- 賃貸か購入かってよく聞くけど結局どっちが良いの?
- 賃貸・購入のメリットとデメリットをまとめて!!
- 私の状況でオススメが変わるってどういうこと?
今回は以上の疑問について解決していきたいと思います!
【賃貸VS購入①】賃貸のメリット・デメリット
「賃貸と持ち家はどちらが良いのか?」という議論は会社の同僚同士でも話をしますし、ママ友同士の話題とかでもよく出てくるらしいですね。
テレビや雑誌などでも特集されている永遠の議論の一つだと思います!
購入するか、ずっと賃貸に住むかは、人生の大きな分岐点の一つです。
後悔しない為にもメリット、デメリットをしっかり比較して自分に合った選択をしたいものですね!
それでは、まずは賃貸のメリットについて見ていきましょう!
賃貸のメリット
【メリットその1】ローンがないので返済できなくなるリスクがない。
賃貸の家賃が月々のローン返済額と同じ程度だとしても、20年から30年の長いローンは、精神的にも重みを感じます。
購入してしまうと、ローン返済だけではなく毎年定期的に固定資産税などの支払いが発生しますので賃貸のほうがリスクなく暮らすことができそうです。
【メリットその2】家族構成の変化や生活スタイルの変化に合わせて家を住みかえることができる。
まだお子さんのいない家庭ですと、これからの生活スタイルが想像できないと思います。
子供は何人生まれるか分からないし、もしかしたら相手方のご両親の介護も考えないといけないかもしれません。
子供が産まれると部屋の間取りや住環境など求めるものが変わってきます。
そんな時でも賃貸なら、そのどうなるか分からない生活スタイルに合わせてすぐに引っ越しができます!
【メリットその3】いざとなれば引越しが出来るので、持ち家よりは周り近所に気を使わない。
持ち家ですと、ゴミ出しの度に近所の方にご挨拶をしたり騒音問題や町内会の問題など気にすることが沢山です。
しかし、賃貸なら隣近所の人と密な関係になる必要はありませんし、トラブルが起きたらすぐにお引越しをすれば良いので気が楽です。
【メリットその4】収入が少なくなったら、収入に見合った物件に引っ越すことができる。
持ち家ですと月々決まった支払い金額があります。年々減ってはいきますが、収入が下がってもローンの返済額を減らす事はできません。
しかし、賃貸なら収入に見合った物件に引っ越すことができます。
如何でしょう?
つまり賃貸最大のメリットは【持ち家の様にローンなどの責任を負う必要があまりなく、時と場合により様々な選択ができる】ことにあります。
次に賃貸のデメリットについてです。
賃貸のデメリット
【デメリットその1】改築やリフォームなど自分の好きにはできない。
賃貸では子供の数や生活スタイルを変える為にDIYをすることは基本的にはできません。
しかし最近ではDIYできる物件や原状回復できるDIYグッズなども増えてきたのでリフォームが出来ないという事は、あまり大きなデメリットではないかもしれませんね。
【デメリットその2】安い物件に引っ越さない限り老後まで家にかかる費用は変わらない。
やはり賃貸を選択する最大のデメリットは老後にかかってくる費用にあるでしょう。
老後の生活費に加えて持ち家とは違い家賃が減っていくという事はないので、住居費用に備えた貯蓄も必要となります。
住居費を減らす為に安い物件に引っ越そうと思っても、年をとると保証人も簡単に立てることができなくなり、住み替えできないケースも沢山あるようです。
ですので賃貸に住み続ける場合は老後の支払いの事も考えて現在の家賃設定を考える必要がありますね!
【賃貸VS購入②】購入のメリット・デメリット
購入すれば老後も安心!と思われるかもしれませんが、賃貸との大きな違いの一つは”初期費用”です。
賃貸ですと一回の引越しにかかる費用は高くとも50万円程です。
変わって購入する場合は頭金として数百万円の初期費用がかかってしまいます。
頭金なしでの購入ももちろん出来ますが、金利などの優遇がなく不利な状態での借り入れになってしまいますので、頭金は必ず必要といっても過言ではないでしょう。
繰り返しになりますが、『最初にかかる費用』ここが大きな違いだと思います。
では、そんな購入についてですがまずはメリットから見ていきましょう!
購入のメリット
まずはメリットから詳しく見ていきます!
