- 内覧時ってなんか注意するところあるの?初めてだから不安、、、
- 当日は私服でもいいの?スウェットじゃダメ?
- 無知すぎて不動産屋さんに何を聞けば良いのかすら分からない、、、
- そもそも内覧しないと契約はできないの?
本日は以上の疑問を解決していきます!!
【賃貸内見ポイント①】当日の流れを教えて!!
特に初めての内見される方は結構不安なのではないかと思います。
当日の流れをザックり押えて、当日のイメージをしておきましょう。
その不安は、きっとすくなるはずです^_^
1.物件探し
まずはアットホームやスーモなどの、いわゆるポータルサイトなどで目当ての物件を探しますね。
ここでポイントです!
《既に住みたい駅が決まっている》のであれば、その駅にある不動産屋さんに訪れることをお勧めします!!
理由としては、地場の不動産屋はポータルサイトに掲載されていない物件情報を持っていることが多いからです。
不動産業界は人と人との関係で繋がっていることが多いです。
大家さんは「どうせお願いするなら、昔から付き合いがある不動産屋さんに仲介をお願いしたい!」という場合も少なくありません、というより本当に多いと思います。
そのため、駅が決まっている方は地場の不動産屋さんにお願いすることをオススメします。
しかし、逆に《新宿から20分以内などザックリしたイメージ》でお探しでしたら新宿・渋谷・池袋などの大きな駅にある不動産屋さんを訪れると良いでしょう。
理由としては特定の駅の業者さんは東西南北どこでも内覧をさせてはくれません。
例えば三軒茶屋駅の不動産屋を訪れたとします。
アットホームで見た上野駅の物件と三軒茶屋駅の物件を見せてください!と言っても「上野は範囲外でご紹介できません」と言われてしまうでしょう。
しかし大きな駅にある不動産屋さんはフットワークが軽く東西南北の駅の知識がありますのでどこの駅でも紹介可能です。
ざっくりと
安いエリアを探したい!
〇〇大学に通いやすい場所に住みたい!
くらいのイメージでしたら大きな駅の不動産屋さんに行ってください。
お目当ての物件の不動産屋さんがどこにあるのか分からない方はアットホームやスーモの物件情報の一番下を見てもらうと掲載元の不動産屋の名前や住所が載っているのでそちらを確認してください!
2.予約
お目当ての物件や行くべき不動産屋のタイプが決まったら次は予約です!
電話かメールで出来ます。即日で内覧したい方は電話がおススメです。
アポイントと取ったら予約をした不動産会社を訪問してください。
内覧しないと契約しなきゃ?とか思うと思いますが、全くそんなコトを気にする必要はありません。
引越しは3ヶ月後ではあるんですけど見るだけ見に来ました、とか不動産屋にいたころは結構多かったですし、そういったお客さんも今回の内見の接客態度次第でまた来てくれるかも、と内見だけでも嬉しいものです。
面倒だと思っている営業マンがいるとしたら、その営業マンは2流です。気にしないで、予約しちゃいましょう。
3.来店
内見にかかる時間はトータルで3時間程度です。
不動産屋さんの営業時間は大体10時〜19時までなので1人に使える大体の時間が決まっており1日に見れるお部屋の数は時間的に3〜4件が限度です。
あまりに見過ぎてしまっても一件一件のイメージを忘れてなにがなんだか解らなくなってしまいますし、複数に見たいお部屋がある場合は別日にアポイントを取り再来店しましょう。
先程も言いましたが、その日に納得のいく物件がなければ決める必要は全くありませんので!笑
【賃貸内見ポイント②】服装はなんでもいいの?前準備について
服装に決まりはありません。
売買マンションですと高額な取引になりますのでスーツの方などいらっしゃるようですが、賃貸を内覧する方は学生さんも社会人の方も皆さんラフな私服でいらっしゃっています。
特に準備して構える必要はありませんが内見にあると便利な持ち物をリストにまとめてみました。
- 筆記用具
- メモ
- メジャー
- カメラ
- スリッパ
家に帰っても思い出せるように筆記用具を持って行くと便利です。
またカーテンのサイズを測ったり、今自分が持っている家具や家電が物件のドアから入るか、どの程度荷物を新居に持って来られるか知るためにもメジャーは持って言った方が良いでしょう。
大体営業マンがもっていると思いますが、ダメな営業マンも稀にいますので(笑)
退去したばかりの物件はクリーニング前という場合もあるので気になる人はスリッパを持っていきましょう。
【賃貸内見ポイント③】現地での物件チェック項目はコレ!
