- 家を借りるのに保証人いないとダメなの?
- 保証人代行サービスの審査ってどんなコト見るの?
- え、証会社と保証人代行サービスって違うの?
- 保証料の相場っていくら?
皆さんはお部屋探しをしていく上で「保証会社」とか「保証人代行サービス」などという言葉を聞いたことあると思いますが、これって意味が全然違うことをご存知ですか?
分かりそうで以上のように分かりづらい「保証会社」と「保証人代行サービス」の疑問を解決していきます!
【賃貸の保証人代行①】賃貸契約時に保証人って必ず必要?
結論からお伝えすると”必ず必要”とは限りません。
大家さんや管理会社の方針次第ということです。
例えば、保証人は付けられないけど敷金を2年分預ければ入居を許可しますとかあり得るからです。
但し、98%は保証人必須だと思っていたほうが良いと思います。
理由を以後、説明していきます。
まずは基本的なことから説明していきたいと思います。
連帯保証人の必要性は、大家さん(貸主)の立場から考えると分かりやすいと思います。
大家さんからすると、家賃を滞納されたり部屋の破損やトラブルなどで設備を壊されたりしたら大変困ってしまいます。
入居者が行方をくらませたり、支払い能力がないと本当お手上げ状態になってしまうんですね。
大家さんはローンなどでマンションやアパートを建築し家賃収入を見込んでローンの返済を考えていきますので家賃収入がなくなるだけでなく修繕費用も発生してしまったら大赤字になってしまいます。
しかし、連帯保証人がいれば入居者が居なくなっても支払い能力がなくても確実に家賃や修繕費用を回収することができます。
ですので保証人はほぼ必ず必要なのです!!
勿論、保証人に値するものは必要となるのですが、親族で保証人としての資格がある人がいなかったり、高齢化や核家族化で保証人をたてるのが難しい方が大勢いらっしゃるんですね。
そんな方が使うのが保証人代行サービスです。
それは次でその、”保証人代行サービス”を詳しく説明させて頂きますね!
【賃貸の保証人代行②】保証人がいない時に利用する保証人代行!審査や流れはどうなるの?
まず保証人代行サービスを使える物件と使えない物件があることを頭に入れておいてください!※今は殆ど保証会社と提携しているので”保証会社加入必須”になっているはずです。
古めの不動産屋さんで保証会社と提携していない場合のみに当サービスを使う事があると頭に入れておきましょう。
その際は、保証人がいないので保証人代行サービスを使って入居したいと営業マンにしっかり伝えてからお部屋探しをしてください!
お部屋が見つかってからの流れは、保証会社の時と非常に似ています。
1.保証人代行サービスの申し込み及び物件の申し込みをする
この際、申込書に記入する内容は賃貸借契約の申込書も代行サービスも大体が同じです。
氏名、住所、電話番号、勤務先など一般の申し込みと同じ情報があれば問題はありません。
2.保証人代行サービス及び物件の審査
審査開始です。
審査中に保証人代行サービスの会社から勤務先の会社への在籍確認の連絡や緊急連絡先への確認の連絡がいきますのでその旨を会社や緊急連絡先に伝えておきましょう。
さて審査の基準についてです。
収入と家賃のバランス
保証会社の審査では賃貸物件を借りるのと同じく、収入と家賃のバランスが重要になります。
収入に対する家賃の比率の目安は3割ほどではありますが、保証会社によっては2.5割を目安としている場合もあります。
身の丈より少し低めの家賃帯の方が審査に通りやすいと言えるでしょう。
クレジットカードなどの信用情報(CIC・JICC)
信販系の保証人代行サービスであれば審査時にクレジットカードなどの個人信用情報を照会することができます。
ほとんどの保証会社はクレジットカードなどの個人信用情報は見れません。
クレジットカードの審査に不安がある方は!
