- 賃貸か購入か悩んでます!結局どちらが良いの?
- もう賃貸と決断してますが、デメリットもしっかり理解しておきたい!
- 私は賃貸に向いている人?もしかしてそうじゃないの?
今回は以上のことについて、実際の口コミをベースに解説していきたいとおもいます!
他にも客観的な考慮材料として「『賃貸?購入?』あなたの状況でオススメが違います【徹底解説】」といった記事も書いていますので合わせて読んでみてください。
【賃貸のメリット】”賃貸”で良かったと思うこと
賃貸か持ち家を購入するか。それは答えのない永遠のテーマだとおもいます。
こちらでは賃貸で良かったことをランキング形式に口コミと共にまとめてみました!ご覧ください!
第1位!住宅ローンを支払う必要がない
『持ち家派の人は賃貸料を毎月支払うなら、ローンを組んで支払った方が良いと言う人が居ますが、わたしには考えられません。将来何が起こるのかわかりませんし、自分が病気になれば家族が負債をかかえることになります。払えるか解らない住宅ローンを組んで最悪自己破産してしまうのではないのか、、という不安な気持ちをかかえるより気ままに賃貸に暮らすほうがしあわせです』(30代、男性)
今は、何かった際(失業してしまっただとか、怪我や病気をして働けなくなってしまったとか、、、)保険とかも確かにありますが、働く人(収入源)の「責任」の持ち方が全然違います。
人によっては逆に働く意欲に変えることが出来る人もいますが、コレをプレッシャーに人生に十字架を背負った状態で働かなければならなくなる人もいます。
こんな話はしたくないですが、例えば離婚する時等、賃貸だと手続きがかなり簡単です。
というか、引っ越して終わりです。
仕事もそう簡単には変えることが出来ません。収入が安定しないので、、、
「こういうことがしたいんだ!」という意欲をもって仕事に励んでいる方にはこのプレッシャーはストレスに変わりますので注意が必要です。
とにかく、購入の場合は、2人の資産になることが多いのでめんどくさいです。
参考に「離婚します。住宅ローンが残ってるけどどうしたら良い?(編集中です。少々お待ち下さい)」という記事を書いていますので参考にしてみてください。
第2位!状況によって引っ越せる
『結婚したての夫婦なら会社へのアクセスの良い都会に住みたいですし、子供が産まれたら多少郊外でも自然のある大きなところへ引っ越したいです。老後はまたアクセスの良い場所に暮らしたくなるかもしれないし、先のことはわからないので自由に暮らし方を変えられる賃貸にメリットを感じます』(20代、女性)
旅行好きの人に多い印象ですが、色んな場所に住んでみたい!とか、その時の状況によって住む環境を変えたい!という人には俄然”賃貸”がオススメです。
私もこの部類に入ります。
とはいっても、住宅ローンはうまく活用していますが、、、笑
第3位!近所関係が悪化しても引っ越せる
『持ち家や持ちマンションですと、管理組合や町内会に入ったり、ゴミ出しや挨拶にも気を配らないといけないのが辛いです。もしとなりに変わった家族が住んでいてトラブルになっても、賃貸ですといざとなった時に引っ越すことも選択肢に入れることができるので賃貸の方が気が楽です』(40代、女性)
第4位!いつでも最新の物件に住める
『新しい物好きな私達夫婦は、常に新しい物件に住みたいので一生賃貸を決めました。夫婦共に不動産業に従事しているので物件の綺麗さはもちろん、床暖房や浴室乾燥機などの設備の有無がとても気になり、重要です。持ち家はたしかに安心感はありますが、どんどん古くなっていきますので魅力を感じませんでした。設備に不具合があっても管理会社に電話一本すれば良いですし、そのような快適さも代え難いです。』(30代、女性)
以上が口コミが多い順のランキング結果になりました!
上位にきたのは、やはり住宅ローンなどの金銭的な問題、あとは引越しのハードルの低さを賃貸派の人々は魅力に感じているようです。
しかし、世の中には一生賃貸の道を選んで後悔している方も数多くいらっしゃるようです。
次の項目では賃貸物件で後悔している人について、まとめてみました!
【賃貸のデメリット】今となっては後悔している賃貸の末路
持ち家の場合は住宅ローンの支払いが済んだら多少の維持費はかかりますが、こだわらなければ、老後の住居費にかかる負担はほぼなくなります。
しかし、賃貸で一生家賃を払い続ける方は引越しをしない限り家賃が減ることはありません。持ち家派より多めに生活費の他に住居費の準備しておく必要があるでしょう。
つまり、現在は賃貸では問題はなくても老後に大きな問題が出てくるということです。
ここでは一生賃貸という道を選んで後悔している方々の本音を紹介していきましょう!
