- 旅行で拠点が欲しい、、、
- 出張で1〜3ヶ月宿泊場所が必要だけどなるべく安く済ませたい
- 賃貸契約で数ヶ月って合法なの??
本日は以上の疑問を解決していきます!
短期で賃貸契約は法的に可能?
通常の賃貸借契約の期間は2年からの契約が多いですよね。
更新して3年、4年、、、、と長く住む人は多くいらっしゃると思います。
しかし、逆に1年、半年、1ヶ月、、、と契約期間を短くすることは問題ないのでしょうか?
極端にいうと、1泊2日の賃貸借契約なんてあるのでしょうか?そうなった場合、旅館業を必要とするホテルとはどう違うのでしょうか?
この問題は借りる側(入居者)も貸す側(大家)も気になるところでしょう。
まずは、以上のような疑問を解決していきましょう!
まずは、以上でも触れたように切っても切り離せない「旅館業」の定義を把握しましょう。
逆に以下に抵触しなければ旅館業に当てはまらないということになります!
旅館業とは?
以下の3つに当てはまると旅館業に当てはまります。
【「営業」として人と泊める事】
「営業」にあたるかどうかは、社会性をもって継続反復されているものに該当するかどうかで判断されています。
なんか分かりづらいですが、なんとなくで大丈夫です。
【宿泊料を取る】
無償で施設を提供する場合は旅館業にあたりません。
【「人を宿泊させる営業」であること】
料金をとって建物や部屋を貸せば常に旅館業となるわけではなく、アパートや間借り部屋などは貸室業・貸家業であって、旅館業には含まれません。
なんかよくわからなくなってきた、、、、もっと詳しく知りたい人は自分で調べてみて下さい。
何が「人を宿泊させる営業」にあたるのか、覚えて置いてほしいことは1つだけ!
「施設を利用する宿泊者がその宿泊する部屋に生活の本拠を有さないことを原則として営業するものであること」
つまり、アパートなどは、宿泊者に生活の本拠を与えることを予定した営業形態といえるので旅館業に当たらない!ということです。
ん、”生活の本拠”って何?感じですよね笑
マンスリーマンションやシェアハウスとかがギリギリ許されているのを見ると、1ヶ月以上滞在すると”生活の本拠”と言えると今は考えても良いかもですね。
今のところは!笑
では、ウィークリーマンションはダメなの?
そもそも、マンスリーマンションって何?というところも一緒に見ていきましょう。
【マンスリー賃貸】と【ウィークリー賃貸】とは
「マンスリーマンション」「ウィークリーマンション」の意味
まず「マンスリー」という言葉は皆さん、ご存知の通り、月々や月ごとのといった意味になります。
ということは、「マンスリーマンション」は月単位を前提としたマンションやアパートのことになります。
先程も触れたように、コレは旅館業にギリギリ当たりません。
ということは、「ウィークリー」は週単位ということとわかりますね。
これは、多分いまはかなり黒にちかいグレーです、、、ほぼ違法になると思います。違法民泊の一つって感じです。民泊に関しても後で軽く触れますので一旦おいておいて、、、
年単位を示す「イヤーリーマンション」はないですよね?イヤーリーマンションとなると”通常の賃貸”になるわけですのでありません。その通常の賃貸と「マンスリーマンション」「ウィークリーマンション」と何が違うのでしょうか?
通常の賃貸を何が違うの?
大きな違いとして「設備」と「料金」に違いがあります。
その2点で分けて説明していきます。
設備の違い
一番の大きな違いは、生活に必要な家具や家電が最初から付いていることです!
生活に必要な家具というのは、冷蔵庫・テレビ・電子レンジ・洗濯機・ベットとかになります。ゴミ箱だとかトイレットペーパーとかも付いていることも多いです。
短期間住む人にとってみたら、とてもありがたいですよね。
料金の違い
敷金や礼金がかからなかったり、退去時にかかるのはクリーニング費用程度です。月々の賃料は2割〜4割程度高いですが、ホテルなんかと比べたら天と地の差があります。
金銭面に関しては本当に節約になりますので、嬉しいですよね!
【短期で部屋を借りる方法4選】料金比較とメリット・デメリット
では、実際に数ヶ月の滞在のために宿をかりるためには、どんな方法があればいいのでしょうか。自分の状況に合わせて参考にしてみて下さい。
ビジネスホテルを利用する
まずは、ビジネスホテルを利用した際のメリット・デメリットと料金を見ていきたいと思います。
メリット
なんと言っても、最もストレスなく優雅な時間を過ごすことが出来ると思います。
毎日掃除してくれて帰るたびに部屋がきれいになっているのは、忙しいビジネスマンだけでなく誰もが嬉しい特典ではないでしょうか。
また、朝食のサービスがあったり、ロビーでくつろげたりと至れりつくせりですね。
デメリット
料金だと思います。平日は1泊5,000円程度、休日は8,000円程度はかかってきますし、洗濯はコインランドリーで、食事も基本的に外食ですので生活費もかさみます。
コレを1ヶ月続けるとなると、結構な値段になります。
会社の経費で値段は気にしなくて良いんです!ということであればビジネスホテルはいい選択肢だと思います。
料金は?
