- 賃貸でもおしゃれな部屋にしたいけど、退去時の精算が怖い、、、
- 既に穴があるけどどうしたら請求されないでしょうか?まだ間に合いますか?
- 画鋲はOKで釘はNG?
本日は以上のような悩みを解決出来ればと思います。
【賃貸の壁カスタム方法①】穴を開けないアイテムを使う
まずは、「穴を空けない」で部屋の壁をカスタムする方法を紹介していきます。
穴をあけなければ、そもそも「原状回復の時の請求が、、、、」とか「このくらいの穴だと大丈夫かな、、、、」とか迷わなくてい良いですよね。
以下で紹介していきますが、穴をあけない方法でも十分オシャレなお部屋に仕上げることは可能です。
穴をあけない方法でしか出せないオシャレ感もありますので、よく読んで活用してみて下さい!
ディアウォールを使う
ディアウォールという言葉自体初めて聞く方が多いと思いますが、好きな場所に柱を作り、賃貸ではできなかった壁のDIYを可能にできるおしゃれ好きにはたまらないアイテムです。
これなら壁を全く傷つけずに、時計だけじゃなくカバンなどもおしゃれにかけることができます。
壁の高さを図ってそれに合った木とディアウォールを買うだけでできちゃいます。
まずは市販にある幅が2×4cmの壁の高さに合った木を買って、それにディアウォールを付けるDIY方法になります。
イメージは以上の用な感じで、結構アレンジが効くDIY方法になります。
例えば、自転車をかけちゃったりも出来ます。
高級な自転車は外においておくと本当にすぐ盗まれてしまいます。しかし、部屋に置くとなかなかスペースをとるし、玄関とかだと圧迫感を与えますよね。
見て下さい、この自転車もかけることができるほどの強度を!!スペースを取らないどころか、一つのインテリアとして成立しています。
有孔ボードを使う
これは、先程のディアウォールよりも簡単な方法になります。
ホームセンターなどに売っている有孔ボードを使う方法になります。
有孔ボードって?これもそんなに馴染みがないですよね。イメージは以下の用な感じになります!
壁の高さほどある大きな有孔ボードを置けば、時計もかけることができますし、使う幅が本当に広いDIYアイテムです!
有孔ボードを設置するので一番簡単なのは大きな重めの家具で固定することです。これであれば、固定というより挟むイメージなので、めちゃくちゃ簡単ですね。
ただし、家具で固定する場合、有孔ボードを直接床におくとフローリングを傷つけてしまうことがありますので、何かをひくなど十分に注意してください。
ディアウォール/有孔ボードおまけ
先程のディアウォールと有孔ボードを組み合わせて使うことも可能です。
ディアウォールを壁に設置してそこに有孔ボードをねじでつける方法でこちらの方が頑丈で安心ですが、その分床や天井・壁への配慮を怠らないように十分に気をつけてDIYしてみて下さい。
貼ってはがせる粘着剤「ひっつき虫」
コクヨで出している、値段は300〜400円程度の商品です。
これは、画鋲等を使わず壁に何か貼りたいとう場合に、両面テープのように粘着剤を使って貼れる商品になります。
何度も貼って剥がせて、しかも後がほとんどつかないので賃貸物件に使いやすい商品になります。場合によっては、滑り止めの様な形で床に張っても使うことが可能です。
使用方法もとても簡単で、必要な分量をちぎり指でもんで貼りたいものも形に自由自在に整えられるので使い勝手もいいです。
後は、貼りたいものにつけ強く押し付けるだけになります。
画鋲や両面テープとちがって、壁だけでなくポスターや写真自体にも傷がつかないのは本当に便利です。
お気に入りのポスターが傷つくのは嫌ですもんね、、、
思い出の品も綺麗に保てて一石二鳥でです。
しかしデメリットもあり、ざらざらした面・湿り気のある面・汚れのある面・繊維には使用できないため、壁の場所や状態を確認してから使用するようにしましょう。
はがせる両面粘着の「コマンドタブ」
強力な粘着力だが綺麗にはがせる「コマンドタブ」も賃貸物件で画鋲を使いたくない時に有孔なものになります。
先程の「ひっつき虫」と同じ様な商品ですが、あらかじめフックがついたタイプもありますので用途に沿って使ってみると良いと思います。。
ポリエチレン素材とゴム系粘着剤を使用しているため、強力な粘着力があるが、タブの端を持ち壁面に沿って引っ張れば、のり残しもなく綺麗にはがせるのが特徴です。
また、「ひっつき虫」と違う最大の利点は凹凸のある壁紙に使える他、マグネットがつかない平らな場所、家具、ガラス、プラスチックと、幅広い範囲に使用できるためこちらもおすすめ商品になります。
