賃貸に向いている人のことを知りたい女性

後悔しないための賃貸物件の探し方のコツ!良い部屋を安く見つける方法

  • 私の収入だと家賃はいくらがいいの?

 

  • 内見の時にチェックするポイントは?

 

  • 初期費用を安くするコツはあるの?

 

  • 不動産屋に聞いておいた方が良いこととは?

 

今回は以上の疑問について解決していきたいとおもいます!

 

【賃貸物件の探し方①】収入からみる家賃の目安は?

【賃貸物件の探し方①】収入からみる家賃の目安をしりたい子供

いざお部屋を探そうと思っても、高い金額を出せば当たり前ですが良いものが出て来ますし物件にどのくらいお金をかければ良いのか難しいところですよね。

実は物件審査の基準にもなっている収入からみる家賃の目安があります!

それは【手取り収入の3分の1】です!

 

例えば月収が手取り20万だとします。家賃に使える金額は6万5000円ほどが妥当でしょう。

なぜ3分の1かと言うと無理なく家賃滞納なく暮らせるラインが3分の1だそうです。

 

東京の方は「東京で一人暮らしする時の目安家賃は?収入別徹底比較」」も参考にしてみてください!収入別にオススメの地域も紹介しています。

 

もう少し頑張れば支払いができそうな感じがしますが、家賃の他にも食費や水道や光熱費など生活するには色々とお金がかかってきます。

【東京での一人暮らし】24歳の私の生活費を公開!全国の平均と比較」で東京での一人暮らしの際の生活費と全国平均も参考にできるので合わせて読んでみて下さい。

 

また、今後転職したり病気で働けなくなる期間もあるかもしれません。

そんな時でも家賃が払い続けられるかもポイントになってきますので、3分の1を超えないようにすれば間違いないでしょう。

 

よく見落としがちなのが管理費や共益費といった費用です。こちらも家賃と同じく毎月発生しますので家賃と同等の扱いだと考えてください。

賃料と管理費込みで3分の1に収まるようにお部屋探しをしていきましょう!

 

【賃貸物件の探し方②】サイトで見ておくべき物件項目

【賃貸物件の探し方②】サイトで見ておくべき物件項目ーHOMES賃貸サイトSUUMO  賃貸サイトーマイナビ

賃貸サイトでお部屋を探す時に皆さんどこをご覧になりますか?

多くの方が賃料や物件の外観や内装の写真をご覧になると思います。

しかしいくら綺麗で素敵な物件でも写真だけでは解らないこともたくさんありますし、それだけ見ていると痛い目を見るかもしれません!

 

不動産屋として、是非チェックしてもらいたい項目をまとめてみました!

 

SUUMOとかHOMESとかサイトによっても特徴があるので、「賃貸検索サイトの比較ランキングと特徴!あなたへのおすすめサイトは?」の記事も興味があれば是非!

 

物件の構造

【賃貸物件の探し方②】サイトで見ておくべき物件項目ー物件の構造

何回かお引越しされて慣れている方ならご存知だとおもいますが、物件の構造で賃料は大きく変わってきます。

一般的にマンションと呼ばれるRC造の建物は耐震性が高く、防音効果も優れているので賃料が高いです。

アパートと呼ばれるのは木造や、軽量鉄骨の物件です。

RCと比べると耐震性や防音効果が低いので家賃は安い傾向にあります。

防音に関しては、シビアな人もいると思いますので「賃貸物件での防音対策!管理会社がおすすめする防音方法と物件選び」も参考にしてみて下さい。

 

 

駅からの時間

賃貸サイトで物件を調べると駅から○○分という項目があると思います。

1分は80m歩ける前提の時間です。つまり徒歩5分でしたら駅から400m離れているということになります。

元不動産屋の私だから解るのですが1分80mは結構な早歩きです。

途中信号や踏切に捕まってしまうとまず1分80mは無理だとおもいます。

ヒールやパンプスを履かれて出社しなければいけない方はかなり辛いと思います。

賃貸物件の探し方で困る女性

 

いや、もっと悪質なのが、本当は歩いて12、3分なのに10分!と書く業者がいます。

これは単純に、部屋を探す際にサイトで物件を探すときに”条件”の部分で10分以内で探している人が多いから、それに合わせて無理やり「駅まで徒歩10分」とかデマを書くのです。

そして、物件案内のときに車で案内して駅までの遠さをカモフラージュします。

 

駅徒歩10分は800mです!毎日出勤時と帰宅時に一キロ近く歩くのは辛くないですか?

