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こっちが悪い前提で話してくる管理会社の話

“29歳 女性です。九州から転勤の為神奈川に引っ越してきました。既婚で、引越しの際子供はいませんでした。
1LDKの賃貸物件でオートロック付き、オール電化、トイレ風呂別、温水便座、給湯器付きの物件です。
金額は普通の1LDKに比べてやや高めの物件ですが、設備や機能の良さにひかれて入居を決めました。
私も夫も九州以外に住むのは初めて&神奈川を訪れるのも初めてでした。
右も左もわからない状態で地図と不動産業者を頼りに会社から近い今の場所へ住居を決めました。

不動産会社は、地域密着型業者という感じでしたが、管理会社は某有名業者だったので安心して契約しました。

今回、私たちの契約形態は、会社が契約、家賃も会社が支払いという形でした。

引越し当日、九州から神奈川まで車で移動してきました。
引越し業者の到着は翌日の予定だったので、その日はホテルに泊まることになっていたのですが、家の状況確認の為と部屋の家具配置の為にお部屋へ行きました。
電気、水道、ガスは契約済みだったので、全て使えるか確認の為でもありました。

が…

水は出るのですが、お湯が全く出ません。
管理会社に電話すると、「やり方が悪いのではないか、もう一度説明通りにやって下さい。」とあたかも私たちが悪いかのような口振りです。

しかし何度試すも、お湯は出ず…給湯設備も動いてもいない…

引越し日は3月とまだ肌寒い時期だったので、お湯がでないと困ると思い、早急に対応を依頼しました。
しかし、休みの日で担当者がいないから、対応出来ないので、翌日かけなおすということでした。
その時点でやや不満だったのですが、休日だし、怒っても仕方ないので待つことにしました。

そして更に翌日、担当者から連絡があり、すぐに管理会社が依頼した業者の方がやってきました。

調査の結果は、給湯器本体の故障とのことです。
給湯タンク一式の交換が必要でした。

オール電化で給湯設備が使えないからお風呂も沸かせません。
シャワーももちろん使えません。
水道からは水しか出ません。

長旅で疲れているにも関わらず、最悪な状況でした。

管理会社へ「いつ直りますか?」と聞くと、「一式交換になるから早くても一週間くらいはかかります。」とのこと。
「その間はお金を払うから近くの銭湯へ行って下さい。」と言うことでしたが、お金の問題の前に、他県から引っ越してきたばかりで周辺の地理が全くわからない&知り合いもいない私たちで、頼りに出来るものはネットのみです。

必死にネットで調べるも、近くには昔ながらの銭湯しかありません。
お世辞にもキレイとは言えず正直、入るのも嫌でしたが、毎日通うことを考えると近場が良いので我慢しようと思いました。

しかし、「領収書が発行出来ないから、領収書が発行できる場所へ行って下さい。」と言うことで、大きめのお風呂を探すも隣の区にしかなく、毎日仕事帰りに車で30分移動してからの入浴です。毎日ノー残業、定時ダッシュで帰ってもお風呂に入れるのは19時くらい。
それから帰宅してご飯は21時くらい。
疲労とストレスでへとへとでした。

また、まだまだ肌寒い時期、朝晩は冷え込みます。
そんななか中での冷たい水での家事、顔を洗うにも冷たい水…

そんな状態を続けること一週間。約束の1週間たっても連絡がありません。

しかたなく、こちらから連絡しました。

すると、大家さんと管理会社どちらが給湯設備代を支払うかでもめていて、いつ直せるかの目処が立たないとのこと。
高額なので、気持ちはわからなくはないけど、こちらとしては、納得出来ません。

しかも、早くて後1か月はかかるとか言うではないですか。

もう頭にきていましたが、呆れて文句を言う気力もなく…
また、会社契約でしたので、あまり苦情を言いにくいという気持ちもありました。

それから更に1週間かかりました。

すると、連絡が!!
修理の目処がたち、幸運?なことに下の部屋(1K)が空いたのでお風呂はそちらを使って良いと言われました。

とりあえず、毎日の移動がないだけでも気持ちが楽でした。

しかし、ここでも問題がありました。

なんと、前の住人が使用した部屋の状態のまま私たちに使わせようとしていました。

さすがにこれには頭にきて、文句を言いましたよ(笑)

そしたら、部屋を掃除するから数日待ってくれとのこと。(内心、あたりまえだろと思いましたが我慢しました)

さらに、そこから下の部屋のお風呂に通うこと1か月。

ようやく修理完了です。

結局、移動にかかったタクシー代(実際は車でしたが、タクシーに換算しての支払い)、お風呂の入浴料を後払いにて出して頂きましたが、修理日に有給を2日使い、毎日ノー残業の日々と仕事にかなり支障をきたしました。
また、約2か月間、毎日の食事の片付けや日常生活を、水で行い家事に対するストレスがかかりました。

入居中に壊れたのであれば、この対応はまだしも、入居した日に使えなかったのにこの対応には正直呆れました。

その間のお詫びの電話はあるもの棒読みな感じです。手紙は実費請求の用紙と一緒に短文かつ子供が書いたかのような雑な字で読みづらいととても謝罪には値しないものでした。

初めての県外への引越しは最悪な思い出に終わりました。

今回トラブルの中で盲点だったのは、
㈰トラブルが起きて修理が必要な場合、修理業者が平日しか対応できない場合がほとんどなので仕事に支障をきたすこと

㈪修理費は管理会社&大家さんもちになるにしても、それ以外にかかった費用は、実費精算となり建て替えが必要だということ

です。とくに㈪については、私たちのケースで言えば、1週間2万円近い立て替えが必要となりました。
引越しでお金がかかった後での出費はきついなぁと思いました。”