【メリットその1】持ち家を手に入れた安心感、老後の心配が減る
持ち家の最大のメリットは老後の安心感だと思います。
定年までにローンを返済する事ができれば、あとは生活費だけですので、とても生活に余裕が出ると思います。
老後夫婦2人暮らしだと考えると、全国平均的に6〜9万くらいではないでしょうか。
収入の無い老後生活でその分、余裕が出来るのはやはり最大のメリットであることは間違いないです。
老後の支払いはなるべく減らした方が安心ですよね!
【メリットその2】持ち家があると社会的信用度が高くなる
昔よりその傾向はなくなってきましたが、やはり賃貸より自己所有の住まいの方が信用されるのは事実です。
車を分割購入する際もカードを作る際も審査上、有利に働きます。
【メリットその3】良い立地なら賃貸に出すことが出来る!
住宅ローンで買ったマンションや家は黒字になりやすいです。
どういうことかというと、住宅ローンで借り入れた金利は低く期間が長く設定されているので長期の返済ではありますが、毎月の返済金額も少なくてすみます。
つまり、需要のある良い立地に購入すれば入ってくる家賃の方が住宅ローンの支払いより上回るという事です。
払いきってしまえば後は自分のものになるので、やっぱりオトクな気がします、、、
お得なことだけでしょうか?いえ、しっかりとデメリットも見ていきましょう!!
賃貸のデメリット
続いてデメリットを詳しく見ていきます!
【デメリットその1】住み替えができない
ご近所トラブルや転勤などになった時、すぐには引っ越すことはできなくなります。
ココらへんって、ご近所トラブルしたことない人にはわからないと思いますが、本当に厄介です。
いや、普通に会った時しっかり挨拶とかしとけばいいでしょ?とかそういう次元ではなく、ニュースでも騒音おばさんとかやってますが、あれって大小含めると五万とあります。
賃貸の管理会社をやっていたからわかりますが、気に入って10年近く住んでいた家の隣に変な人が引っ越してきたら、突然、家に帰るのも嫌になるくらいご近所って大事なんです。
嫌だったら引っ越す、というのを簡単に出来ないのが持ち家のデメリットだと思います。
「別に賃貸に出せばいいじゃん」って思った方、大家業とはそんなに甘くありません。変な人が隣にいたら、誰でもそこに住みたくありません。
それが何を意味するかと言うと、空室にはなるし、入退去の頻度が高ければ原状回復費用も馬鹿になりません(最近は大家の負担する範囲も広がっている)し、それを不動産会社に代行するとその代行費用もかかります。
言い出せばキリがないですが、賃貸に出すのも甘くないというのを頭に入れておいて下さい。
【デメリットその2】修繕にかかる費用はすべて自己負担
マンションでいうところの修繕積立金です。
マンションですと月々に1から3万円ほど支払えば管理会社がその都度マンションの設備や共有スペースを修繕してくれますが、持ち家は全て自分でしなければなりません。
ローンの他に修繕費用を貯蓄する必要があります。
【デメリットその3】住宅ローンを何年にも渡って返済し続ける
なんといってもデメリットは住宅ローンでしょう!
ローンが完済するまでは最低でも働き続けなければならないという責任を負うことになりますし、賃貸では発生しない固定資産税や火災保険などは持ち家を持っている限り支払わなければいけませんので30年ほどに渡りかなりの支払いをしなければなりませんね!
しかし20年から35年で大体の住宅ローンの返済は完了しますので、その後は固定資産税や火災保険などの支払いになりますので、修繕費用や老後の資金に充てる金額を充分に確保できます。
返済まで頑張ってしまえば、あとの資金繰りはできそうですね!
如何でしょうか?持ち家・持ちマンションと賃貸のどちらも一長一短があり、一概にどちらが良いとは言えません。
次に、賃貸にした方がいい人と購入を検討したほうがいい人でまとめましたのでご覧ください!