もちろん辛くない方もいらっしゃると思いますが、1分を1分と鵜呑みせずにいる事が大事でしょう。

 

【賃貸物件の探し方③】内見時に必ずチェックするポイント

内覧してみると皆さんベランダからの景色を見たり、日当たりを確認したり、手持ちの家具が入るか寸法したりして、あとは物件が写真の通り清潔で綺麗だったら入居を決められます。

【賃貸物件の探し方③】内見時に必ずチェックするポイントである箇所

 

しかしそれだけではダメです!!結構みなさん見落とされる部分があるんですよ!

実際に内覧した時に必ずチェックしてほしい項目をまとめました!

 

湿気の問題

湿気の問題は大事です。

私が不動産屋だった頃の経験ですとクローゼットの中までコンクリート打ちっ放しになっているデザイナーズ物件が思い出深いのですが、冬に打ちっ放し部分が全て結露してしまったそうなんです。

【賃貸物件の探し方③】内見時に必ずチェックするポイントー湿気

 

結果クローゼットの中までも全て湿気だらけになり、せっかくお洒落な物件に住んだのに一張羅のスーツや靴など全て台無しになってしまった方がいらっしゃいました。

打ちっ放しでない物件でも結露は発生します。

結露が発生しやすいか確認する為には、サッシの横の部分を確認しましょう!サッシの周辺の木材が濡れていたりカビや変色が見られたら、結露が発生する可能性が高い物件でしょう。

新しい物件ですと湿気を調整する24時間換気システムという換気扇が壁についていたりします。

24時間換気システム付きの物件は結露を気をつけたい方にはポイント高いですね!

 

エアコンの年式の確認

エアコンの年式の確認も忘れないでください。

年代が古くなったエアコン

エアコンが古いと暖房効率が悪くなり、エアコンの効きが悪く電気代がかかりやすいです。

エアコンの年式の調べ方はエアコンの下に貼ってあるメーカーの型番などが書いてあるステッカーをみると書いてありますので、そちらで確認しましょう!

入居前なら大家さんに交渉してみるのも1つの手かもしれません!

 

玄関ドアのサイズや生活動線を確認

見落としがちなのが玄関のサイズです。

玄関から荷物が入らないと引越しの際に追加料金がかかる場合があります。

玄関に荷物が入るかどうか玄関サイズもしっかり寸法しておきましょう!

玄関ドアのサイズ例

また玄関から部屋へ向かう時の生活動線もとても重要です。

お料理を充分につくるスペースがあるか、脱衣所から洗濯機の場所は近いかどうかなど、自分にとって生活しにくい設計になっていないかどうかチェックしましょう!

 

ベランダの防犯面を確認

ベランダは、物干し竿が既にあるかどうか洗濯物を干せるスペースがあるかチェックしましょう。

ベランダの例

浴室で物干しができるようになっている場合ですとベランダには物干し設備がない場合も多いです。

その場合は自分で置き型の物干し設備を買う必要も出てきます。

また洗濯物だけではなく、隣の部屋や外から侵入される恐れがないかどうかも調べましょう。

自分のベランダの下の道路が明るい道路か暗い道路か、またあなたの部屋が二階だとしたら一階部分の室外機置き場などを足場にし、よじ登って二階まで登ってこれる可能性はないかどうかなど調べましょう。

隣の部屋のベランダも重要です。柵をよじ登ってこちらのベランダまで入って来れる物件もありますので、しっかり確認しましょう!

 

洗濯機置き場の場所や広さの確認

洗濯機置き場は室内か屋外かの確認も勿論ですが、サイズも大切です。

洗濯置き場の例

現在ドラム式の洗濯機も増えてきましたが、ドラム式の洗濯機は従来の洗濯機より大きめな事が多く、殆どの単身向け物件の洗濯機置き場には収まらない場合が多いです。

また洗濯機置き場の場所も大事です。脱衣所から洗濯機置き場まで距離が近いと洗濯物を持っていく手間も省けます。

 

共有スペースの確認

ゴミ捨て場などの共有スペースが汚れていないかどうかの確認、集合ポストにチラシなどか入れっぱなしで汚くなっている家庭がないかどうかを見ておくことによって、入居者の民度や管理会社がしっかり管理してくれているかどうかを知る事が出来ます。

共有スペースの例

 

応用編 他の入居者の洗濯物の確認

少しマナー違反な気がしますが隣近所の洗濯物を少し拝見させてもらうのも大事です。

男性物の下着などがあれば隣の入居者は男性とわかりますし、小さい靴下などが干してあれば小さい子供がいるのかな?と入居者の構成が大体わかる事が出来ます。

 

【賃貸】初めての内見!当日の流れ?服装は?絶対見るべきポイント5選」でもまとめているので更に詳しく知りたい方は読んでみてください!

