高級低層住宅街の写真

【低層マンションに住んでみて】魅力・メリット・デメリットまとめ

【何階までが低層マンション?】

考える人の写真

低層マンションは、基本的に2~3階建てのマンションを言います。

ちなみにマンションとは、鉄筋建築で丈夫なものを言いますので、アパート(木造)なんかは入ってきません。

 

3~5階建ては中層、6回以上を高層、20階以上を超高層というみたいですが、厳密には決まっておりません。建築基準法でちょいちょい出てくるくらい。

タワーマンションとかの高層階・低層階にかんしては、更に低層・高層の定義が変わってきますので「タワーマンション【低層階vs高層階】メリット・デメリットまとめ」を参考にしてみて下さい。

 

高層階マンションの良いところ、悪いところ、更に低層階・高層階の良いところ悪いところも紹介されています。ご参考になればと思います。

 

 

【低層マンションの魅力・メリット部分】

高級低層住宅

エレベーターを待たずに済む!

タワーマンションの住人がまっさきにデメリットとして上げる部分が、エレベーターの待ち時間です。

朝の出勤時間が多くの住人がかぶるため、エレベーターがなかなかこないという事があるみたいです。

但し、低層階であれば問題ないですよね。階段ですぐです。朝からへんなストレスを感じずに済むということは大きなメリットではないかと思います。

 

 

住人が少ないので無責任な人が少ない

ゴミ出しとか、人が多ければ多いほど「このくらいいっか〜」と可燃の中に不燃をいれてしまったりして、それがゴミ収集車に回収されなくてゴミがそのまま置きっぱなしにされ、ゴミ出し部分をカラスなんかが荒らして物件周辺が汚くなったりします。

低層階マンションは住人自体が少ないため、一人一人が「他の人に迷惑をかけないように」「自分が他の住人から嫌われないように」みたいな感じでわりとしっかり出すようになります。

人数がすくなうなるとその分それぞれが感じる責任感というのが、住人が多いマンションよりも大きいのではないかと思います。

 

 

高級住宅街という環境

高級低層住宅街の写真

これは場合によります。

低層マンションは2パターンあって、一つは「高級住宅街に建てられた(高度制限などで住環境を守るために高い物件を立てられない地域の)物件」で、もう一つは「土地をもった大家さんが高層マンションを立てる予算がないから低層マンションを建てた」というパターンです。

前者の場合はだと、目黒とかでしょうか。高層マンションはないがオシャレなかっこいい物件が並んでいたりします。

そういったところは、土地が高いので変にしょぼい建物を建てて賃貸に出したとしても、土地分の費用が回収できなかったりするので、建物も立派なものを作り、その分家賃も高額になってしまいます。

 

家賃が高いので、変な人がかなり少ないのも事実です。高所得の方は自分に余裕がある方が多く、ルールやマナーを守る人が多いです。

 

そのため、街全体が高級住宅街だと住環境も良くなるという連鎖に繋がります。

 

 

地震・災害にめちゃくちゃ強い

低層マンションが地震で壊れる日には日本、いやアジアが壊滅しる規模の地震かもしれません。そのくらい地震には強いです。

タワーマンションなんかと比べても地震の強度は比べ物にならないです。

低層ということは、単純に建物の重心が低いので揺れに強いということです。

大丈夫をアピールする女性

 

しかし、全ての物件がというわけではありません。

古い物件や「新耐震基準」を満たしていない物件もありますので、しっかりと見極めが必要なことだけは頭に入れておくと良いと思います。

 

間取りが便利で家具配置がしやすい

低層マンションの多くは壁式構造といって、柱やへんな出っ張りが少ないことが多いです。そのため、家具が配置しやすかったり、オシャレな空間を楽しむことが出来ます。

家具によって、部屋の雰囲気が大きく変化しますので好きな人にはたまらないですよね。

 

 

【低層マンションの後悔・デメリット部分】

不安に思う男性

セキュリティが若干弱いことがある

低層マンションは最上階も含めて、泥棒が入りやすいです。高級な低層マンションであればコンシェルジュがいたり、セキュリティがめちゃくちゃ強かったりしますが、そうではない低層マンションもあります。

 

 

眺めはタワマンに負けます

低層マンションで眺望を期待するのは難しいです。眺めに関しての期待をするのであれば、高層マンションを選ぶべきだと思います。

 

虫の回避は不可能

虫の写真

低層階だと、最上階にすんでいたとしても、虫を遮断すること不可能です。

高層マンションであれば、例えば8階以上に住めば虫の回避は可能ですが低層は3階までの物件が多いのでその部分は一つのデメリットとして挙げられます。

 

アクセスが悪い物件が多い

タワーマンションは基本的に駅近が多いですが、高級住宅街での低層マンションは駅から近い物件が少ないです。駅から10〜15分あたりが、静かで公園などもありファミリーや高齢者にとって良かったりするからというのもあります。

高級住宅街を歩けばわかりますが、車を持っている方が多かったります。しかも、その車もほとんどが高級車ばかりです。

高級車の写真

 

リフォームに不向き

メリット部分で家具配置はしやすいと書きましたが、先述した低層マンションの壁式構造というのは、耐力壁といって壁をぶち抜くことができず、リフォームがしずらいというデメリットもあります。

 

【低層マンション最上階のデメリットとは】

泥棒が狙いたくなる

泥棒が入られた写真

泥棒が一番狙いたくなる、高級住宅街の低層マンション最上階です。

狙える階数+お金を持っている可能性が高いので、狙われやすいのはある意味仕方がないともいます。

しかし、セキュリティ強化などの対応策もあるので、分譲で購入したのであれば他所有者と話し合いをしたり、賃貸であれば管理会社や大家さんに相談することも必要です。

 

 

屋上の防水不備が直撃する

屋根の劣化や施工不良による雨漏れで最初に被害をうけるのは最上階の人です。高層階マンションと違い、鳥の出現などで屋上の劣化が激しかったりもします。

入る保険の内容をしっかりと精査したり、再検討する必要もあるのではないかと思います。

 

 

値段が高い

低層マンションでも高層マンションと変わらず費用が高いです。

高級住宅街の低層マンションは場合によっては、タワーマンションの上階よりも高かったりします。

 

 

まとめ

3人家族の写真

それぞれメリット・デメリットはありますが、高級住宅街の低層マンションとタワーマンションの値段はそんなに大きく変わらないかもしれません。

高級住宅街の低層マンションの良いところは、物件の住みやすさや周りの住環境・近隣住人の民度の高さという部分ではないかと思います。

フィットネスジムやプール・ゲストルームといった施設や、駅からの距離・眺望の良さを優先する方はタワーマンションが合っているのではないかと思います。