20万円以下の物件に住む男性

タワーマンション【低層階vs高層階】メリット・デメリットまとめ

マンションって何階から何階までが低層階・高層階?

タワーマンションの写真

マンションの低層階・高層階がそれぞれ何階から何階までなのかって意外とよくわからないですよね。

不動産屋をやっていても、よく分からないときがあります。人によって結構使われ方が曖昧なことは確かです。

 

「建築基準法」で明確に定められている

但し、「建築基準法」という建物を建てるときに適用されるルール内では一応決められている基準が存在します。

「建築基準法」では、6階以上の建物であれば”高層建築物”という部類に入ります。

「6階って高層?」と思われた方もいると思いますが、法律的にはそうなっています。これは、背景として「6階未満の物件にはエレベーターの設置義務がない」というところから来ていることだと考えられます。

 

タワマンも6階建物も同じなの!?

え、じゃ〜タワーマンションと6階の建物って、明確には同じ”高層建造物”なの?というとそうではありません。

”高層建造物”の上に”超高層建造物”というレベルが存在します。

建築基準法では高さ60m以上(20階以上)の物件を”超高層建築物”と定めています。

それは、見た目的にそれがしっくりくる!とかそういうことではなく、建物に必要とされる安全性確保のための要件が違うからです。

例えば、火事になった際、タワーマンションと6階未満建物では避難する人数も違います。

タワーマンションの高層階に住んでいても避難が十分できるような建物設計にしなければならないというのがあったりします。

 

あれ、低層階は?

タワーマンション低層階の写真

一般的には1階(平屋)及び2階建ての建築物を指すが、3階建てを含めることもあります。

 

タワーマンション内でも同じ定義とは限りません!

以上の話をまとめると、例えば50階建てのタワーマンションであれば5階までは低層階で、6階以上は全部高層階なのかというのはそうではありません。

ここらへんはしっかりとした定義はありません!

 

なぜなら、物件によって階数が違うからです。

先程の20階以上存在する建物がタワーマンションの10階は中層かもしれませんが、50階建てのタワーマンションなら10階でも低層と言われることがあるからです。

また、人によっても捉え方も違いますので定義が違ったりするので明確には言えないということです。

 

一般的な考え方:タワーマンションの階層別グレード

タワマンのジム

賃貸で住んでいる方だとそんなに気にしないと思いますが、分譲で購入された方なんかは、(購入時に資料をみるので)物件全階の間取りと金額を知っている可能性が高いので、それをグレードとしてみることがあるようです。

例えば、50階建てのタワーマンションだと、大体の物件は以下のような階層と間取りになっていることが多いです。

 

『5階〜15』→単身者用物件(1K・1R等)(3000万円)

『15階〜25階』→中価格帯物件(8000万円)

『25階〜32階』→眺望のいい少し価格が高い物件(1億2000万円)

『32階~40階』→眺望も良くて面積も広い物件(1億8000万円)

『40階~50階』→超高級物件(3億円)

 

ここらへんの事情は大体、物件購入時に分かることです。

コレをみてなんとなく知っていると、例えば3億の物件を購入中価格帯物件等を購入した方は、20階前後に住んでいる方を低層階といってしまう人もいるかも知れません。

 

いや、個人的感想ですが、超大金持ちの人はそんなこと全く気にしない人が多く、むしろ上記でいうと「25階〜32階」にすこし見えを張って住んでる人とかのほうが、そこらへんを気にする傾向がある気がします。笑

 

 

 

タワーマンション『低層階』メリット・デメリット・実際の声

低層階の写真

低層階のメリットと実際の声

価格が安くてコスパ最強!

先述したとおり、タワマンの低層階は低層階といっても15階となると実際周りに遮る建物は少なく、十分眺めは良いです。

価格は安いのに、セキュリティや共有施設(プールやスポーツジム・ゲストルーム等)は高層階に住んでいる人と同じサービスを受けられるため、コスパよくタワマン生活を堪能することが出来ます。

賃貸でも売買でも安い価格でタワマンのステータスを手にすることが出来ます!!女性も落としやすくなるのか!?今度調査してみたいです。(肌感では、明らかにタワマン住人に女性はくいつく)

 

災害時安心!

最近心配される地震!東北・九州・関西で大きな地震がありました。

その影響もあり、関東でもこの地震に関して、如実に心配される方が多くなりました。

当たり前ですが、低層階に住んでいる方は高層階より揺れが少ないですし、避難するさいも階段で外まですぐに避難出来ます。

子どもありの家族連れや高齢の方であればますます率先して低層階をオススメしたいですね。

 

エレベーター待ちが少ない

タワマンのエレベーターボタン

タワマンのデメリットで一番大きな部分かもしれません。それが、エレベーターです。

朝の通勤時などは、出勤時間がかぶるため、エレベータ待ちが非常に多くなります。

低層階だとほとんどのエレベーターが経由しますので、その分待ち時間も少なくて済みます。

場合によっては、階段の利用もできます!数十階にお住まいであれば、階段は無理です。体壊します。

但し、低層階であればご自身の健康のためにも◎だと思います!

