一之江駅

【一之江駅で一人暮らしをお考えの方へ】家賃相場/住環境/口コミ調査

 

【一之江駅一人暮らし①】アクセスは?電車の混み具合とかは?

一之江駅の1人暮らし

住む場所において重要視されやすい項目として「アクセス」を上げる方は多いのではないでしょうか。
アクセスでのストレス有り無しは、普段の生活のクオリティや満足度に直結するとも言われています。
住んでみると、通勤ラッシュ時の混みようが半端なかった、、、、
とかがないようにまずは、当駅のアクセスについてしっかり見ていきたいと思います!

 

路線数は?何分に何本くらいの電車がくるの?

【一之江駅の1人暮らし】一之江駅の電車の本数

東京都江戸川区の中央部に位置する一之江駅は都営新宿線のみの駅で、新宿駅から30分、本八幡駅から10分ほどでアクセス可能です。

新宿線には各駅停車と急行の2種類が運転されていますが、急行は当駅に停まりませんのでご注意ください。

通常時の日中、一之江駅に停まる電車の本数は20分に3本間隔です。急行電車は20分に1本間隔で運転されており、電車によっては急行の停車駅で乗り換えることで、神保町や新宿に早く到着できます。

 

一方ラッシュ時は、新宿方面・本八幡方面ともに3~5分に1本間隔で運転されています。ラッシュ時間帯は全て各駅停車のみの運転です。

一之江駅は、鉄道に限れば都営新宿線のみとなりますが、バスは様々な方面に運行されており、葛西駅・葛西臨海公園駅・亀戸駅・亀有駅・小岩駅・新小岩駅・そして東京ディズニーリゾートと充実しております。

また羽田空港・成田空港どちらのシャトルバスにも乗車でき、飛行機の利用にも便利な駅です。

 

電車の混み具合はどんな感じ?通常時と通勤ラッシュ時

【一之江駅の一人暮らし】電車が混雑している様子

一之江駅が属する江戸川区は住宅地が密集しており、ラッシュの時間帯はどの路線もとても混み合っており、通勤通学はとても大変ですが……実は新宿線は区内を走る路線では最も混雑率が低い路線なのです。

 

 以下は平成29年度各路線の混雑率です(かっこ内は最混雑区間を表す)。

 東京メトロ東西線:199%(木場→門前仲町)
 JR総武線各駅停車:197%(錦糸町→両国)
 JR京葉線:173%(葛西臨海公園→新木場)
 都営地下鉄新宿線:153%(西大島→住吉)

 

ご覧の通り、混雑率ワーストクラスと名高い東西線・総武線と40%近くの差が。この差はとても大きいです。

150%は「肩がふれあう程度で新聞は楽に読める」程度の混雑で、200%は「体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める」レベルのもの。正直言って東西線で通学していた身としては、週刊誌はおろかスマートフォンすら見られないレベルにしか思えませんが……。

そんな“痛”学から逃れるため、ある時から都営新宿線を通学で利用するようにしましたが、東京メトロ東西線やJR京葉線とは比べ物にならないほどスペースに余裕がありました。まさに地獄から天国と言っても過言ではない感じでした。

もちろん、ラッシュ時に一之江駅から座れるチャンスはほとんどありませんが、快適な通勤通学を優先したいのであれば、一之江駅をはじめとした都営新宿線沿線に住まうことを検討してみてはいかがでしょうか。なお、本八幡方面については全く混雑しておらず、座って通勤できます。

ただし1つ注意が必要なのは、都営新宿線は基本10両で運転しておりますが、一部の電車は8両で運転されているところ。2両少ないので、その分混み合うこととなります。

最近はほとんどの車両が10両編成になりましたが、8両での運転がまだ若干残っていますので、満員で乗れない……ということがないよう、通勤通学の時間にはゆとりを持つようにしてください。

 

 

【一之江駅一人暮らし②】家賃相場は?1K/1R/1DK/1LDKを調査!

つづいて一之江駅の単身者向け物件の平均賃料について見ていきましょう!

 

1K/1R/1DK/1LDKそれぞれの家賃相場は? 

