- 大阪で一人暮らしすると、家賃ってどのくらいなんだろう、エリア別にも知りたい
- 初期費用って聞いたことあるけど何にお金がかかっているの?安くするコツは?
- 生活費はみんなどのくらいかかっているのか、、、大阪の物価は高い?
本日は以上のような疑問を解決していければと思います!
【大阪で一人暮らしする際の費用①】家賃の相場と目安を把握しよう
まずは、大阪で一人暮らしする際の平均の1ヶ月の家賃相場を確認して、目安を把握しておきましょう。
大阪府の市区別に一人暮らし用の部屋、いわゆるワンルーム・1K・1DKの平均家賃を見ていきましょう。
最初に大阪付全体の平均家賃をお伝えすると、48,400円になります。
高いと思いましたか?安いと思いましたか?
エリア全体の平均なので、市区別に分けると以下の金額になります。
■大阪市都島区 5.75万円
■大阪市福島区 6.25万円
■大阪市此花区 4.85万円
■大阪市西区 6.61万円
■大阪市港区 5.20万円
■大阪市大正区 5.19万円
■大阪市天王寺区 5.97万円
■大阪市浪速区 6.10万円
■大阪市西淀川区 5.36万円
■大阪市東淀川区 4.60万円
■大阪市東成区 5.33万円
■大阪市生野区 4.75万円
■大阪市旭区 4.42万円
■大阪市城東区 5.44万円
■大阪市阿倍野区 5.35万円
■大阪市住吉区 4.65万円
■大阪市東住吉区 4.75万円
■大阪市西成区 5.17万円
■大阪市淀川区 5.73万円
■大阪市鶴見区 5.62万円
■大阪市住之江区 4.91万円
■大阪市平野区 4.36万円
■大阪市北区 6.66万円
■大阪市中央区 6.68万円
■堺市堺区 4.94万円
■堺市中区 4.95万円
■堺市東区 4.20万円
■堺市西区 4.95万円
■堺市南区 不明
■堺市北区 5.32万円
※他エリアに関しては、ページ最後の”おまけ”部分に記載しておきます。
ある程度、どこに住む予定なのか目星をつけてどのくらいの家賃なのかを把握しておきましょう。
気をつけてほしいこととして、あくまで目安ということです。
もちろん、大阪市内のエリアで分けたといっても場所によって金額は全然違います。
駅周辺になると家賃相場はぐっと上がりますし、女性になると治安や物件のセキュリティ面などといった安心を重視するとそれだけ人気が出ますのでその分家賃も高くなる傾向があります。
【大阪で一人暮らしする際の費用②】賃貸契約時に必要な初期費用は?
では、次に賃貸契約時に必要な初期費用の目安を見ていきましょう。
先程家賃の話をしましたが、家賃さえ払えばそこに住めるわけではありません。入居時には賃貸契約の契約金が必要で、その費用のことが”初期費用”と呼ばれています。
では、初期費用とは一体どのくらいの費用なのか、そしてそれは何のために支払うのかをざっくり見ていければと思います。
例えば、家賃6万円の部屋を賃貸したいとします。大阪は初期費用の内容が少し特殊で、敷金はもらわないけど礼金を2ヶ月分も請求されるなんてことが結構多いです笑
その特徴を加味して、内訳を作るとしたら以下の様な形になると思います。
礼金 120,000円
保証金 0円
仲介手数料 60,000円
前払い家賃 60,000円
火災保険料 20,000円
保証会社 30,000円
鍵交換代 18,000円
合計 308,000円
だいたい家賃の5,6ヶ月分を用意しておけば十分だと思います。
※各項目の意味がわからない方や、より詳しく見たい方は以下記事もご参考下さい。
少しでも初期費用を安くしたいと考える方は以下記事も参考にしてみて下さい。
「大阪は賃貸物件の契約時にかかる初期費用が高額」という話をよく聞きますよね。
まず、先程紹介した初期費用の内訳が大阪と東京では少し違うところから説明すると、
関東圏ではほとんど見ませんが、大阪では「保証金」や「敷引」という項目をよく見かけます。大阪では賃貸借契約の際、「敷金」「礼金」に代わる習慣として、「保証金」「敷引き」というものが用意されています。
「保証金」は「敷金」とほぼ同義ですが、大阪の場合、賃貸借契約を結ぶ際に、退室時に「保証金」から一定額を「敷引き」として差し引いたものが戻ってくるという取り決め(敷引き特約)をするのが一般的でした。
ちょっと分かりづらいですね、、、、
つまり、東京では、契約時に「敷金+礼金」を支払い、退室時に「敷金-修繕費用」が返還されるのに対し、大阪の場合は、契約時に「保証金」を支払い、退室時に「保証金-敷引き-修繕費用」が返還されるということです。
東京では、今は敷金礼金0円物件が増えてきていますが、大阪は東京に比べると保証金や敷引制度がいまだ残っている傾向にあります。
ただし、大阪もここ数年で初期費用を少なくしようということで少しずつ安くなってきてはいるのでそんなに変わらなくなってきているかな〜という印象です。
とはいえ、まだ初期費用が高い風潮や礼金を多く請求されることがあるので「大阪は初期費用が高い」というイメージが拭えないのかもしれません。
【大阪で一人暮らしする際の費用③】毎月の生活費の平均は?