「一生賃貸のリスクは、なんといっても年金生活になっても家賃の支払いが続くことです。生活費だけでもいっぱいいっぱいなのに、住居費まで年金でまかなうのは非常に難しいです。退職金を老後の住居費として考えていましたが、それ以外にも退職までに貯蓄しておく必要がありました。退職金以外の貯蓄がなかった我が家では何歳まで生きるのも解らないので、海外旅行や贅沢品などは控えて最低限の暮らしをしています」(60代、男性)
平均的な老後の夫婦の生活費は住居費を除き約25万かかると言われています。現在の年金の平均額は20万ですので、毎月5万円ほどは貯蓄からまかなう必要があります。
それに加えて住居費もかかるので仮に10万円の物件に住んでいるとすると年金に加えて毎月15万円の出費が予想されます。
65歳で定年し90歳まで生きると仮定すると4500万円もの貯蓄が賃貸の場合定年までに必要ということになります。
では、『生活水準を下げて家賃を下げればそこまで貯蓄しなくても良いのではないか?』と思う方も多いと思います。しかし、そう簡単にはいきません。
以下では住居費を下げる為に引越しをしようとした男性についてのお話です。
「退職するまでは家賃が苦しければいくらでも生活水準を落とし、安い賃料の物件に引越しをすれば良いと思っていました。しかし退職し無職で高齢の私に借りられる物件は非常に少なかったのです。昔は私の親に保証人になってもらい、私も充分な収入をもらい働いていたのでどんな家でも選ぶことが出来ましたが、現在私たち夫婦は定年暮らしの無職で両親も他界しましたし、息子たちは住宅ローンなどの支払いに追われているので保証人としては成り立たないと言われ希望の家に住むことができませんでした。探し続ければ私たちでも引越しができる家があると不動産屋さんは仰っていましたが、体力も落ち引越しに向ける力もなくなってきたのが現状です。家を購入していれば、こんなこともなかったのでしょうか、、」(70代、男性)
大家さんは保証人の件もそうですが高齢者ですので物件で何かあった際のことを考えると高齢者の入居を敬遠しがちです。
その結果、いいなと思った物件が借りられないことが多々あるのです。
結局住めるようなところというと、、、こんな感じとか。
また認知になり判断機能が衰えてくると不動産の契約自体ができなくなることもあります。単身の場合は更に問題は深刻です。
それでは次は賃貸に向いている人、向いていない人について見ていきましょう!
賃貸に向いている方の特徴
賃貸に向いている人、向いていない人について見ていきます。
災害など住宅を失うリスクが怖い方
近年地震をはじめとした自然災害が増えていますよね。各地では未だに仮設住宅で暮らしている方もいらっしゃいます。
万が一の時に家や土地がどうなるのかは、持ち家も賃貸も保証はありませんが、持ち家ですと保険に入っていれば適用されますが大抵の場合は災害の修繕は実費でしなければなりません。
最悪持ち家を失う場合もあります。
東北大震災の際はコレで多くの方がプレハブ生活を余儀なくされました。震災からもうすぐ10年ですが、まだプレハブのままの方も多く存在しています。
しかし賃貸であれば大家さん修繕してくれますし、一時的に住めなくはなりますが余計な費用はかからない場合が多いです。
せっかく手に入れたマイホームを震災などで失うリスクを恐れる方は賃貸に向いているでしょう。
共働きの世帯
持ち家の場合は働き手が死亡や三代疾病などになった場合住宅ローンが免除されます。
しかし、賃貸物件では働き手が死亡しても三代疾病になっても家賃が免除されることはありません。稼ぎ手が1人減るので勿論家計は苦しくなりますが共働きの世帯でしたら、そのような時でも対応できるでしょう。
転勤が多い世帯
会社の都合でどうしても転勤が多い人は家の購入は控えておいた方が良いでしょう。
会社によりますが持ち家の人でも転勤が命じられる場合は充分にあります。そうなると家族を家に残し自分は単身赴任生活をしながら、ローンを払い続け定年してから古くなった我が家に戻ることも起こり得るかもしれません。
単身赴任とまでは行かなくとも家族で転勤生活をし、その間自宅を賃貸に出す方法もあります。しかし、賃貸に出しているその間は住宅ローンの減税対象にはならないなどの不利益な点もありますし、そもそも賃貸物件に出しても借り手が見つからなければ大赤字になってしまいます。
現在住みたい場所が都心部ではない方
また、現在永住したいと思っている土地が都心部ではない方も購入は控えた方が良いでしょう。
これから少子高齢化社会がもっと進み、人口が都市部に更に集まるでしょう。都心までのアクセスの良い郊外ならまだしも、少し田舎のアクセスがあまり良くない場所に住む予定でしたら将来的に土地の価値はほぼ0に近くなる見込みですので資産にはなりませんので賃貸をオススメします。
貯金が100万円以下の方、借金が残っている人
その他借金や資金のない方も購入はオススメできません。まず借金が他にある場合ローンの借入審査が通過しない場合があります。
仮に通過したとしても、前にも少し触れましたが、頭金がない状態での住宅購入は金利が優遇されませんのでオススメできません。
色々な所に住んで見たい方
これは当たり前の話ですが、移り気なタイプで時と場合により都心に住んだり流行りの街に住みたい人は購入は控えた方がよいでしょう。
賃貸に向いていない方の特徴
老後の貯蓄ができない方
前にも申し上げましたが老後には約5000万円の費用が夫婦で必要になります。自発的な貯蓄が苦手な方は嫌でも住宅ローンを組んで返済していく方が向いているかもしれません。
実家を相続できない方
兄弟が多くて実家を相続できないという人などは、いざという時のために自分の土地を確保しておくと、老後まで住むところに困らず安心です。自分は家という資産を残して貰えなかったので、子供に資産を残してあげたいという方も多いです。
理想の『家像』がある方
リフォームの番組が流行ったり、家の特集が組まれたり、とにかく家が好き!自分の理想の家を建てたい!という方は多いと思います。
そんな家好きな方は家を建てても良いと思います。
支払いがいくら苦しくても家に帰れば理想の家があり、そこで家族が待っているなら毎日の節約も苦にならないでしょう。
家が本当に好きで拘りがあるのならば、賃貸ではなくどんな制約があっても家を買うことをオススメします!
「『賃貸?購入?』あなたの状況でオススメが違います【徹底解説】」
皆さん如何でしたか?
賃貸のメリットとしては頭金も住宅ローンもなく気軽に引越しやすく、住みたいところにも住みやすい事にあります!
しかし良いことばかりなのは若いうちみたいです。老後に後悔しない為にも老後の自分たちの生活費や住居費を考えた貯蓄の試算が大切ですね!皆さん長い人生設計をし、悔いのない老後を過ごしてくださいね!
それでは、また!