【一之江駅の一人暮らし】一之江駅の家賃相場

東京23区内での家賃相場はどの物件でも安めの江戸川区。
そんな中、一之江駅周辺の家賃相場はどの程度なのでしょうか。

 

  • ワンルームは6.24万円が平均相場
    最安で3.9万円より借り入れられます。5万円ほどの物件だと駅から徒歩10分以上かかるどころか、バスを使わなければならないほど離れたところもあり、アクセスは少し大変かもしれません。平均賃料である6.2万円台になるとバス・トイレ別の設備が標準的になり、築10年程度と新しめの物件が増えてきます。

 

  • 1Kの平均相場は6.06万円。
    最安は3.7万円より賃借可能です。こちらも低賃料だと築年数25年以上、駅から10分以上かかる物件がほとんど。5万円台になるとエアコンやバス・トイレ別の物件が多くなり、平均相場である6万円台の水準になると築10年程度と比較的新しめのアパート・マンションが候補にあがるようになります。それ以上の金額になるとオートロックや浴室乾燥機などのオプションも。

 

  • 1DKは7.71万円が相場。
    5月中旬現在、最安の物件はなんと2.9万円。他にも4.5万円で、一之江駅より徒歩18分と距離はありますが、エアコン・バストイレ別とまずまずの条件ではないでしょうか。それ以上の相場になると、1K同様エアコンやバストイレ別の設備が一般的になり、平均以上の賃料ではオートロック・浴室乾燥機の設備も。新築や10年以下のアパートは8.1万円以上で借り入れられるようになります。

 

  • そして1LDKですが、10.09万円が平均相場。
    6.5万円が最安ですが、この時点でエアコンやバストイレ別が一般的。オートロックは8万円を境に、新築や10年程度は9万円台から一般的に。平均相場やそれ以上になってもそれほど条件は大きく変わらないようですので、できるだけ早めに安めの物件を押さえる方がよいのではないでしょうか。

 

以上、それぞれの相場を比較してきましたが、どの物件についても共通していえるのは、賃料が上がっても駅からの距離が必ずしも近くならないこと。安い物件でも徒歩数分圏内のものもあれば、高いからとはいえ駅から距離があるものも。

一之江駅周辺に住むと決めたら、自分に合った条件を早めに決めて、駅近で安めの物件を抑えてしまいましょう。

 

周辺駅との価格比較!

都営新宿線路線図

こちらもLIFULL HOME’Sのサイトを参考に比較していきます。
まずは都営新宿線内の比較(https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/toeishinjuku-line/price/)。

ワンルームで比較しますが、ご覧いただいて分かるとおり、一之江駅は各駅の中でも最安の6.29万円。どの路線でもそうですが、都心に近づくにつれ、相場は上昇していきます。江東区内最短の駅である東大島駅はそれほど大きく価格が変わってきませんが、次の大島駅になると1万円近く差がつくように。そして千代田区内に入ると10万円超は必至。神保町駅に至ってはほぼ12万円。2倍近くの差がついてしまっています。家賃を安く抑えたいのであれば、やはり江戸川区を選ぶことになるでしょう。

新宿線の中で江戸川区内にある駅は、一之江駅の他に船堀駅・瑞江駅・篠崎駅の3つがありますが、やはり相場が最安なのは一之江駅。船堀駅は急行が停まる駅、瑞江駅はスーパーや飲食店などが一之江を含めた他駅よりも比較的充実しているからなのか、0.3~0.4万円ほど高い相場となっています。

とはいえ、瑞江駅までは1.8kmほど、船堀駅までは2kmほどと、自転車があれば簡単にアクセスできる距離。家賃を一之江駅周辺で安く抑えて、一之江駅周辺で足りない買い物は瑞江や船堀まで、という選択肢もありではないでしょうか。

 

続いて、新宿線の南を走る東京メトロ東西線の相場と比べてみます。
https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/tokyometrotozai-line/price/
東西線内で江戸川区にある駅は葛西・西葛西の2駅。ワンルーム価格は一之江駅より0.4~0.7万円ほど高め。一之江駅に比べると、駅周辺の賑わいや店の充実さでは両駅に軍配が上がります

生活環境の良さで差がついてしまった形でしょうか。一之江駅の住環境について、詳しくは次のトピックで説明しますが、決して悪いということはありませんが、正直なところ葛西駅・西葛西駅周辺には及ばないというのが、筆者の意見です。

ただ、東西線といえばやはりワーストクラスの混雑率。先にも述べましたが、筆者も通学で数年間利用してきて、とても耐えられないというのが率直な感想です。少し利便性としては劣りするかもしれませんが、快適な通勤通学を第一に考えるのであれば一之江駅をはじめとした新宿線沿線を間違いなくおすすめします

 

 

【一之江駅一人暮らし③】駅はきれい?スーパーや病院は?住環境について!