大阪市で一人暮らしをしようとすると、1ヶ月の平均的な生活費はいくらなのでしょうか。
ちなみに、適正家賃の目安は収入の3分の1と言われているのでそれに当てはめて、プラスなりマイナスなりして考えてみて下さい。
ではさっそく、一人暮らしに必要な生活費はどのくらいなのか見ていきましょう!
家賃 52,000円
食費(外食含む) 37,830円
光熱・水道費 9,527円
家具・家事用品代 3,277円
衣類・靴 4,948円
医療費 4,890円
交通・通信費 20,478円
教養・娯楽費 15,878円
その他(交際費など) 20,414円
合計:169,242円
参考:総務省 統計局「1世帯当たり1か月間の収入と支出」
大阪市の平均家賃は5.18万円のことでしたので、その部分だけアレンジしてみました。(全国平均は5万円とのこと。)
また、大阪は物価が安いと言われていますが、そうでもないようです。
総務省統計局ホームページ「小売物価統計調査(構造編)-平成 27 年分結果-」に掲載されていたのですが、ほぼ平均程度とのことでしたので、上記の生活費は大外れはしていないと思います。
もちろん駅周辺等は家賃はプラス1~2万円を見ておいた方が良いと思いますので、そこら編も加味してシュミレーションしてみて下さい。
【大阪で一人暮らしする際の費用④】初期費用や生活費を安くするコツ
ここまで見てきたように、特に20代のころはお金がない分、毎月の生活費や家賃は少しでも安くしたいですよね。
また、将来のことも考えて貯金したい方も多いと思います。
ここでは、少しでも出費を抑えられる方法として私が実践してきたこと私がやってきたことを紹介出来ればと思います。
- 家賃や初期費用の削減
毎月の出費を抑えるのに一番簡単な方法として、まずは固定費である家賃を抑えることを考えるほうが良いと思います。
以下をご参考下さい。
【社会人単身者にオススメ】
吹田市の江坂と淀川区の東三国は千里中央ほどは家賃が高くなく、スーパーや病院なども充実しているため、単身者には人気のエリアとなっています。
江坂の方が家賃相場が5.5万円ほどの東三国に比べ、家賃相場は6万円ちょいと少し高めですが、治安は江坂の方がいいとされています。
ただ、東三国は新大阪の一つ隣の駅とアクセスは抜群です。
すこし治安の面では他と劣りますが、箕面市は北摂エリアの中では比較的家賃相場が安めなので、安く抑えたい人は箕面市で探すといいでしょう。
【学生さんは阪急沿線がオススメ!】
学生さんは大学が阪急沿線に多いので東淀川区で阪急沿線のエリアで探すと通学にも便利だと思います。
ただ阪急淡路駅や上新庄駅周辺は治安はあまり良くないのでオススメしません。このように大阪市内の淀川区、東淀川区、西淀川区は区内で治安差があるので、いい物件があったら実際に自分で物件周辺がどんな場所か見てみて決めた方がいいかもしれません。
初期費用を少しでもやすくしたい方は、以下記事を参考にしてください。
おまけ
大阪府で先程紹介しきれなかった市のワンルーム・1K・1DKの平均家賃をご紹介しますので、参考にして下さい。
■岸和田市 3.95万円
■豊中市 5.39万円
■池田市 4.92万円
■吹田市 6.01万円
■泉大津市 4.23万円
■高槻市 5.69万円
■貝塚市 3.40万円
■守口市 5.04万円
■枚方市 4.23万円
■茨木市 5.34万円
■八尾市 4.80万円
■泉佐野市 4.16万円
■富田林市 3.82万円
■寝屋川市 3.81万円
■河内長野市 3.41万円
■松原市 3.79万円
■大東市 4.69万円
■和泉市 4.05万円
■箕面市 4.58万円
■柏原市 3.89万円
■羽曳野市 3.72万円
■門真市 4.25万円
■摂津市 5.05万円
■高石市 4.32万円
■藤井寺市 4.04万円
■東大阪市 4.64万円
■泉南市 4.88万円
■四條畷市 3.87万円
■交野市 4.20万円
■大阪狭山市 4.36万円
■阪南市 3.78万円