- 仲介手数料が安くなる仲介業者を見つけたけど変えちゃってもいいの?
- 仲介業者の対応が悪いから業者変更したい!
- 仲介業者を変更する時の注意点とか教えてほしい
本日は以上のような疑問を解消していこうと思います!!
賃貸契約で仲介業者を途中で変えることは可能なの?
可能です。
契約者にはどこで契約をするかの自由に選択出来る権利があります。
お部屋を探しているお客様が、最初に内見をしたA仲介業者ではなく、たまたま発見した別の仲介手数料の安いB仲介業者に行き、そのB仲介業者経由で申込みを入れることに関して、そのお客様を咎めることはナンセンスです。
これって当たり前の話で、なんで「仲介業者を契約直前でNG!」という情報ばかりが流れているかと言うと、不動産業者全体が価格競争になることを恐れているからです。
Googleで「賃貸 仲介業者 変える」とか打ちこんでみて下さい。
ほとんどのサイトで、「失礼にあたりますので、やめて下さい」と書いてますがその理由は法的根拠が全くありません。
例えば、AスーパーとBスーパーで同じメーカーの豆腐(仕入れ値が50円)が違う値段で売っています。
Aスーパーは100円で、Bスーパーは80円でした。
私はAスーパーの広告をみてはAスーパーに豆腐を買いに出かけましたが、道中のBスーパーでAスーパーの広告でみた値段より安い価格で売り出されていました。
Bスーパーで豆腐を購入したら何か問題ですか?
なんも問題ありません。
スーパーでの生鮮食品、携帯電話の使用料金、航空券の値段・・・全てにおいて価格競争が始まっているのにもかかわらず、不動産の仲介に関してはお客さんの横取りは良くない!とされているのはおかしいですよね。
こんなの不動産業界の悪しき風習であり、お客さんには全く関係ないことです。
最近はやっと、エイ○ルとかが仲介手数料半額!とかやっているのですが、まだまだ浸透していないのが現状です。
お客さんの横取り行為に関して、業界用語で”抜き”という言葉はありますが、これは厳密に言うと、
”抜き”とは「媒介契約締結後に違う仲介業者が依頼者を誘引して媒介契約を締結させる行為」
ですので、賃貸の仲介でたとえ内見して、申込みをしていたとしても仲介業者を変えることは問題ありません。
仲介手数料含めて「【成功率98.9%】賃貸の初期費用を極限まで安くする方法」を他記事でも詳しく触れていますので、参考にしてみて下さい。
私も日本一安い賃貸仲介を目指して活動していますので、是非ご活用下さい。
仲介業者を変更する際の注意点
これはどの段階で仲介業者を変更するのかで注意点が変わってきますので、各フェーズに分けて説明していければと思います。
内見前
これは特になにもすることはないです。
メールでもいいので「他で決まっちゃいましたので案内をキャンセルさせて下さい。申し訳ございません」と一方いれるようにすると気持ちがいいですね。
内見後
これも内見前と同じように「他で決まっちゃいましたので案内をキャンセルさせて下さい。申し訳ございません」と一報入れると良いと思います。
但し、一度内見しているため、営業マンはその物件が記憶にあたらしいので、他のお客さんに紹介しやすくなります。
ここではスピードが大事です。
契約をする仲介業者が決まっているのであれば、すぐにその業者経由で申込みをするようにしましょう。
申込み後
これは少し面倒ですし、手順を間違えるとその部屋を申込みできなくなります。
まず、申込み後のキャンセルは全く問題の無い事だと理解しておいて下さい。
詳しくは、「賃貸物件を申込みして仮押さえはあり?申込み審査後のキャンセルは?」で説明していますので参考にしてみて下さい。
ここでは、先程同様にして新しく見つけた契約をする仲介会社に相談して、管理会社を説得する必要があります。説得というか事情を説明する感じです。
正直、管理会社は入居者が入ってくれれば何も言うことはないので、どこの仲介業者を経由しようが構わないのです。
ここで、管理会社に説明しておく理由は物件を押さえるためです。
元の仲介業者はキャンセルの連絡をもらっても、いい物件であれば3日ほど粘って違うお客さんを捕まえて、そこに当て込もうとします。
仲介をやっていると分かるのですが、物件に連れてさえすれば決まる物件はなんとなく分かるので簡単にはオシャカにしません。
そのため、管理会社に「もう入居者が決まっているから次の人を紹介されても断ってね!」と伝えておく必要があるということです。
スムーズに仲介業者を変更する方法!!
これはざっくり言うと、その新しく契約してもらう(仲介手数料がより安い等)仲介業者に相談して、段取りしてもらって下さい。
それが一番確実です。
変にこねくり回すと先述したように、他の人に物件を取られてしまったり、管理会社が大家さんに「この人不穏な動きをしているので契約するのやめましょう」なんてこともありえます。
各方面(元の仲介業者への断り方・管理会社への伝え方等)にどういった対応をしたらいいか指示をしてくれると思いますので、プロにそこらへんは相談して指示を仰ぎましょう!