東京都内のビジネスホテルの一泊の宿泊料金は5,000円以上が相場です。土日を8,000円で30日間滞在したとすると、(5,000円×20日)+(8,000円×9日)=172,000円になります。
5,000円以下の料金での宿泊はカプセルホテルの利用になることが多いでしょう。安いホテルだなーと予約をして、行ってみるとカプセルホテルだったなんてこともあります。
カプセルホテルに長期滞在は無理だと思ったほうが良いです。システム的なことではなく、心身へのストレスが半端ないと思います。
マンスリーマンションを契約
次には、マンスリーマンションを利用した際のメリット・デメリットと料金を見ていきたいと思います。
メリット
マンスリーマンションのメリットは過ごしやすさだと思います。料金ホテルと比較すると安く済みますし、最もバランスの取れた宿泊形態だと思います。
家電等がそろっているので、自炊も出来ますし洗濯ももちろん可能で生活費を抑えられる部分は大きなメリットだと思います。
デメリット
家電等は基本的に中古ですので、人によっては気にするかもしれません。
ベットなどもクリーニングは十分にされていると分かっていても、ホテルと違い生活感があり、抵抗を感じてしまう人が少なくないのではないでしょうか。
料金は?
先程同様、東京で1ヶ月滞在した際の値段で比較していきます。1ヶ月あたりで115,000円程度が相場だと思います。これでも結構安いほうかもしれません。
ホテルと比較すると安いですが、家賃と考えるとやはり少し高いですかね。
シェアハウスを利用する
次は、シェアハウスを利用した際のメリット・デメリットと料金を見ていきたいと思います。
シェアハウスは大きく分けて「個室」と「ドミトリー」2種類のパターンがあります。キッチンや洗面所、お風呂に関しては共有ですが、上記2パターンは寝室の種類を表しています。
シェアハウスに関しては詳しく「【実際に6ヶ月間シェアハウスに住んでみた】初期費用/家賃/メリット/デメリット」で私自身の経験も含めて書いていますので参考にしてみて下さい!
「個室」はその名の通り、1部屋そのまま独占して、そこにベットやらを置くという感じで、「ドミトリー」は1部屋にいくつかベットがありますので、寝室も共有ということになります。
今回はあくまで「個室」の場合のシェアハウスのメリット・デメリットと価格を見ていきたいと思います。
メリット
メリットはおそらくもっとも費用を抑えることが出来ることで、ホテルと比べると3分の1程度に圧縮出来るレベルです。(ドミトリーだと更に安いです。)
また、マンスリーマンション同様、家具家電が付いているのでキャリーバック一つで生活できてしまいます。
コレも大きなメリットだと思います。
デメリット
共有スペースだけだと言っても、家に帰っても自分以外の人が同じ空間にいる事はストレスであり、大きなデメリットと言えるでしょう。
料金は?
シェアハウスの平均家賃は、5.5万円前後と言われています。先述の通り、これは個室の場合の値段になります。
このくらいの値段であれば、例えば池袋徒歩10分のシェアハウスに済むことが可能です。
民泊を活用する
最後に、民泊を利用した際のメリット・デメリットと料金を見ていきたいと思います。
民泊は簡単に言うと、間貸しサービスです。持ち家で使っていない部屋を人に貸すというなんとも合理的なサービスになっています。
空き家問題も解消できるのではないか、と期待されていますがまだ法整備が出来ていないのが現状です。
とはいえ、すでに存在するサービスではあるので利用は可能ですので以下参考にしてみて下さい!
メリット
実家と同じような、アットホームな安心感があります。家によっては、ご飯を出してくれたりするところもあったり、激安な物件もありますのでバラエティの富んだサービスになります。
デメリット
こちらも、シェアハウスほどではありませんが完全なパーソナルスペースを確保しようとするのは難しいです。
今は、アパートを完全民泊化というのもあり、完全パーソナルスペースを実現している物件もありますが、まだまだ物件自体が少ないと言えるでしょう。
料金は?
1ヶ月で連泊すると、だいたい90,000円程度ではないでしょうか。連泊すると大幅に値引きになったりする物件が多く存在しますので、airbnb等で確認してみて下さい!!