 

【賃貸物件の探し方④】不動産屋に聞いておくこと5点

【賃貸物件の探し方④】不動産屋に聞いておくことについてきになる男性

そのほか設備以外の見えないところで不動産屋さんに聞いておいた方が良いことをまとめました!

 

質問1)空室期間はどのくらいですか?

 

空室期間が良い物件か悪い物件かの目安になります。

通常人気の物件ですと退去前に次の入居者が決まってしまう場合もありますし、退去したばかりのクリーニング前の汚い状態を見ただけで決めてしまう人もいます。

まあ、これはあまりに人気の物件の場合で稀ですが、通常の物件でも退去から長くても三カ月ほどで決まるのが普通です。

もしあなたの内覧している物件が三カ月以上空室で不動産屋が一番忙しいオンシーズンにも空室だったのに入居希望者は現れず現在に至るのであれば、あなたが良いと思っていても訳あり物件かもしれません。

 

質問2)前の入居者の住まれた期間はどの程度ですか?

前の入居者について気になる男性

三カ月以上空室でない物件でも前の入居者が数ヶ月で退去してしまっている物件なら訳あり物件の可能性があります。こちらも併せて聞いておきましょう。

 

質問3)物件でクレームなど発生していませんか?

物件でクレームが発生している場合は大体が管理会社にクレームがいっている場合が多いです。クレームが発生しているかどうか聞いて見ましょう。

 

質問4)前の住人の退去の理由は?

前の住人の退去の理由は聞いてもあまり教えてもらえない場合が多いです。

お客さんによくない理由を教えて入居して貰えなければ不動産屋さんは困ってしまいますので。

ですが【更新のため、結婚のため、出産のため】などの理由でない場合はポジティブな退去理由でない場合が多いです。

 

質問5)隣の部屋や上下の部屋の家族構成は?

家族4人の例

これはあまり詳しく聞くと個人情報なので教えられません。と言われてしまうので、軽く聞くことがポイントとなります!

男性ですか?学生さんですか?など何気なく聞くと答えてもらえる可能性が高いです!

単身用物件ではあまりありませんが、隣が小さい赤ちゃんやペットのいる家庭だったりすると騒音や泣き声などに悩まされる可能性は高いです。

しっかり確認しておきましょう!

 

【賃貸物件の探し方⑤】家賃と初期費用を安くする借り方とコツ

最初に、引越しするには家賃の5ヶ月分のお金が必要と言われています。

10万円の物件なら50万は見ておいた方が良いって事ですね!

 

五カ月分の内訳は

・前家賃一か月
・敷金一か月
・礼金一か月
・仲介業者への仲介手数料一か月
・保険や鍵交換などの諸経費

 

って感じです。

実は賃貸物件を安く借りられる時期があります。

賃貸が安く借りられて嬉しい男性

閑散期、オフシーズンなどと呼ばれている時期です。オフシーズンは6月〜9月頃です。

この時期は本当に暇なので、大家さんは入居者を募集するために、礼金を無しにしたり、不動産屋でも仲介手数料を安くするキャンペーンを実施したりしますので、この時期に上手く探せば初期費用が10万円ほど安くなるかもしれません。

 

また借り手が少ない時期ですので、他の物件と比較検討している旨を大家さんや不動産屋さんに伝えれば家賃交渉やフリーレントなどの特典をつけてくれる可能性も高いです!

賃貸の仲介手数料を値引きする方法!最も得するための極意」という記事も書いているので参考にしてみて下さい。

 

家賃が下がればその分初期費用も下がりますのでお引越しの時期を特に選ばない方はオフシーズンにお部屋探しをすることをオススメします!

 

他の記事で「賃貸で安く引っ越しできる時期は?部屋を安く借りる方法【まとめ】」や「【成功率98.9%】賃貸の初期費用を極限まで安くする方法 」についての記事も書いていますので、参考にしてみて下さい。