- 管理会社ってどんなことしてくれるの?
- 管理会社とか不動産会社とか管理会社とかどういう事?わかりやすく教えて!
- 仲介会社と管理会社が同じ?違うってこの間聞いたけど、、、、
今回は以上の疑問について解決していきましょう!
【管理会社・仲介会社・不動産会社の違い①】『管理会社』ってそもそも何?仕事内容は?
賃貸物件を借りるときにお世話になるのが不動産屋さんですね!
普段私たちは何気なく不動産屋さんと呼ぶことが多いと思うのですが、細かく分けると何の業務を行なっているかによって、不動産屋さんは「仲介会社」や「管理会社」と名前を変えて呼ばれることがあります。
皆さんは、それぞれの違いや役割をご存知ですか?入居してから困ったことが起きたら、連絡すればいいのは仲介会社ですか?管理会社でしょうか?
今回はそんな「不動産会社」「管理会社」「仲介会社」の関係性や役割について解説していきます。
結論から申し上げると、『仲介会社』も『管理会社』も『不動産会社』に分類されます。不動産会社とはジャンルなだけであって、細かく分類すると仲介会社と管理会社があるんです。
まずは管理会社とは入居者に対してどのような役割をする不動産会社なのかご説明していきます。
管理会社とは大家さんの代わりに不動産つまり賃貸管理することを主な業務とした不動産会社のことです。大家さんとは賃貸経営している人のことです。
管理といっても非常にたくさんの業務があります。
管理会社がどこまで担当するのかは、大家さんと管理会社の契約の内容によって異なってくるのですが、大体は入居者の募集から退居までの一連の業務を管理会社がおこなっています。
その他入居者のトラブル、苦情への対応や家賃の滞納がないかの集金業務、滞納があれば催促状を入居者に出すのも全て管理会社です。
退去した後のクリーニング業者の手配も全てです。
また物件の維持管理も管理会社の大事な仕事です。
共有スペースの電気が切れていたら交換したり、エントランスが汚れていたら掃除します。不法投棄物があれば撤去を呼びかけて誰も現れなければ管理会社が撤去します。
つまり管理会社とは【あなたが物件を契約してから退去する日までお世話になる会社の事】です。掃除など大家さん的な事もするので物件で遭遇する事も多いと思います!仲良くしておいて損はないでしょう!
【管理会社・仲介会社・不動産会社の違い②】コレで納得!不動産業界の全体像
まだイマイチ『管理会社』『仲介会社』の違いわからないですよね、、、、何が引っかかっているのかも含めてここで解説していきます!
不動産業界の全体像が分かればかなりクリアになると思います!
実際に不動産の募集から入居者が部屋を見つけて契約するまでの流れに沿って解説していくと分かりやすいと思いますので参考にしてみて下さい。
不動産業界の全体像について、おおまかな流れをまず箇条書きでご説明します!
・大家さんが入居者の募集を管理会社へ依頼(①、②)
↓
・管理会社が仲介業者へ入居者の募集を依頼(③)
↓
・仲介業者が入居者を探し契約まで運ぶ(⑤)
↓
・管理会社と入居者の契約
↓
・入居者が入居する
↓
・管理会社や大家さんに家賃が毎月支払われる。
※上記①〜⑤に関しては、以下図(入居者がサイトを見るまでの全体像)の①〜⑤に連動しています。
この6つのステップが全体像になります。
つまり不動産の賃貸契約の中には大家さん、管理会社、仲介会社、お客さんが登場するんですね!
これ、なんで分かりづらくなっているかというと、②の管理会社と④の街の不動産仲介屋が同じ事があるからです。
では、そこら編を紐解いていくために、まず「仲介会社」の定義を確認しておきましょう。
【仲介会社とは】
管理会社とお客さんの仲介を行う不動産屋さんの事を仲介会社といいます。物件を所有する大家さん及び管理会社から物件募集の依頼をもらい、この物件にあったお客様を見つけ契約してもらうまでが仲介会社の仕事です。
あなたが実際に賃貸サイトから物件の内見を申し込んで訪れる不動産会社の多くは、この仲介会社(④の街の不動産会社)と呼ばれるものです。
ここでポイントは、上記でお伝えしたとおり、②の管理会社が直接物件の仲介もしている場合があるということです。
通常の場合
通常であれば、入居者側から見てみると、内見のお申し込みから契約までは仲介会社にお世話になり、入居から毎月のお支払いから退去までは管理会社にお世話になるという事です。
ちなみにこの場合、お金の流れについてですが、入居者が払った初期費用の内、仲介手数料は仲介会社のものになり、敷金や礼金は大家さんのものになります。
管理会社は大家さんから別途成約報酬や管理委託料をもらう形でこの関係が成り立っています!
管理会社と仲介会社が同じ場合
ですが、管理会社が仲介もしている場合、管理会社が内見〜退去まで全部行うということになります。
ということは、仲介手数料が浮くので初期費用が安くなるということが有りえます。
中には、仲介手数料を取ってくる管理会社もあるので確認してみてください。
★管理会社の見分け方
以下はHOMESの物件詳細画面なのですが、「コレ」と書かれているところが「代理」と書いていたら管理会社の可能性がかなり高いです。
不動産業界の全体像をなんとなく解ってもらえましたか?
大家さんと管理会社で完結すればもっとシンプルなのですが管理会社は管理の仕事もありますし、仲介会社の方が物件を素早く成約するためのノウハウがあるので、上記の【通常の場合】の形とっているようです。
住んでいるところの管理会社がわからない!調べ方は?
入居してから様々な問題が起きると思います!