ポータルサイト等の写真だけではわからないことが多くあります。
内見に行った時は気づかなかったけど、いざ住んでみると不便だったりすることもかなりよくあります。
入居後に後悔しては遅いので、最低限の注意点だけは頭に入れて内見い備えましょう!!
日当たりを確認
これは意外と見落としがちです。
図面に南向きという記載があるだけで安心してしまう方がとても多いです。
日当たりが欲しい方は必ず日中に内覧されることをオススメします!
日中ですと陽の差し方までしっかりわかりますし、周囲の建物の状況も解りますので。
南西に大きなマンションが建っていれば南向きでも午後は殆ど日が入らない場合もあります。
是非確認してください!
共有スペースの確認
ゴミ捨て場や集合ポストなどの共有スペースは実は大きなチェックポイントです。
なんのチェックかと言うと、住んでいる人の民度や管理会社がしっかり管理しているかのチェックになります。
ポストからチラシが溢れていたり、ゴミの曜日を守らず粗大ゴミの不法投棄なども目立つ物件は避けた方が良いでしょう。
においの確認
これは私の実体験でもあるのですがマンションの一階がテナントなどで飲食店が入っていると要注意です。
たとえば中華屋さんやインド料理屋さんなどが入っていると臭いが充満していて洗濯物や最悪の場合はお部屋にまで、においが移る場合があります。
飲食店ですと虫が排水口から上がってくる場合もあります。
これは私の場合なのですが1階のテナントがタクシー会社の事務所だった頃には虫なんて見たことなかったのにピザ屋がテナントに入った途端に下水から虫が侵入してきました。
7階だったのに、、。大変恐ろしい目にあいました、、。
においの確認は怠らないでくださいね!
においの場所には奴らがいます!(笑
設備に不足はないかどうか
皆さん入居してから気づくのがずばり!《エアコン》《照明》《ガスコンロ》の有無です!
照明は夜に内覧すれば気付けるのですが、日中はなかなか気づけません。
内覧時にエアコン、照明、ガスコンロがなければ、それはあなたが用意しなければなりません。エアコンと照明とガスコンロを揃えたら10万はすると思います。
こちらもご確認ください!
契約書で絶対に確認すべき事の中の、”【賃貸借契約書の注意点②】知って得する『設備と残置物』の扱い”についても、もっと詳しく書いています。
目視で、”エアコンあるな〜”はかなり危険です!!
なぜ危険なのかも書いていますので以下記事も参考にしてみて下さい。
あとは設備ではないですが窓の確認も大事です!
サッシが古いと通気性が良く隙間風が入った状態になってしまいますので内覧時に気づいた場合はサッシの交換が出来るかどうかなど訪ねてみましょう!
遮音性は高いかどうか
遮音性も大切です。レオ○レスの欠陥住宅問題もありましたよね、、、、まぁ確かに学生の頃はよく壁が薄いとか聞いたことがあります。笑
遮音性の確認は簡単です。
上下左右の部屋が空室ならそちらから営業マンの方に壁を叩いてもらったり、飛び跳ねてもらったりしてください。
上下左右が空いていない場合は営業マンに廊下を歩いてもらって外の音がするかどうかなど確認してください。
家具を入れると遮音性はかなり高まりますので、空室の状態で外の音が気にならなければ遮音性は高いと言って良いでしょう。
【賃貸内見ポイント④】不動産屋に聞いておくべき事まとめ!
不動産屋は都合の悪いことは言わないことが多いです!
もちろん、事故物件で告知事項があることを言わないことは違法ですが、
細かいことに関しては契約を決めたいので黙っておくことがあります。
例えば、先程の日当たりの件でも夜に内見した時には、気にしていないと昼日当たりがどうとか意外と気づかないことがありますが、
不動産屋さんはそれが分かっていて「昼は日が当たりません」と言わなくても違法にならないことが多いです!
そういったことが起こらないために、不動産屋に聞いておくべきコトをいかにまとめましたので参考にしてみて下さい。
どれくらい空室だったのか?