ほぼ毎日利用する駅、それからその駅の周辺環境は自分の生活の一部になっていきます。
実際に訪れてみて分かることも多いので、住むことを考えられている方は是非一度駅周辺を散歩してほしいのですが、なかなか時間のない方や事前情報をキャッチしておきたい方は参考にしてみて下さい!

 

駅はきれい?駅周辺のお店事情は?

【一之江駅の一人暮らし】一之江駅の駅前

一之江駅は地下にある駅です。ホーム・改札ともに地下にある構造となっています。そんな一之江駅の構内や周辺はどのようになっているのでしょうか。
まずは駅構内。正直言ってきれいではないというか、昭和の雰囲気とでもいいましょうか……、新しいという印象は感じられません。ただ御手洗だけは2017年に改装され、かなり綺麗な印象に変わっています。

このまま駅の内装もリニューアルすればよいとは思いますが、特に今すぐ変える必要もないでしょうし、しばらくは従来のままでしょうか。

また、駅西口の地下駐輪場は駅構内と直結した構造。自転車を停めて、そのまま電車に乗ることができる便利な設計となっています。

周辺の店事情ですが、駅を降りて地上に出ると東口・西口ともにビルがあります。そこにはスーパーや弁当屋・飲食店が入居しております。スーパーは夜12時まで、他の飲食店も夜遅くまで営業していますので、帰りが遅くなっても食にはそれほど困らないでしょう。

コンビニは徒歩数分圏内だと2軒ほど、ドラッグストアも1店舗あり、ちょっとした買い物にも不便しません。そしてある意味人気スポット、ラーメン二郎が徒歩数分のところにあるのも、ジロリアンにとってはたまらないのではないでしょうか。

 1つ欠点なのが、銀行の支店・ATMが少ないこと。三菱UFJ銀行のATMこそ駅構内にありますが、他のメガバンクは一之江周辺にありません。ゆうちょ銀行のATMは、駅より少し離れた郵便局に併設されています。三井住友銀行やみずほ銀行ユーザーの方はコンビニATMで引き出さざるを得ず、ここは少し不便に感じるかもしれません。

 

大型スーパーや病院はあるの?住環境まとめ 

【一之江駅の一人暮らし】一之江駅の病院

まずは病院や医療機関について。

駅西口に直結しているコニュニティプラザ一之江の3階にはクリニックモールがあり、歯科・内科・皮膚科などの診察を受けられます。東口にも小児科や耳鼻咽喉科などがあり、やはり駅周辺に行けば受診可能です。

大型スーパーはこの辺りには見当たりません……。一番近くてラパーク瑞江やダイエー船堀店、最も大規模となればアリオ葛西ではないでしょうか。ラパークへは一之江駅から1.8km、ダイエー船堀店へも一之江駅から2kmほどなので自転車でもそれほど時間はかからないでしょう。

一方アリオへは車で15分程度。土休日は駐車するために道路が渋滞することもしばしば。車がなければ、葛西駅から無料バスでアクセスできます。平日は40分間隔、休日は20分間隔で運行されており、最終便は午後9時台と、時間を気にすることなく買い物を楽しめます。また、アリオ葛西の隣には島忠ホームズがあり、こちらもスーパーやファッションブランド店、家具売り場などがあります。アリオ葛西とは連絡通路でつながっていますので簡単にアクセスできます。

一之江駅の住環境をまとめると、全体として一之江駅に必要な店舗が集まっています。スーパーもコンビニも病院・飲食店、基本的に駅ビルで済ませることができるので、こうした用事であれば移動の必要がないというのは便利ではないでしょうか。ファッション系の店は駅からやや離れたところにユニクロが1店舗だけと、やや寂しめでしょうか。他のブランドも見たいとなると、アリオ葛西やその隣にある島忠ホームズにはGUやライトオン・GAPなど様々なブランドが入居しており、そこまで足を伸ばす必要がありそうです。

