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【手取り15万の一人暮らし】1年間で50万貯金した奮闘記

今回は私の上京当時の体験を元に1年間で50万円貯金した奮闘記をお話できればと思います。

【なぜ手取り15万の私が貯金しようと思ったか】

私は大学卒業後、22歳で上京しました。貯金も全くない状況でしたが、東京に来たからには夢がありました。

それは、タワーマンションに住むことです!!

 

なぜ上京しようとおもったか

孤独をイメージする写真

私は鹿児島出身なのですが高校に来た際、修学旅行で初めて東京を見たときは本当に驚きました。

鹿児島ではありえない、高層ビルの数々に衝撃を受けました。

自分の知らない世界に感銘を受け、就職は東京だ!と決意しました。そうして、東京で就活を初めたのですが、ある大企業の方のOB訪問で東京のタワーマンションに住んでいる方がいて、その方にそのタワーマンションのカフェスペースでお時間を頂く機会がありました。

 

タワーマンションが一つの夢になった瞬間

その方のタワーマンションは55階建てのタワーマンションでしたので、20階建てとかではなくて、50階建てのタワーマンションに住みたく貯金を決意ました。

 

OB訪問で何があったかと言うと、その方の話を聞いた後、初めて入ったタワマンにまた感銘をうけ、「中をもっと見たい!」と言ったら案内してくれたんです。

 

ビビった!タワマンの底力

タワマンの写真

そのタワーマンションは、庭?というか敷地が大きく、建物が建っている面積は敷地の半分くらい、残り半分は人工芝で埋め尽くされていて、コンクリートの通路、そして噴水が真ん中にあるような外観です。

 

その場所は品川のタワーマンションで東京湾とフジテレビの丸い銀のオブジェみたいなところが見える眺望の良さも兼ね備えていました。

地下階には、スポーツジムがあり、住居者専用のプールまでついています。

コンシェルジュが2人常駐していて、屋上にはBBQができるテラス付き。ゲストルームはめちゃくちゃかっこいいホテルのスイートルームみたいな部屋です。

 

先述したOBの方の話を聞いた場所では、35階には住居者専用のカフェスペースがあって、天高のガラス張りで外の眺望を180度見渡せる最高のロケーション。

 

地震?そんなのまっっっっっったく気にしていませんでした。

そのOB訪問のかいもなく、初任給月収18万のボーナスなしの企業に就職することになりました。タワマン欲の炎を残したまま、、、、

 

360万の貯金が必要だった

実はタワマンの一番安い部屋で月の家賃は15万でした。家賃15万の家に住むためには、年収はおよそ600万円が必要です。

今の月収では絶対無理でした。

転職か、宝くじか、仮想通貨か悪いことするか、、、、、まぁなにかというと真面目に働いても無理だということは分かっていました。

どうしても諦めきれず、そのタワマンの賃貸の不動産会社に訪ねました。

 

「年収200万くらいで住むには、住むにはどうしたら良いですか?」と。

契約時に、先に2年分の家賃を払ってくれれば、貸せますとのことでした。(正確には定期借家契約だとかいろいろありましたが、、、、)

ということは、月15万なので24ヶ月分で360万円分を先に払えということです。

「やりましょう!」となりました。若い&バカです。

 

 

【手取り15万の1ヶ月の生活費と毎月の貯金額】

私の初任給は18万程度でしたので、手取りは15万円程度でした。

ご自身の手取り金額を知りたい方は、月収がわかれば「自分の手取り金額はどのくらい?【早見表】」で手取り金額を知ることができるので参考にしみてください。

月収からどんな項目で天引きされるのかとかもサラっと分かると思います。

 

私は当時、30歳になるころには諸事情で鹿児島に帰らなければなりませんでした。

なので、28歳までに入居して2年間住むということになりますので、6年間で360万円貯金する必要がありました。

 

1年間で60万!1ヶ月5万!月の生活費はコミコミで10万!ということです。

結論言っておきます。月コミコミ生活費10万円でも全然生きていけます。

まず内訳から紹介していきます!

 

生活費10万円の内訳

家賃42,000円

水道光熱費9,000円

通信費7,000円

食費20,000円

娯楽費15,000円

雑費7,000円

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合計100,000円

※職場から自宅までの交通費は会社が出してくれます。

※家賃補助を20,000円/月でます。そのため、本来は家賃62,000円。

 

 

各項目の節約の詳細と方法

では、各項目の生活状況を節約方法と一緒に追って行きます。

 

一番節約幅が大きい『家賃』

正直あんまり節約していません。なぜなら、家賃補助が出るのと、東京だと都内から外れてもこのくらいかかってしまいますので、、、、

しかし、入居時の初期費用はめちゃくちゃ節約しました。

【一人暮らし】家賃だけで分かる初期費用の計算シュミレーション!」で家賃から契約時に必要な初期費用がサクッとわかりますので参考にしてみて下さい。

 

私の場合、家賃補助が家賃60,000円/月で、満額20,000円/月出るとのことでしたのであえてえ、62,000円/月の家を選びました。

実は、初期費用は22万の初期費用が必要でした。

最初は57,000円/月の家賃でしたが、5000円アップしていいから初期費用をその分下げて!と交渉して最終的に10万程度に値切りました。

しかし、実際はもっと安くできたな〜と少し後悔しています。このあたりから、不動産の初期費用削減とかに興味もったりしました。

【成功率98.9%】賃貸の初期費用を極限まで安くする方法」で初期費用を安くするため情報も発信していますので興味があれば見てみて下さい。

 