【賃貸VS購入③】賃貸にした方がいい人
上記までの話をみても、結局どちらが良いかまだ自分では判断できないですよね。
ここでは、具体的にどんな人が賃貸に向いているかを書いてみましたので、将来のことも想像しながら見てみて下さい。
転勤が多い方
まずは、会社の都合でどうしても転勤が多い人は家の購入は控えておいた方が良いでしょう。
会社によりますが持ち家の人でも転勤が命じられる場合は充分にあります。
そうなると家族を家に残し自分は単身赴任生活をしながら、ローンを払い続け定年してから古くなった我が家に戻ることも起こり得るかもしれません。
単身赴任とまでは行かなくとも家族で転勤生活をし、その間自宅を賃貸に出す方法もあります。
しかし、賃貸に出しているその間は住宅ローンの減税対象にはならないなどの不利益な点もありますし、先程伝えたとおり賃貸物件に出しても借り手が見つからなければ大赤字になってしまいます。
現在住みたい場所が都心部ではない方
また、現在永住したいと思っている土地が都心部ではない方も購入は控えた方が良いでしょう。
これから少子高齢化社会がもっと進み、人口が都市部に更に集まるでしょう。
都心までのアクセスの良い郊外ならまだしも、少し田舎のアクセスがあまり良くない場所に住む予定でしたら将来的に土地の価値はほぼ0に近くなる見込みですので資産にはなりませんので賃貸をオススメします。
住みたい地域にこだわりがある方は、もちろんこんな話はスルーしてください笑
貯金が100万円以下の方、借金が残っている人
その他借金や資金のない方も購入はオススメできません。
まず借金が他にある場合ローンの借入審査が通過しない場合があります。仮に通過したとしても、前にも少し触れましたが、頭金がない状態での住宅購入は金利が優遇されませんのでオススメできません。
色々な所に住んで見たい方
これは当たり前の話ですが、移り気なタイプで時と場合により都心に住んだり流行りの街に住みたい人は購入は控えた方がよいでしょう。
私はこれにあたるので、戸建てを田舎にというのは全く考えていませんし、今もそうです。
但し、住宅ローンを利用しないのはもったいないので、それはそれで活用しています。資産形成にはもってこいですからね。
そこらへん、不安に思っている方や気になる方はフォームからご連絡下さい。何かアドバイス出来るかもしれません。
【賃貸VS購入④】購入を検討したほうがいい人
続いて、購入を検討した方が良い方です!!
生活スタイルが既に確立している方
現在転勤に関係ない自営業をしていたり、転勤の可能性のない方職場で働いている方、または出産などのイベントを経て家族の人数が今後増えたりする可能性のない方は今の生活スタイルを踏まえて物件を探すことができますので、後々「ああすれば良かった」や「子供が増え資金繰りが難しくなってきた」となる事は少ないでしょう。
実家を相続できない方
兄弟が多くて実家を相続できないという人などは、いざという時のために自分の土地を確保しておくと、老後まで住むところに困らず安心です。
自分は家という資産を残して貰えなかったので、子供に資産を残してあげたいという方も多いです。
少し話は戻りますが、これもど田舎の価値のない土地を相続されても場合によっては困ることもありますのでケース・バイ・ケースですので頭に入れておいて下さい。
自己資金が多くある方
自己資金が多くある方は、ない方とは逆に住宅ローンを組む際に金利の面で非常に優遇してもらえます。
また自己資金があればあるほど、利息も減りますので賃貸を借りるより一生涯で見ると支払い額が少なくなります。
理想の『家像』がある方
リフォームの番組が流行ったり、家の特集が組まれたり、とにかく家が好き!自分の理想の家を建てたい!という方は多いと思います。
そんな家好きな方は家を建てても良いと思います。
支払いがいくら苦しくても家に帰れば理想の家があり、そこで家族が待っているなら毎日の節約も苦にならないでしょう。
家が本当に好きで拘りがあるのならば、賃貸ではなくどんな制約があっても家を買うことをオススメします!
私も基本インドアなので、お家めちゃくちゃこだわります!けど、飽き性なだけです。笑
飽き性の方は賃貸ですww
【賃貸VS購入⑤】まとめ
皆さん、如何でしたか?
まぁ、若いうちは賃貸でも問題はありませんが、老後を考えるとやはり持ち家が安心かと思います。
もし、持ち家より賃貸のメリットが大きい方は「老後の住居費を大目に見積もって貯蓄」されておくことをオススメします!
また、賃貸より持ち家のメリットの方が大きい方は「なるべく金利が優遇される為に頭金を準備」することが非常に大事でしょう!
どちらにしてもお金を貯めておくに越したことはないですね!
ちなみに一般的に人生の中で貯蓄のチャンスと言われている時期をお教えしておきます。
それは
・子どもの誕生前
・子どもが小さいうち
・子どもの独立後
キーワードは「子供」です!笑
しっかり貯蓄をし老後の不安やローン返済を不安をなくしていきましょう!
それでは、また!