大家と直接契約した際に注意すべき事！メリット・デメリット

2019年8月30日 2019年8月31日

そもそも大家と直接契約ってできるの？できない時って？

大家さんと直接契約は可能です。

実際に最近直接契約が盛んになっていて、サイトでいうと「ウチコミ！」だとかが有名所です。

通常であれば、内見時に付き添ってくれるのは不動産の仲介業者になります。

しかし、直接契約の場合は不動産仲介業者は一切出てきません。

物件について問い合わせをした際に連絡を取り合うのは大家さんですし、内見には大家さんがきますし、契約も大家さんと直接行います。

交渉できない時は？

先述したとおり、基本的には自分で契約してもいいですし、仲介業者にお願いして入居者をつけてもいいです。自由です。

しかし、じ

大家さんが一般媒介・専任媒介で不動産業者に依頼している場合は、直接交渉できます。
しかし、専属専任媒介を結んでいる場合は、大家さんとの直接契約は禁止されているので、物件の取引形態を確認しましょう。

大家と直接契約した際のメリットは？

大家さんと直接物件を契約するメリットは何でしょうか？
詳しくみていきましょう。

仲介手数料がかからない
借主側にとって大きなメリットは、仲介手数料がかからない点です。
そのため、初期費用を安く抑えることができます。

契約が早く進められる
大家さんと直接交渉できるため、不動産会社を挟むよりも早く賃貸契約を結ぶことが出来るかもしれません。

大家と直接契約する際に気をつけるべきこと・デメリット

反対に、大家さんと直接契約する場合のデメリットは何でしょうか？
契約に関することを、すべて自分で行うため、注意が必要です。

住み始めてからトラブルになる可能性がある
大家さんには、重要事項説明の義務がありません。
そのため、物件に関する注意事項を知らないまま契約してしまうと、後からトラブルが発生するリスクがあります。

条件交渉を自ら行う必要がある
本来であれば、不動産会社が行ってくれる条件交渉も、自分で行わなければなりません。
場合によっては、不動産会社を通すよりも家賃が高額になってしまうリスクもあります。

大家と直接契約をしてトラブルになった具体的な事例

知り合いの友達（大家さん）の一軒家の戸建て物件を借りた時の話です。

私が借りたその物件は、紹介してくれた知り合いが借りていたので、そのままスライドして私が借りることになりました。

結構古い物件でしたので、入居前に

先月、知り合いの紹介で一軒家の家を借りました。
元々は知り合いが借りていたので、オーナーさん（大家）と3人で会い、一緒に家の中の説明や修繕箇所を確認しました。
主人が大工なので修繕は任せると言われ、修繕箇所と請求先(知り合いへの請求とオーナーさん（大家）への請求)を確認しながら見て周りました。
勝手口の扉の割れた硝子と、脱衣場の床は直しましょうと話しをして、帰り際にも｢請求は私にしてください｣とオーナーさん（大家）が言ったので、脱衣場の床から修理を始めてしまいました。（先に連絡をするべきだったのは反省しています）
請求金額を前もって連絡しとかないとと思い、電話をすると｢直さないとダメ？我慢してくれないかなー｣と言われました。
｢小さい子供もいるし、脱衣場の床はささくれていて、足に刺さると可哀想だし、勝手口の扉の硝子は落ちてきたら怖いので｣って言ったら、｢いやー、直すなんて言ったかな？Iさん(知り合い)と直した方がいいかなーって話してたのを聞いてただけでしょ？それに、もうお金かけたくないんだよねー｣と言われ、｢入居前には直すと言ったのに、約束が違うじゃない！｣とモヤモヤっとした気持ちになり、少し言い方がキツくなってしまったかもしれません。
｢分かりました。我慢します。直して請求してくださいとオーナーさん（大家）がおっしゃったので、連絡しなかった事は申し訳なかったですが、脱衣場の床は修理を始めてしまったので、自分たちでもちますね。｣
と言いったら、それが気に入らなかったらしく｢もう、出ていってもらうということも考えますよ｣と言われました。
事前に連絡せずに修理を始めてしまったことはきちんと謝りました。
でも、入居前に直すと言っていたのに、入居してからやっぱり我慢してくれというのはおかしくないですか？
敷金礼金もなく、家賃も安く、追い出されるのは困るのでこれ以上なにも言えないのですが、納得がいきません。
我慢するしかないのでしょうか。