ちなみに、環七通り沿いにはあまりこれといった店がありません。やはり主要幹線道路だからでしょうか。個人的にやたら多く感じるのはディーラー店。日産・ホンダ・ダイハツの他にBMWとフォルクスワーゲンがあり、車好きには持ってこいのスポットかもしれません。他には車用品店が1件ほど。

あと特筆すべきは、環七を葛西方面に南下すると見えてくるドトール珈琲農園という喫茶店の存在でしょうか。全国に4店舗しかないうちの1店舗がここ一之江付近にあり、普通のドトールコーヒーとは異なるスペシャルな味わいや、オムライスなどの本格的な食事を楽しめます。コーヒー好きにもたまらないスポットになりそうです。

 

 

【一之江駅一人暮らし④】私が思う良いところ!

【一之江駅の一人暮らし】一之江駅の良いところ

上にも記した通り、こじんまりとした印象があります。買い物も食事も基本駅ビルやその周辺で済ませられ、最低限の需要でよければ遠くまで出かける必要がない、それが一之江の特徴でありよいところだと感じます。休日もそれほど混み合うような印象もなく、人ごみが苦手なのであれば良いスポットなのではないでしょうか。

そしてなによりも通勤通学がそれほど大変ではない! というところが1番のメリットではないでしょうか。

先にも述べましたが、最も新宿線が混雑している区間・西大島~住吉間でも150%台。対して、同じ江戸川区を走る東西線や総武線は190%台と、もはや200%の大台寸前。筆者は東西線しか経験しておりませんので総武線についてはわからないですが、ラッシュに対する不快感・苦痛の度合いがとにかく段違いです。ゆったり通勤通学したいのであれば、間違いなく一之江はおすすめです。

また、東西線や京葉線は強風で運転を見合わせることがときどきありますが、都営新宿線はそれほど強風の影響を受けません。電車の運行が天候に左右されないというのは、江戸川区に住むとなれば意外と大きいメリットかもしれません。
また、一之江駅が環七通りに面しているのでバスの利便性も高い。羽田空港・成田空港どちらにもアクセスできるのは大きいと思います。

 

ということで、一之江のよいところをまとめると、

・コンパクトにまとまった街なので遠出の必要はほとんどない
・人で混み合うことがそれほどない
・通勤通学は東西線・総武線に比べ快適
・都営新宿線以外にもバスで様々な場所へアクセス可能

 

といったところでしょうか。

 

 

【一之江駅一人暮らし⑤】私が思う悪いところ!

【一之江駅の一人暮らし】一之江駅の悪いところ 

あまり悪いところはないように感じますが……強いて挙げるならば大規模なショッピングモールや商業施設、アミューズメント施設が周辺にないこと。
通常のスーパーはあるので駅周辺で済ませられますが、大型スーパーまで行くとなれば船堀や瑞江・葛西まで行かなければならないというところでしょうか。刺激になるもの、エンタメ系のショップを求めるのであればやはり少し出かける必要がありそうです。

また、そういうところへ自転車で行こうとすると、環七通りは歩道が狭く、車通りが激しいので運転しづらいというところも不便です。くれぐれも事故のないように気をつけて運転してくださいね。

加えて、これも上で述べましたが、金融機関・ATMが少ない。コンビニでの手数料を気にするのであれば、瑞江駅にはみずほ銀行・三菱UFJ銀行の支店が、葛西駅周辺にはみずほ・三井住友・三菱UFJ全てのATMがありますのでそこまで足を伸ばす必要がありそうです。

 

ということで、一之江のデメリットをまとめると、

・生活に必要不可欠なジャンルの店舗はあるが、エンタメやファッション系の店・銀行は少し乏しい
・歩道が狭く、車道も車通りが多いので自転車の運転が少し大変かも

 

といったところでしょうか。

 

 

以上を踏まえて、ぜひ一之江での1人暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。生活自体は一之江周辺で、休日は近くの親水公園や、少し行けばアリオ葛西や葛西臨海公園・水族園、さらにはディズニーリゾートといったスポットは、バスに乗れば20~30分で行けてしまいます。

新宿線を使えば、古本街の神保町や新宿まで1本でアクセス可能。一之江自体に娯楽スポットは公園以外ほとんどないようですが、便利な交通網でちょっと遠出して気分転換、なんてのはいかがでしょうか?