 

あまり節約にオススメしない『水道光熱費』

水道光熱費の節約はいくつかやり方はあります。

水道の元栓を絞るとか、電気のアンペア数下げるとか、、、

でも、正直水の出が少しでも悪くなったり、アンペア数を下げることで電気ブレーカーが落ちてしまったりとか、巷にある水道光熱費の節約術はストレスが大き割には、可能な節約金額は1000円程度で低いのでおすすめしません。

本当であればガスとかはプロパンなら都市ガスに切り替えたほうがいいですが、一人暮らし用では正直どうこうできませんので、割愛します。

詳しく知りたい方は「【一人暮らししたい!お金がない!】初期費用・生活費の究極削減術」にもかいてありますので参考にしてみて下さい。

 

とりあえず、水道光熱費はエアコンつけっぱなし、水出しっぱなしとかしなければ大丈夫です。

また一人暮らしなので、そんなに金額としては大きくないです。

 

 

家賃並みに節約しやすい『通信費』

家賃と同じくらい節約向きの項目です。

今は確実に格安SIMをおすすめします!!ざっくりいうと、人にもよりますが大手キャリアなら今の通信費の半額ぐらいに抑えられると思います!

 

私は、通話5分は何回かけても無料+7GBの容量のセットですが、3000円弱くらいです。

これにセットで安くなるWiFiもつければ全部で7,000円/月程度です。

 

 

 

 

努力次第で一番差がつく『食費』

食費の節約で一番のポイントは間違いなく自炊、食材は米です!!

もう間違いないと思います。

 

【米最強説】

茶わん1杯のご飯150gを精米に置き換えると約60g(0.4合)なので、

1日3食とすると、お米代は以下のようになります。

1日(精米180g)で84.78円
1週間(精米1260g)で593.46円
1カ月(精米5400g)2,543円

つまり、家でお米を炊いて食べれば1食当たりのお米代は

なんと28.26円!!!!

3食の場合でも1日84.78円ということは

 

惣菜とあわせれば最強タッグですよね。

 

【パスタ最強説】

パスタは100円ローソンで購入すると500gで100円とかあります。

1食150gを茹でて食べるとすると、1食で33円程度です。ペペロンチーノだと、オリーブオイルとにんにくと鷹の爪だけなので1食合計100円以下です。

何かソースを買っても100円程度なので、1食150円程度です。

 

上記を再現すると1食平均200円で1日600円、1ヶ月で18000円になります。

新卒のころはご飯に連れて行ったりしてもらったりもあったので、20,000円を用意しておくと、4000円くらい余ります。

 

週に1回、二郎系ラーメン食べてました。

1000円程度あれば好きなモノ食べられますね。

 

 

『娯楽費』は計画が大事

いわゆる飲み会費用です!こんなのは、計画なしに使えばいくらでもお金が溶けていきます。

例えば、私のように15000円/月と決めていれば、「5,000円を3回はいける」とか15,000円一撃なら「合コン朝までカラオケコースいけるな」とか。

まぁ私は、鹿児島出身でこちら(東京)に友達いないですし、会社も同期とは飲みに行ったりすることもないので不自由はしませんでした。

 

関東出身の方とかであれば、周りに友達が多かったりするので、我慢が大事になりそうですね。

 

あ、基本的に結婚式とか参加しないです。2次会とかだけ参加して、その月は引きこもるとかはたまにしていました。

 

結構考えとくべき『雑費』

主に日用品とかになります。基本的には、100均で十分だと思います。

男性だとヘアワックスやひげそりとか100均ではどうにもできないものもありますし、女性だとさらに大変ですね。雑費としてしっかり費用を確保しておかないと、食費を削ることになりますので計画的に!!

 

 

【貯金を増やしたい人へのおすすめ貯金方法】

ポイントとしては2つだと私は考えています。

 

1つ目は、半強制的に節約できる部分を節約する事です。

努力事項である「食費」「娯楽費」「水道光熱費」「雑費」あたりは、意識しないと節約は難しいです。

ですが、「家賃」「通信費」に関しては一新してしまえばほぼ強制的に節約になります。固定費を抑えるというのは、節約の基本です。

すぐに行動することをおすすめします。まぁこれをみた100人に1人くらいが格安CIMあたりを検討するくらいだとは思いますが、、、

 

 

2つ目が大事です!これは計画性をしっかり立てることです!

生活費をしっかりとシュミレーションして家計簿をつけて何にいくら使うのか、何にいくら使ったのか計画立てましょう。

【一人暮らし】生活費計算シュミレーション!年齢別の内訳と平均」で計算シュミレーションが実際にできます。

平均とかは、読み飛ばして下さい。

 

 

【結局1年で60万円貯金できましたが、、、】

結局2年くらい経って、120万円ちょっと貯金できたのですが東京で2年もいれば、いろいろと考えてしまいます!

もっと成り上がりたい!!笑

タワマンより、お金を稼ぐ能力がほしいという気持ちになってきました。

 

結局、能力向上を加速させるためにプログラミング・SEOのスクーリングやパソコン(MacbookPro)を購入して勉強し、IT企業に転職するのに、お金は使い切ってしまいました。

 

結局何が言いたいかと言うと、お金があると本当に選択肢が増えるということです。

結局、鹿児島に帰るかどうかわからなくなってしまいましたが、また進捗があればアップしたいと思います。