コンクリート打ちっぱなしに住んでみて分かったメリット
とにかく、めちゃくちゃオシャレ
コンクリート打ちっぱなしの最大の利点は間違いなく”見た目がオシャレ”な部分です。
家具がしょぼくてもおしゃれに見えます。家が汚くてもオシャレに見えます。自分に部屋のコーディネートに自身がなくてもおしゃれに見えます。
私は部屋に生活感がでるのがあまり好きではないので、生活感が極限まで消せるコンクリート打ちっぱなし物件は本当に大好きです。
お店とかでも、オシャレにこだわっている所はコンクリート打ちっぱなしだったりしますよね。
あのオシャレさを自宅で再現できるのは、コンクリート打ちっぱなしが近道であることは間違いないです。
ステータスになる
コンクリート打ちっぱなし物件はそんなに多くありません。この後出てきますが、デメリットも多い分全員に支持されるというわけではないからです。
タワーマンション等になると、ますますなくなってきます。
そのため、年収1000万の人でも年収500万の人でも、コンクリート打ちっぱなしの家に住もうと思うと選ぶ物件は同じということが多いです。
例えば、女性が家にお泊りに来た時、少なからず男性の住んでいるマンションやアパートのスペックは見ます。通常のアパートや築年数のまぁまぁ経っているマンションとかに住んでいるとお金持ってないのかな?、、、やっぱ帰りたい、と思われかねません。
しかし、コンクリート打ちっぱなし物件であれば築年数がある程度経っていたり、家賃が安くても、部屋にこだわりがあっておしゃれなハイセンスな人、と見られることが多いのではないでしょうか。
家賃に関係なくどんな人にも好印象のコンクリート打ちっぱなし物件はそういった面も大きなメリットだと言えます。
防音性◯耐火性◯
コンクリート打ちっぱなし物件はその名の通り、コンクリートに囲まれていますので防音性や耐火性は通常のアパート・マンションと比べるとかなり高いです。
声が反響したり、異空間ではありますが、それは部屋の中だけで外部への音の漏れはかなり軽減されます。
また、基本的に壁・床・外壁もコンクリートの事が多いのでたとえベッドが丸焦げになったとしても火事が広がることは少ないです。(絶対広がらないということではありません。)
コンクリート打ちっぱなしに住んでみて分かったデメリット
夏は暑い&冬は寒いので光熱費かかる
コンクリート打ちっぱなしは熱伝導が半端なく良いです。つまり、外気の気温に左右されやすく、暑くなりやすく、寒くなりやすいということです。
コレはコンクリート打ちっぱなしの最大のデメリットです。
誰もが不便な点で最初に上げる部分です。そのため、一日中エアコンつけっぱなしとかの必要があったりするそうです。
ちなみにエアコンは必要なときだけ利用する時と、24時間つけっぱなしとでは、月の電気代は1000円〜2000円程度違うみたいです。
思ったより変わらないですよね。帰ってきた時に涼しいとか温かいとか、暑さで湿度高くなってカビが生えるとかを考えると一日中つけっぱなしにしちゃいたくなりますよね。
カビが生えやすい
コンクリート打ちっぱなしは壁自体や窓付近の結露を起こしやすいです。
湿度が高まっていることを意味しますので、部屋全体がかびやすかったりしますし、結露の水滴でその付近が腐ってしまうなんてことも有りえます。
暑さ・寒さに続いて、コンクリート打ちっぱなしのデメリットで挙げられるポイントになります。
やや家賃が高い
先述しましたが、コンクリート打ちっぱなし物件は市場に出回っている数が少ないです。希少ということは、それだけ家賃も高くなります。
コンクリート打ちっぱなし物件にこだわりを持っている方なんかは、家賃はあまり気にしないという人も多いです。そういったこともあり、家賃がやや高くても入居者が付くということが多いみたいです。
まぁ単純にコンクリート打ちっぱなし物件にするには、特別な工事も必要だったりするのでその分物件を建てる費用が高いので、家賃も高くなるというものありますが、、、、
コンクリート打ちっぱなしのデメリットを回避する方法
暑さ・寒さ対策①物件の選び方
コンクリート打ちっぱなし物件は大きく2パターンあります。
通常であれば、外壁も内装もコンクリート打ちっぱなしの物件。
もう一つが、内装はコンクリート打ちっぱなしだが、外壁はコンクリート打ちっぱなしではないというパターンもあります。(内装がコンクリート打ちっぱなしではなく、外壁がコンクリート打ちっぱなしとかもありますが、省略します。)
外壁はコンクリート打ちっぱなしではない物件を選ぶと、外壁は断熱材等が入ってきますので暑さ・寒さはかなり軽減されます。
暑さ・寒さ対策②道具を利用する
外気を遮断できる素材で作られたカーテンがありますので、そういったツールを利用するのもいいと思います。
コンクリート打ちっぱなし物件は壁紙も貼りやすいです。断熱性のあるクッションブリック等を利用するというのも一つの手ですが、そんなものを貼るのであればコンクリート打ちっぱなし物件に住むべきではありません。
そういった方は。通常のアパートにコンクリート打ちっぱなしの壁紙を張って楽しむ程度で良いと思います。
湿気対策
除湿機をフル稼働させましょう。
空気清浄機も兼ねているものを稼働させておくと、一つのインテリアにもなってさらに好印象になると思います。
また、布団なども土日には外に干したりする努力も必要だと思います。衣類系も含めてですがあまり重ね過ぎたり、放置しておくとカビてしまったりしますので注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
なんだか、デメリットの方が多い気がしますが、それでもコンクリート打ちっぱなしに住んでいます。自分の部屋というのは人生を豊かにする上でかなり大事だと思います。家に帰るのが楽しみになるし、下手にタワマンとか住むより安くて、センスいいと思われやすいし、デメリットもしっかり対策したらそんなに苦でもありません。(物件にもうよると思いますが笑)
実際に住んでみたいというかたは、まずは実際に内見等して足を運んで、コンクリート打ちっぱなし物件の空気感も見てみてはいかがでしょうか。
【おまけ】コンクリート打ちっぱなしに住んだ他の人のコメント
自分が気に入った部屋は自分を癒してくてる一番の場所なります。
妥協するとその一番の癒やしが少くなくなり、やっぱりデザイナーズマンションに住んでいればよかたのにと後悔するかもしれません。普通の部屋に住むといった事も良いのですが、何事も経験だと思います。
一歩踏み出して部屋に自分を合わせてみると言った事も、
今の自分にとっては冒険であり新しい発見につながるかも知れません。特に一人暮らしの時ぐらいは住んでみても良いのではないでしょうか