
・仲介業者への仲介手数料一か月
・保険や鍵交換などの諸経費

って感じですね。あとは前の部屋からの荷物を運ぶ引越し代もありますし、素敵な家具を揃えるとなると更に10万ほどかかり、かなりの大金が出て行きます。

初期費用に関して安くなる裏技など以下記事にまとめているので参考にしてみて下さい!

 

 

実は賃貸物件を安く借りられる時期があるって知っていましたか?閑散期、オフシーズンなどと呼ばれている時期です。

オフシーズンがあるということは、オンシーズンもあります。まずはオンシーズンについてお話しさせて頂きます。

お札の写真

 

オンシーズンはずばり!1〜4月です。

大学に進学されたり新社会人になったり転勤したりでお部屋を探している人がワラワラいます。もし時期を選ばなくていいならこの時期は避けましょう。

なぜなら需要がある時期なので割引がありません。家賃交渉も通らないことが多いですし、礼金無しの物件も少ないです。

 

そして、オフシーズンは6月〜9月頃です。不動産業界はこの時期本当に暇なんです。特に仲介業者!

 

最大のメリット:金銭面の優遇

わたしの働いていた不動産屋でも仲介手数料半額キャンペーンをしたり、大家さんも前家賃を無料にするフリーレントをつけたりします(^^)

家賃によりますが上手く探せばオンシーズンより初期費用が10万円とかは安くなることはよくあります。

 

初期費用を究極まで安くする方法は以下でも書いてますので、合わせてお読み下さい♪

 

2つ目のメリット:営業さんが熱心!

もう一つのメリットは物件をゆっくり比較検討できることです。

引っ越しをする女性

理由としては、お部屋を探している人が多くないからです。

オンシーズンの場合は地方から部屋を探しに来て1日で10件ほど内覧してその中から一番良い物件を決めてその日のうちに地方に帰るなんて人がザラにいます。

人気の物件は内見を行ったその日に決めないと、他の人にすぐ取られてしまいます

ですのでオフシーズンのお部屋探しはゆっくり決めたい方にもオススメです。

 

あとは営業マンとしての立場から申し上げるとオフシーズンに来て頂いた方がお客様の分母が少ないので営業マンも時間に余裕があります。

お客さんが少なくてもノルマは変わらずあるので、1人1人のお客さんを大切にし絶対契約させたい!と燃えます!多少のワガママも聞けますし、いっぱい内覧をさせてあげられます(笑)

本当は差をつけてはいけないと思うんですが(^◇^;)

それくらい親切丁寧にできるほど暇ということです。じっくり検討したいタイプの方もオフシーズンの方が納得のいく部屋探しができるでしょう。

 

【賃貸安く引越す方法②】安い時期を狙うデメリットは!?

【賃貸安く引越す方法②】安い時期を狙うデメリットを知る女性

上にあげたように安い時期は金銭面のメリットは多いのですが実はこんなデメリットがあります(>人<;)

 

その1、空いている物件自体が少ない

オフシーズンは賃貸物件の分母が多くありません。

繁忙期は皆さんお引越しするので分母が多いんです。それとオンシーズンで色々な物件が埋まってしまいます。

新築やデザイナーズ、ブランドマンションシリーズなど代わりのきかない人気の物件はもう無い場合も多く、希望条件にあった物件数はかなり少なくなります

 

繁忙期に他の方が選ばなかった残り物件だったり、たまたま更新月で空いた物件がメインとなります。学生マンションなどの空きも非常に少ないのがオフシーズンの特徴です。

 

その2.新築物件はほぼない。

【賃貸安く引越す方法②】安い時期を狙うデメリットを知る男性

不動産会社や大家さんは、オンシーズンに合わせて新築物件を建設することが多いです。

12月頃から募集図面を出して建築中の場所を見てもらったり、内装や外観のイメージ画像を見てもらって4月には満室にしたいのです。

 

また特に若い方は、古い物件よりも新しいところに住みたい。と思いますよね。

ですので、自ずとオンシーズンには新しい築浅の物件から埋まっていく傾向があります。絶対に新築物件に住みたいと考えている方は12月1月2月3月あたりで物件を決めて4月からの入居で予定を組むことをお勧めします!(^^)

 

【賃貸安く引越す方法③】繁忙期のメリット・デメリットも知ろう!

繁忙期で忙しい引越し業者

繁忙期に引越しをされる方が多いと思いますが、繁忙期に引越しをすることのメリット・デメリットも知っておくほうが良いと思います。

なぜなら、繁忙期と閑散期どちらもメリット・デメリットも把握して、自分の希望条件との兼ね合いを見ることが部屋探しで大切なポイントになってくるからです。

では、早速いきましょう!

 

【メリット】もっとも物件情報の分母が多い時期!

1年の中で、物件数が一番多く出ているのは、オンシーズンといわれる1~4月でまちがいありません。

なぜなら、この時期は進学、新生活、転勤などで引越しをする人が多いので次々に物件を退去する人が増えてどんどん空室情報が更新されるからなんです。

新築物件もオンシーズンに合わせて建築されますので新しいもの好きなら大きなメリットとなるでしょう!

 

【デメリットその1】引越しにかかる費用ははオフシーズンと比べ、なんと1.6倍!

