- 仲介手数料無料って聞くけど本当なの?
- 無料にすると不動産屋さんは利益がないってこと?
- とにかく損はしたくない!
今回は以上のような悩みを解決していきます。
13年間不動産業界の裏も表も見てきた私なわけですが、独自の手法で多くの方の初期費用削減のお手伝いをして来ました。
多くの方に喜んでもらったこの経験を活かし、こんな記事も書いていますので是非ご参考下さい!
【仲介手数料無料のからくり①】仲介手数料とは?
賃貸住宅の契約時、初期費用が意外と高い!と思われるのは家賃以外にも敷金・礼金などと合わせて「仲介手数料」が取られるからです。
まぁこれだけで単純に、家賃3ヶ月分を想定以上に払っているわけですから初期費用の見積もりをみるとびっくりしちゃいますよね。
だって、家賃7万円の物件に住もうと思ったら上記だけで21万(+前家賃とか)もかかるんです、、、、引越し費用って本当になんでこんなに高いのでしょう笑
(+前家賃とか)に関して、具体的に書いている記事がありますのでご参考下さい
では、上記に含まれるそもそも仲介手数料は何のために必要なお金なのでしょうか。
仲介手数料とは、物件を探してきてくれた不動産会社に、感謝もこめて(対価として)支払うお金のこと。不動産会社は、物件の紹介に加えて、入居者と大家さんの契約書作成や重要事項説明など、取引の安全を図るためのさまざまな手続きもしてくれます。仲介手数料はその手数料でもあり、家賃の1カ月分+消費税が上限と宅建業法で決められています。
この”上限”が今回の「仲介手数料無料」のミソになっていますのでそこらへんの仕組みというか不動産業界の”裏側”といってもいい闇の部分?(笑)を次項目で説明します。
【仲介手数料無料のからくり②】仲介手数料の裏側
先程紹介したように、仲介手数料は1ヶ月+消費税が上限だと言いましたが、仲介手数料は、入居者だけでなく大家さんと両方から受け取ることをいいます。
通常、入居者からだけもらうのが通例になっていますよね。そのため、1ヶ月分の仲介手数料を払うのが今や「当たり前」になっているのです。
あ、一つ忘れてはいけないのが大家さんからの入居者さんからもどちらからも仲介手数料をもらう場合であっても、家賃の1カ月分+消費税が上限であることです。
つまり、入居者が支払う仲介手数料が半額または無料となっている場合、「その分の金額は、大家さんからもらうから、あなたはいいですよ」ということなのです。
参照元:haruokaest.co.jp
元来、仲介手数料を1ヶ月分もらうには、上記のこと(普通は大家さんと入居者さんの両方からもらうということ)を説明した上でその割合を、「入居者100%大家さん0%でいいですか?」「良いですよ」と入居者さんから了承を得なければならない規則になっています。
何も説明していなければ、「入居者50%大家さん50%」にしなければならないんです。知っていましたか?
実際、説明されたこと無いですよね笑
これは、不動産業界の悪しき風習であり、黙認されてきた闇部分でもあります。
そして、もっというと上限1ヶ月ということは半月分でも無料でもいいってことです。大家さんからも入居者からももらわないってことは利益がないの?と疑問に思うかもしれませんがそうではありません。
それでも儲かる不動産仲介の仕組みとからくりを次項目で説明していきます。
【仲介手数料無料のからくり③】無料でも儲ける仕組み
不動産会社の初期費用の見積書をみると、本当に逆に関心されられることがあります。
なぜかというと、あらゆる手を使って入居者さんからお金を搾取する工夫にあふれているからです。
入居者さんが部屋を借りる際には、「仲介業者」の後ろに「管理会社」があって「大家さん」がいます。
見積書を出すのは「仲介業者」なわけですから、本来であればいらない項目(例えば、部屋の消臭費用等)を足してお客さんに請求をします。
「管理会社」や「大家さん」には元々の初期費用を足して送金すれば良いわけですから、その差し引き分が仲介業者の懐に入るわけです。
差し引き分の一番大きいものが「仲介手数料」ということです。
最も厄介なのは、仲介業者が管理もしている場合もあります。
その部分も含めて以下記事の目次の「2、不動産屋はボロ儲けしている」で詳しく説明しているのでお時間ある方は見てみて下さい!
【仲介手数料無料のからくり④】仲介手数料を無料にする方法
仲介手数料を無料、もしくは少しでも安くする方法はいくつかあります。一番手っ取り早いのは、HOMESやSUUMO等のポータルサイトで「仲介手数料無料」でフィルターをかけて探すことです。
もしくは、仲介手数料無料のポータルサイトとかもあるみたいなのでそこから探してみてください。
上記条件で絞ると一つ欠点なのは、かなり選べる物件が減ってしまうということです。
もちろん、「仲介手数料」ではなく「敷金」「礼金」「フリーレント」で節約するということもできますが、結局物件が減ってしまうことに変わりがありません。
自分の住む場所ですから、安さだけ重視して住んでみると微妙でまた引越しなんてことになったら逆にお金がかかってしまいます。
人気物件は以上のような条件で絞ってもなかなか出てきません。
自分の納得の行く物件は見つかったが、初期費用が・・・なんてことの方が多いです。そんな人のためにも以下記事で「仲介手数料」含む初期費用の交渉方法を書いています。
一番安くするには、一番ピンはねしない業者に頼むのが一番です!私個人でもそこらへんはお手伝いしていますので、すでにもらった見積もりが少しでも安くならないか等、まずはお気軽にご連絡下さい。