【賃貸の壁カスタム方法②】穴を開けても大丈夫なアイテムを使う
次に、どうしてもシール等では固定出来ず画鋲や釘のように壁に打ち付けないといけない、でも原状回復費用は払いたくない、、、、そんな時に使用出来るアイテムを紹介していきます。
「マジカルピンフック」を使う
最初に紹介するのは、画鋲感覚で簡単に取り付けられる「マジカルピンフック」になります。
なんといっても、使用後にピンを剥がすと穴が消えるというんですから驚きです。
耐久重量も4kgまでと通常の画鋲よりやや強いと思います。ぜひ検討してみて下さい。
『ハイパーフックかけまくり』を使う
これは、穴は画鋲程度なのに、耐久重量が5kgまでいけるという優れものです。これも画鋲と同じように刺すだけで使用可能です。
画鋲と同じ穴しかつかないのにどうして耐久性があがるのか、、、、
言葉で説明するより以下写真を見ていただいたほうが早いと思います。
針が壁に刺さった後、針が壁の中で開くため普通の画びょうより丈夫なんです。
写真をみてもなんとなく耐久性強い理由が納得できますよね。
『壁美人』を使う
画鋲程度の穴も気になる・・・そんな方には壁美人をおすすめします。
壁美人は『ホッチキス』で取り付けるので、画鋲よりも小さな穴でほとんど目立ちません!
どのくらい目立たないかというと以下のような感じです。
カタチによって耐久荷重はさまざまです。
やり方は、市販のホッチキスを180度開いて押し込むだけです
ハイパーフックかけまくりや壁美人を使えば、こんなおしゃれなウォールシェルフも簡単に作れちゃいますよ!
【賃貸の壁カスタム方法③】既に空けている穴を修復する方法
DIYで修復
退去時にもし言われたら、、、ドキドキの退去確認になるのは嫌ですよね。少しでも、不安要素は消しておきたいところです。
そんなときにはコレ!『穴うめ職人』!!!
■石こうボード穴埋めパテセット
商品価格:971円
・色目:ホワイト
・成分:石こう、砂、その他
・硬化時間:約3時間
・セット内容:粉体400g、アミテープ3m、ヘラ1個
少し高めですが、使いやすくてきれいに修復出来ます。100均とかにも売ってることがありますが、性能が悪かったりであんまりオススメしません。
よほどの大きな穴や複数の穴が開いていない限り、10万円を超える修理費用がかかることはありませんが、自分で修理した方が確実に安上がりですので、めんどくさがらずトライしてみて下さい。
火災保険で壁穴修理が出来ることも!?
賃貸契約する際に今は99%が火災保険の加入必須なわけですが、意外とコレを活用出来ていない人が本当に多いです。
火災保険と言っても「風災」「水災」「盗難・水漏れ等」「破損等」を補償範囲としているタイプがあります。
私はサーフィンをするのですが、サーフボードを立てかけていたらそれが倒れて壁に激突!扉と壁に穴をあけるという最悪の事件がありました。
これ結構な方が、退去時の敷金精算の際に”修復代”として数万円取られたりしませんか?
私はこの際、保険会社に全部修復費用を負担してもらいました。もちろん、自分で故意的にあけてしまった釘穴とかは適用になりませんが、場合によっては修復をしてもらうことも出来ますので、一度保険会社に相談してみて下さい。
※不動産管理会社として、そういった相談にも結構乗っていましたので、何かあれば問合せしてくれれば協力します。
賃貸契約の際は、火災保険に加入していますので、万が一、壁に穴が開いてしまって火災保険が適用される場合は、ほとんど、賃貸人から原状回復費用が請求されるケースは少ないでしょう。
火災保険に関してはこんな記事も書いていますので、ご参考下さい。
【賃貸の壁カスタム方法④】DIYする前に知っておくべき事
国土交通省が「原状回復ガイドライン」というものを出していますが、ポスターやカレンダー等の掲示は、通常の生活において行われる範疇のものであり、そのために使用した画鋲、ピン等の穴は、通常の損耗と考えられると言っています。
つまり、賃貸物件の壁に画鋲を刺して壁に小さな穴が空いた程度では入居者側に費用負担が発生する可能性は少ないということです。
ただし、これには落とし穴があって、あくまで”ガイドライン”であって法的な拘束力はありません。契約書に「ポスター穴は原状回復義務あり」とか書かれていたらそれはそれで有効になります。
そのため、しっかりと契約書に目を通した上でDIY等試みるようにしましょう。