【賃貸安く引越す方法③】繁忙期のデメリットー費用が高額

不動産業界の繁忙期は引越し業界の繁忙期です。

忙しい時期には閑散期に比べだいたい、1.6倍の値段が掛かってしまうと言われています。また希望日に引越し業者の予定が埋まっていて予定通りのお引越しができない場合も多いです。

 

【デメリットその2】営業マンは時期によって、お客さんに対応できる時間や内見数が変わります!

元営業マンとして謝ります。でも繁忙期はとにかく忙しいんです。

繁忙期は1組のお客さんにかけられる時間がどうしても少なくなってしまいます。次から次にお客さんが来てしまうのもありますし、問い合わせや内見の予約が入るので、時間を取った相談は難しいんですね。

忙しい営業マンの写真

このような事情があるので、何件も物件の内見がしたくても、繁忙期だと決め打ちした物件の見方になってしまうかもしれません。

私は拘りが強く細かいタイプなので、納得のいくまでお部屋探しがしたいです。私がお客さんだったらバタバタ焦って繁忙期にお部屋を探すよりも閑散期にじっくりお部屋を探したいと思います。

 

【賃貸安く引越す方法④】引越し業者を利用する際の安い時期は?

最後に引越し料金についてです。

荷造りをされたダンボール

引越し業者を利用する場合も同じように、高くなる時期と、安くなる時期があります。

安くなる時期の中でも、特にお得に引っ越せるのが11月。逆に最もお引越し料金が高くなるのが3月です。

以下に大手引越し業者に依頼して家族が都内から都内へトラック一台分の荷物を持って引っ越した場合の月別の料金をまとめてみました!

 

一月 120.000円
二月 200.000円
三月 450.000円
四月 350.000円
五月 150.000円
六月 100.000円
七月 200.000円
八月 250.000円
九月 150.000円
十月 180.000円
十一月 100.000円
十二月 140.000円

え、ちょっとまって、一番差があるところで35万円も違います!なんて恐ろしい!
オンシーズンのお引越しがどれだけ不利かわかりますね。

しかし、諦めないでください!オンシーズンでもオフシーズンでも引越し料金を格安にする3つのポイントをお教えします!

 

一番安い引越し業者を選ぶ

一番安い引越し業者を選ぶ女性

引越し業者に複数お問い合わせをして各社競合させてください。

これはオンシーズンでもオフシーズンでも可能です(^^)

A社は◯◯円でしたが、御社はおいくらでできますか?など言ってみると下がる可能性は高いですよ!

引越し比較サイトも意外とおススメです。

引越し比較サイトでは、何社分もの引越しの見積もりを取ることができます。競合させるのも楽になりますので是非お試しください(^^)

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引越し料金が安い曜日を選ぶ

引越し料金が安い曜日で人がいない街の様子

引越し料金が高いのは金曜日、土曜日、日曜日の休日祝日です。

週末しか都合のつかない人は仕方ないのですが、学生さんなどで曜日に融通が利く方は平日の方がお安く引っ越すことができます!

また、大手はやっていない会社も多いと思うのですが赤帽などの中小規模のお引越し業者は夜間の引っ越しもしています。

夜間は需要が少ないので比べ物にならないくらい安いです!おススメです。

 

引越しに必要な費用を安くする

これは簡単!運ぶ荷物を減らすことです。

今ではヨドバシカメラや無印良品なので新生活の時期に合わせて新生活の冷蔵庫、洗濯機、電子レンジのセット!などあります。

 

★安く済ませる極意!

例えば、家電ならGoogleで「新生活 家電セット」とか入力してると各社頑張ってラインナップを揃えています♪

※家電例:新生活応援 家電セット

新生活応援 家電セットの写真

 

※家具は安いものであればいくらでもありますが、数が多すぎて・・・だと思います

私は安くてある程度かっこいい家具ということで以下サイトを使っていました

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人気のアウトレット家具がおしゃれで安い通販はイーリビング本店 

人気のアウトレット家具の写真

 

これが驚くんですが、引っ越しで送るよりも安い場合があります。

実家からベッドやタンスなど持って一人暮らしをする方も同様です。

荷物を少なくすれば自然と引っ越し費用も下がります。是非断捨離と思って荷物を減らしてからお引越ししてみてください。

 

【賃貸安く引越す方法⑤】まとめ

如何でしたか?(^^)
契約金やお引越し費用を安くする方法をまとめてみました。ここでおさらいです。

 

【家賃を値切りやすい時期はオフシーズンの6月から9月!】

【オフシーズンのデメリットは物件数が少ないのと新築物件が少ないこと!】

【オンシーズンのメリットは物件数が多いこと!新築物件があること!】

【オンシーズンのデメリットは契約金や引っ越し料金が高くなり物件がなくなるスピードも早いこと!】

【引越し料金がもっとも高くなる時期は3月と4月でもっとも安くなる時期は11月!】

結果一番安くお引越しできる時期は【6月〜11月】ということになりました(^^)不動産業界と引っ越し業界は密接した関係にあって、繁忙期、閑散期は同じ時期だったんですね〜!
みなさん悔いのないお部屋探しをされてくださいね〜(^^)ノそれではまた!