信用情報を使って審査をしているかどうかを見極める方法があります。
それは申込時に記入する申込書に「個人信用情報機関の利用等に関する同意条項」と書いてある場所があります。
その中に「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」や「株式会社日本信用情報機構 (JICC)」などの会社名が入っていれば、あなたの申し込みしようとしている保証会社はクレジットカードなどの信用情報の照会をして審査することが考えられます。
自分の個人情報が今どうなっているのか、いつからブラックリストから消えるのかを見る方法もありますので是非参考にしてみてください。
無職、アルバイト、ブラックのかたも要件を満たせば審査は通過する信販系以外の保証人代行サービス会社もありますのでご安心ください。
借主(入居者)の内容
これは勿論当たり前ですが、普通の賃貸契約と同様、借主の職種や年齢、緊急連絡先なども審査の対象となります。
また保証人代行サービスは過去に審査した申込者や滞納者のデータなどを全て保存してます。
申し込みの際はこちらの過去のデータより検索をかける場合がありますので、過去に滞納や未納のある方は審査時に名前、生年月日を書けばバレてしまいますので審査通過は難しいでしょう。
しかし過去のデータというものは共有しておらず、各会社で保管しておりますので、申し込みをしたことのない保証人会社でしたら新規の審査として扱われます。
ですので八方塞がりの場合は営業マンと相談して様々な保証人代行サービスの審査を紹介してもらって受けてみてください。
【賃貸の保証人代行③】保証人代行サービスと保証会社の違いと比較
ここでは、似ているようで保証の仕方が少し違う「保証人代行サービス」と「保証会社」との違いに触れていきましょう。
《保証会社》
先程も書きましたが、今は殆どの賃貸物件は保証会社への加入が必須になります。
スタンダードなのはこの「保証会社」加入ということを覚えておいてください。
連帯保証人がいようがいまいが関係なく加入必須ということです。
なぜ今加入必須のサービスになったかと言うと、保証会社は”集金代行”をしてくれるからです。
入居者は大家さんや管理会社に家賃を払うのではなく、保証会社に家賃を払います。
そして、保証会社は管理会社や大家さんに家賃を支払います。※保証会社は入居者から家賃が払われようが払われなくても、管理会社や大家さんに家賃を支払います。
大家さんに対して入居中の家賃の滞納や未納などを保証する会社だから、「保証会社」というわけです。
保証料については、保証会社によって様々ですが、大体が家賃の0.5〜1ヶ月分が相場となっています。
保証会社は更新料がかかります。
入居後1年毎もしくは2年毎に1万円前後の更新料がかかります。
毎年かかるにしては結構な金額なので保証会社を決める前になるべく金額の事は知っておきましょう。
保証人代行サービス
保証人代行サービスとは今まで説明してきたとおり、連帯保証人としての役割そのものを法人が代行してくれるというサービスです。
保証人を代行するだけなので、”集金代行”などはなく、入居者は大家さんや管理会社に家賃を直接納めることになります。
よくあるケースだと連帯保証人がいない人でもス部屋が借りられるよう、その賃貸物件を管理している管理会社や、仲介に入っている不動産会社が、保証人代行サービスを提供しているケースです。
保証会社の役割は家賃という債務を大家さんに保証すること自体を事業にしていますが、保証人代行の場合は、不動産会社と管理会社が、入居者の入居を支援するために、保証人を代行しているんですね。
【賃貸の保証人代行④】保証料の費用相場を徹底検証
家賃保証システムの保証会社を利用する際、保証会社に何度か保証料を支払わなければなりません。
契約時にかかる《初回保証委託料》と更新時にかかる《保証委託契約更新料》です。
保証料はどの会社と契約しても同じということでは無く、保証会社やプラン内容、物件の金額などよって異なってきます。物件の契約にかかるお金もあるので、なるべく安く済ませたいですよね。
ズバリそんなあなたに相場は、、、
一般的に初回に支払わなくてはならない保証料の相場は、賃料の2割から10割ほど。
いや、殆どの場合、家賃の半月分が今の保証料の相場だと思って良いと思います。肌感覚ですが、、、、
そして更新料は毎年10,000円〜20.000円かかります。
ですので、例えば8万円の物件に住んだ場合の保証料は安ければ16.000円、高ければ80.000円、48.000円でしたら平均的な金額ということになりますね!