水漏れしてどうしよう!!とか基本的なごみ出しの日や駐輪場のルールなど住んでみてから知らなかった事に気づく方も多いのではないでしょうか?
困った事があったら仲介業者ではなく、物件の管理会社に連絡をしてください!
とはいっても、いざ連絡しようとすると管理会社の連絡先が分からない!!ということもあるのではないでしょうか。
それでは管理会社の調べ方を解説していきます!
調べ方1【契約書を確認する】
まずは、入居時に管理会社からもらった契約書を確認してみましょう。
契約書には必ず管理会社の署名捺印をする欄がありますので、そちらで連絡先を知ることができます!
調べ方2【物件のエントランスや共有スペースを確認する】
もし契約書がどこにあるか解らず、紛失してしまった場合などは、お住まいの物件のエントランスや共有スペースなどをチェックしてみてください。
例えば住民に対してのゴミ出しの改善のお願いや不法投棄の自転車の撤去をお願いするチラシが貼ってあったら、そのチラシの下に書いてある連絡先が管理会社の可能性か高いです。
大家さんの場合も稀にありますが、大家さんなら管理会社の連絡先はわかりますのでそこで聞くのも良いでしょう。
また、もしあなたの住む物件に空室の部屋がある場合は外から見てわかりやすい場所に、賃貸物件の入居募集の広告がかかっている場合も多いです。
そこに管理会社名と連絡が掲示してあります。
ただし、管理会社ではなく仲介会社の連絡先の場合もありますのでよく確認してみましょう!
調べ方3【ネットで調べる】
大きなマンションとかだと、Googleで検索して「(マンション名) 管理会社」とかで電話番号とかまで出てくることもあります。
取り扱い物件の多い管理会社ランキング!!
今回の記事で管理会社はいかに長い付き合いをしなければならないかが、解りましたね!
賃貸物件を探すにあたってどこの管理会社の物件かも非常に重要です。
おまけ的要素ですが、今回は取り扱い物件の多い管理会社ランキングと共にその会社の物件の特徴や口コミも併せてご紹介していきます!
1位 大東建託グループ
物件管理数第一位は大東建託グループです。いい部屋ネットのCMでもおなじみですね。
大東建託グループは独特な可愛らしいデザインの物件やメゾネットタイプのお洒落な物件が多いので若者に人気です。
【大東建託グループ:口コミ】
敷金、礼金、更新料がかからない物件が多かったです。退去時にクリーニング代が五万円程請求されましたが、初期費用のなかった自分には助かりました。(20代男性)
2位 積水ハウスグループ
積水ハウスも人気のブランド、シャーメゾンシリーズがあります。防音性・耐震性に優れ積水ハウス特有のスマートな外観は人気がありますが、賃料がやや相場より高い印象です。
その代わり設備面がしっかりしていますし、アパートでも共有スペースはマンションのようにしっかりしていますので、少し値段が張ってもしっかりした物に住みたい方にはオススメです。
【積水ハウスグループ:口コミ】
シャーメゾンに2年住みました。家賃は高かったですが、建具やお風呂やキッチンすべてのクオリティーがよく、まるで戸建に住んでいるかのようでした。(30代女性)
3位 レオパレス21
第3位は今話題のレオパレス21です。音の問題などがよく話題になります、、、、
レオパレスでは新しいブランド『MIRANDA(ミランダ)』と『CLEINO(クレイノ)』を立ち上げました。遮音性はもちろんのこと、安心安全でお洒落な物件をテーマとしたブランドです。
【レオパレス21:口コミ】
クレイノに住んでいました。驚いたのがLeo-LINK(レオリンク)というスマートフォンで家電や家の鍵を遠隔操作できるアプリです。携帯一つで鍵を閉めるのもエアコンの室温調整も出先でできることが非常に便利でした。(20代男性)
4位 大和リビング
戸建のメーカー大和ハウスの賃貸版です。こちらも積水ハウスグループと同じく、設備は良いですが割高な物件が多いです。キッチンなども単身向けの物件でも立派な物が装備されている物件が多いです。大和リビングの物件には特典があります。D-room +と言って、新生活をもっと楽しく、もっと快適にするための特典です。オンラインの英会話サービス「web英会話」、電子書籍サービス「D-room Books」、日経BPビジネス動画セミナー、クラウド収納サービス「サマリーポケット」、キッチン & English、「music.jp books」、「music.jp 動画」の7つから、好きなサービスが最大3つ選べます。
5位 スターツグループ
スターツグループと言われるとピンとこない方も多いかもしれませんが、ピタットハウスを運営している会社です。
ピタットハウスはフランチャイズですので、店舗での対応の良し悪しはあるようです。しかし全国に600店舗以上ありますので、情報量はすごいです。
家賃をカード払いすることも出来ます。
あと、これは私の経験談なのですがピタットハウスはかなり審査が厳しいです!
実際私が入居しようとした訳ではないのですが、ピタットハウスが私の勤めていた不動産屋の向かいの道路にあったんですね。
なのでピタットハウスの審査に落ちた人々が私の勤める不動産屋にくる流れがありました。特に普通の内容のお客様だったのですが。それだけピタットハウスは審査が厳しいのでしょう!
【スターツグループ:口コミ】
クレジットカード払いが出来るのが良かったです!毎月8万円家賃で支払うのでポイントがザクザク貯まり旅行に行くことができました!(20代女性)
皆さん如何でしたか?
お部屋探しに出てくる、管理会社と仲介会社の違いご理解頂けたでしょうか?
管理会社とは長い付き合いになりますのでしっかりした会社を選んでくださいね!
それでは、また!