 

売りやすい・賃貸に出しやすい

タワーマンションは基本的に価値が下がりにくいです。但し、高額になればなるほど売りにくい部分もあることも現実です。

賃貸も同様、家賃が高ければ高いほど空室が埋まりづらいです。価格が安いということは、手の届く人が増えるということもメリットの一つだと考えていいでしょう。

 

 

部屋へのアクセスが楽で、エレベーター待ちが少なく、災害時も避難しやすい……。

タワーマンションの低層階に住むことのメリットは、思った以上にたくさんありそうです。

 

 

低層階のデメリットと実際の声

言いなりの人

人によっては劣等感

これは原因はマンション内での中高層階の人の目になるのですが、例えば帰宅時にエレベーターで高層階の人と一緒になるとします。

自分は5階のボタンを押し、一緒に乗った人は40階を押したとします。

人によっては、高層階の人はなんとも思っていなくても低層階側が「高層階の人にバカにされた目で見られてるんじゃないか、、、」とか変に考える人も実際いるみたいです。

 

外部からの視線

15階くらいまでの建物は多くありますので、高層階とは違い、外部からの視線は気にしなければなりません。

高層階での人のイメージで、優雅に上裸でサングラスかけてベランダでお茶とか、そういうのは出来ないです。

いや、やろうと思えばできるけど、いろんなモノを失う可能性があります。

 

車の音や通行人の話し声

低層階までであれば、車の音や話し声が聞こえることがあります。

東京とかだと、朝方奇声を発するおっちゃんとかいるので低層階だとそのストレスは完全には消えません。

高層階であれば、窓を開けていても聞こえないですのでやはりこの部分はデメリットかなと思います。

 

虫が入ってくる

周辺環境にもよりますが、8階以上くらいであれば虫が入ってこなくなります。

夏とか本当にやっかいですよね。ゴキブリが出た日にはもう、、、、、

低層すぎるとそこら変の効果を享受できなくなります。

 

セキュリティ

タワマンに泥棒

タワマンであれば、大丈夫だと思いますがもし1,2階があるなら泥棒が入るかもしれません。

とはいえ、監視カメラなどの設備はかなり充実しているので大きなデメリットにはならないかなと思います。

 

マンション『高層階』メリット・デメリット・実際の声

高層階のメリットと実際の声

ステータスを手に入れることができる

タワーマンションに住んでいるというのは、人によっては”成功した”と定義する人もいるかも知れません。

タワーマンション高層階に住んでいる、となれば男性にとっては一つのステータスになり、女性を落としやすくなるかもしれません。

キレイな女性を落とせるということは、自身の人生をさらに豊かにできるかもしれません。

とっても大きなメリットです。

 

 

ロケーション最高

住環境というのは、人生を豊かにするという意味ではとても大事だと思います。

高層階であれば、風通し、眺め、夜景、日当たり全てにおいて最高です。

下手な夜景スポット!とかより自分の家からみた景色の方がキレイな時があります。

 

虫が入ってこない

高層階になると虫の生息率、ほぼ0%です。

夏の夜、ただでさえ寝づらいのに、あの鬱陶しい蚊が指してきた日にはもう痒すぎて寝れなくなります。

普通に睡眠不足になりますよね!高層階に住めばそんな虫はいません!

コレ意外と大きなメリットです。

 

鳥や人・車の音がしない

高層階の周辺環境は”空気””空”でもあります。

鳥や人・車の音は窓を開けていてもしません。

都内はどこへ行っても、人、ヒト、ひと、、、、、めちゃくちゃストレスに感じる方は多いと思います。

そんなストレス社会から開放されます!最高ですね。

 

高層階のデメリットと実際の声

タワマン火災の写真

通勤時のエレベーター混雑

もうコレが一番イヤだと言う声が多いです。

通勤時間はだいたい7時〜10時に集中しますので、その時間帯はエレベーターは来ないし、また、混雑します。

高層階だと、1階まで降りるのにすごくいっぱいの階に止まる可能性が高いため、時間もかかります。

その分、混雑エレベーターにその時間だけ拘束されます。

通勤時間に縛りがなかったり、自宅での作業の方には良いですが毎朝9時出社の方などにはキツイかもしれません。

 

災害時の不安

低層階のメリットと繋がってくる部分になります。高層階は地震がくると、半端なく揺れます。とはいえ、安全性に関しては低層だろうが高層だろうが同じだと言われています。

どちらかというと、その建物が「新耐震基準に基づいたマンション」かどうかということです。

ほとんどのタワーマンションは上記マンションに当てはまるので大丈夫です。

 

但し、エレベーターが止まったりすると、登り降りがかなり大変です。手段が階段しかないので、そこは覚悟しておくしかないと思います。高層階の方は、あまり登り降りしなくても良いように、非常食等を十分に備えておくと良いと思います。

 

 

マンション【低層階vs高層階】まとめ

低層階・高層階まとめる写真

マンション低層階をオススメの方

・お金はあまり余裕ないけど、タワマンの充実した設備等は利用してみたい。ステータスにしたい。

・天気の良い日は部屋ではなく、外出したい!

・火災や自然災害時の避難経路が気になる

・老後までずっと暮らすつもり

・小さいこどもいる

 

マンション高層階をオススメの方

・眺望や快適生活にコストをかけることを惜しまない

・虫が室内に入ることが許せない

・休日はできるだけ家の中で過ごしたい