私の経験上ですと、《半月分》が7割、《一か月分》が2割、残りがその他という感じでしょうか。
【賃貸の保証人代行⑤】審査が緩い家賃保証会社ランキング
元不動産屋が選ぶ審査が緩いランキング!
第1位 フォーシーズ
圧倒的な承認率を誇ります!不動産屋が使いたい保証会社ナンバーワンです!自分の内容に自信のない方は迷わずフォーシーズにしてください!
ただ、滞納した際の建て替え手数料が他の保証会社より高額で、取り立ても厳しいです。取り立ての回収率が良いので、内容の良くない方でも承認できるのでしょうね。
2位 日本セーフティー
日本セーフティーは今現在、日本で最大手と言ってもいい保証会社です。
全国的な普及もしていますので、どの物件に使うことができるでしょう。
審査はフォーシーズには負けますが大手の中では緩く、日本セーフティは独立系保証会社といってクレジットカードなどの情報で審査するのではなく、審査に使う情報は自社のみの情報を見る事になるので、他で滞納や未納などがあっても、日本セーフティーを初めて使う人はほぼ審査に通ります。
3位 casa
casaも日本セーフティーと同じく最大手の一つです。
casaは外国籍の方や高齢者、生活保護の方でも問題がなければすんなり審査に通ります。
特徴としては外国籍の方のために『多言語コールセンター』を開設しており、他の保証会社より幅広いニーズに対応できるよう、窓口を広く構えています。
4位 日本賃貸保証
こちらの審査もとても甘いです。
あまり良いことではないのですが、源泉徴収や給与明細の提出がない場合が多いのである程度収入をかさましする事が可能です。
また身元がはっきりしていれば審査に通ります。
保険証や運転免許証などの必要書類がしっかり揃っていればまず落ちません。
ただこちらも独立系保証会社です。
過去に日本賃貸保証で滞納や未納のある方は審査に通りませんのでお気をつけください。
5位 全保連
こちらも審査が緩いのですが、全保連はLICCという保証協会の会員です。
会員だとなにがだめなのかというと、先ほどご紹介した日本セーフティーと日本賃貸保証は独立系と申し上げました。
なので日本セーフティーで滞納していなければ日本セーフティーでは契約できるのですが、全保連ではLICCの保証協会に登録している会社間でブラックリストの共有をしているので、全保連でブラックリストになっていなくても他でブラックリストに入っていたら審査に通らないのです!
ブラックリストに間違いなく入っていない自信がある方でしたら問題なく審査に通ると思います。ご安心ください。
不安な方にLICCの会員リストを載せておきますね!
全保連株式会社、アーク株式会社、アルファー株式会社、株式会社近畿保証サービス、興和アシスト株式会社、株式会社オリコフォレントインシュア、株式会社レジデンシャルサービス、エルズサポート㈱、ジェイリース株式会社、賃貸保証サービス株式会社、ニッポンインシュア株式会社、ホームネット株式会社、ランドインシュア株式会社、
こちらにあげた会社のブラックリストになってそうな方は全保連は控えてくださいね。
ただ全保連は保証料が安いのが魅力です。
ですので1から4位の会社よりはやや審査が厳しいですが5位にさせて頂きました!保証料はおよそ賃料の3割と、大手の中では最安です!
皆さん如何でしたか?
私も保証会社でお部屋を借りた事がありますが10万円もかからない事が殆どですし、よっぽどのことがない限り審査には通りますよ!
不安事がある方はまず担当の営業マンに相談してください!営業マンはあなたの味方ですよ!!
それではまた!