どれだけ空室だったのかを知ることが出来れば、物件のメリット、デメリットを冷静に見ることができます。
例えばあなたの内覧している物件が不動産屋が一番忙しいオンシーズンに空室だったのに、誰にも選ばれずオフシーズンに突入した物件であれば皆が選ばなかった訳があるのでしょう。
あなたがそれに気付けなくても訳あり物件として候補から除外してもいいかもしれません。
同じ物件にはどんな人が住んでいるか?
これはあまり詳しく聞くと個人情報なので、、と教えてもらえないので軽く聞きましょう。
男性ですか?や隣は一人暮らしですかね?とか。
さらっと聞くと案外さらっと答えてくれます。
まぁでもこれは、仲介業者じゃわからないこともあるので、「管理会社に聞いてもらえませんか、痛い目にあったことがあって、、、、」とかどうにか探ってみるべきだと思います。
単身用物件ではあまりありませんが、隣が小さい子供のいる家庭だったりすると騒音や泣き声などに悩まされることになるかもしれません。
大体住んでいる人は把握しておきたいですね。
ネット環境の有無
賃貸の図面を見ているとインターネット対応、インターネット接続可能、完備、無料などとさまざまな記載がされていると思います。
全て無料っぽい響きじゃありませんか?
しかしその”無料”にも無料と無料でないものがあります。
そちらについてご説明していきます。
《インターネット対応》
建物の回線工事は完了している状態を指します。インターネットの専用回線を備えているマンションのことです。
こちらの場合は入居して回線に挿せばすぐにインターネットが使えそうなイメージですが違います。
工事を申し込み自分の部屋まで回線を引き込む必要があります。もちろんこの工事にかかった工事費は入居者の負担となります。《光ファイバー対応》《インターネット接続可能》という記載も同義です。
《インターネット完備》
これは上記のインターネット対応の状態にプラスして、プロバイダとの契約も済んでいる状態のことを指しています。
つまり、入居後すぐにLANケーブルとパソコンさえあればインターネットに繋げることができると言うことです。
入居後すぐにインターネットが利用可能です。
工事費や毎月のお金がかからないのがインターネット完備です。《インターネット無料》もこちらと同義です。
【賃貸内見ポイント⑤】内見しないで契約ってダメなの?
結論から申し上げると物件によりますがダメではありません!!
90パーセントくらいの物件は内見しなくても契約ができます。
残りの10パーセントは内見して欲しいという大家さんや管理会社の意向ですね。
大体の物件は大丈夫なので安心してください!
このケースは私が担当していたエリアは有名大学近くの駅だったのでザラにありました。
なぜザラにあったのかというと地方の方は大学進学のためにお部屋探しをしたいんですが、わざわざお部屋探しのために不動産屋まで来る費用が勿体ないんです。
隣の県とかならまだしも、北海道から家族でお部屋探しにくるなら滞在するでしょうし何十万もかかってしまいますよね。
その為何度も内見しないで契約して頂いたことがあります。
内見に来られない方は不動産屋さんにそれをしっかり伝えてください。
そして条件を伝え
- 物件図面
- 物件外観写真
- 物件内装写真
- 物件の最寄駅の写真
- 駅から物件までの地図
などをまとめて送ってもらってください。
物件も大切ですが周辺の情報はより大切なのでしっかり確認してくださいね。(スーパーの有無や近くに飲み屋などがあると嫌な方はそのあたりの街の雰囲気も聞きましょう)
あなたが問題なければ申し込みに入ります。
FAXやメールなどで不動産屋さんに申し込み書を送ってもらい申し込みをし必要書類を発送し契約まで運んでください。
不動産屋さんによっては契約すらも郵送でしてくれるところもあります。
原則不可ですが、営業マンとあなたの信頼関係が出来ていれば便宜を図ってくれる場合もありますので、対応はしっかりした方が何かとお得でしょう!
でも、内見なし契約は本当にオススメしません!!!
なぜなら、なにか部屋に不具合があっても、入居後・契約後にはキャンセルできないからです
大げさにいうと、壁がめちゃくちゃ汚れていたとしても、”生活できないほどの大きな問題”でなければ張替え交換してくれません。
基本的に”それを承知で契約したんでしょ?”と言われることが多いですし、不具合を直してくれないこともザラです。
如何でしたか?
初心者だからといって不動産屋さんに舐められないように、しっかり情報を身につけて正しく損のないお部屋探しをしてくださいね〜!それでは!