- 賃貸契約ってクレジットカード使えるの?
- 初期費用って分割支払い出来る?
- 分割やクレジットカードを使ってお得に引越したい!
今回は以上の様な悩みを解決していきます。
不動産業界に13年初期費用を安くする方法を詳しく説明している記事もありますので是非読んでみて下さい。
【初期費用分割①】内訳と相場
まずは、初期費用の内訳と相場を見ていきたいのですが、先に伝えておくと賃貸契約に必要な初期費用は大体家賃の4.4倍〜5.5倍程度だと考えておいて下さい。
例えば、家賃70,000円 管理費5,000円 駐輪代500円の物件で考えてみます。
入居日は3/10入居と仮定しています。
・敷金(1ヶ月) 70,000円
・礼金(1ヶ月) 70,000円
・前家賃 75,000円
・日割り家賃(21日分) 50,806円
・家賃保証会社利用料(50%で計算) 37,500円
・火災保険料 20,000円
・鍵交換費用 16,200円
・仲介手数料 75,600円
合計 415,106円
家賃+管理費+駐輪場代の約5.5倍の金額です。
いや〜、高い。凄まじい。賃貸物件に関して初めての方は、以上項目の中にも支払う際に知っていなければ騙される可能性のある要素も存在するので、以下記事も参考してみて下さい。
【初期費用分割②】分割払い(クレジットカード)にするには?
では、先ほど紹介した初期費用が高すぎて払えない!という人のために分割払いするための方法を記載していきます。
先に伝えておきますが、初期費用の”分割払い”を現金で大家さんにすることは出来ません。必ず、クレジットカードでの分割になります。
では、具体的にどうやるかを説明していきますが、具体的には2パターンあります。
家電製品を購入する時と同じですが、一つは分割手数料を自分で支払うパターン。
そして、もう一つが手数料を不動産会社が持ってくれるパターンです。
- 自分で分割手数料を支払うパターン
最初にこの場合の弱点をお伝えすると、「分割手数料がかかること」「選べる物件数が全体の3分の1程度に減ってしまうこと」です。
まず、いつも通り不動産ポータルサイトを開きます。今回は、SUUMOで見ていきましょう。
「不動産 賃貸」で検索すると出てくると思います。
下がTOP画面になります。
①まずは、以下の「賃貸物件」をクリックします。
②次にエリアを選択していくと以下のように「条件」を追加出来る画面になりますので、クリックして下さい。
③今は、「初期費用決済可」の条件も入っていることが多くなりました。
④物件を選択し、後は通常通り不動産会社に行った際にクレジットカード払いにしますと伝えておきます。※ここでは、まだ分割払いに出来ません。
⑤注意点として、しっかりと限度額が初期費用分確保されているか確認して下さい。
⑥決済完了後に、カード会社に分割で払うように設定(リボ払い)することを忘れないでくささい。
- 不動産会社が手数料を持ってくれるパターン
とにかく、物件数が少なってしまうことがデメリットです。
Googleで「初期費用 賃貸 分割」とかで調べてみると、数は多くありませんが不動産会社が出てきます。
ポータルサイトはほとんど無いと思いますが、不動産会社独自のホームページで物件によってはそのようなサービスをしている会社もいくつかあります。
例えば、「手ブラde賃貸」とか!
上記では、軽くデメリットも含めて説明していきましたが、もう少し詳しくメリット・デメリットに触れていきましょう。
【初期費用分割③】分割払いのメリット・デメリット(シュミレーション有り)
初期費用の分割払いについて、メリット・デメリットを詳しく見てみましょう。
- クレジットカード分割払いのメリット
【メリット1】費用負担を減らせる
先程も説明した通り、引っ越しをするのは本当に大きな費用がかかります。引越しをする際に必要な費用は賃貸契約の初期費用だけではありません。
家具家電の移動代(引越し業者への料金)や、場合によっては新しく購入する必要があります。
そのため、現金での支払いを軽減し、場合によっては分割払いをすることが可能なクレジットカード決済の大きなメリットといえるでしょう。
【メリット2】手続きが簡単になる
現在、オンライン内見やIT重説など、部屋を借りるために実際にその不動産会社に行かなくても契約可能になってきています。
オンライン決済のシステムを導入している不動産会社もかなり増えてきています。上京を控えている地方の方等からすると本当に助かりますよね。
【メリット3】ポイントが貯まる
クレジットカード決済の大きなメリットと言えるのが、ポイントが貯まることではないでしょうか。
最も還元率がいいのは、私が知っているのは楽天カードかな?と思うのですが、還元ポイントは1%もあるので50万の初期費用だと5千円ポイント還元されるということです。
ポイントはマイルに転用したりして旅行にいけたり、新生活という視点でみるとトースターとかであればポイントだけで購入出来たりしますね。
場合によっては、初期費用だけでなく毎月の家賃もクレジットカード払いできるので、なるべくポイントで払うようにしたら良いかもしれませんね。
- クレジットカード分割払いのデメリット
【デメリット①】手数料がかかる
これが本当に厄介ですよね。手数料が本当に大きいです。どのくらい多く払わないといけないかというと、、、、
例えば、初期費用50万円をカード決済して、1年間で全部返し切るとすると
お支払い元金(合計) 500,000円
お支払い手数料(合計) 40,020円
お支払い合計金額 540,020円
手数料が4万円ほどかかると思うと少し、、、ですよね。ちなみに1ヶ月約4万5千円の返済になります。
【デメリット②】選べる物件数が急激に減る
前述の通り、クレジット決済可能に絞り込むと、選べる物件が大幅に減ります。人によると思いますが、インドアな私にとってはこれは死活問題です。
クレジットカード決済可能かどうかは、物件がどうこうより、いわゆる街の不動産会社さんがクレジット決済を取り入れているかどうかになります。
街の不動産会社さんというのは、以下の”④”になります。
そのため、同じ物件でもクレジットカード決済の場合とクレジットカード不可の場合があると考えておいて下さい。
初期費用を安くして、クレジットカードを使える不動産会社に関しては次項目から記載していきます!
【初期費用分割④】目当ての物件の初期費用を最安にする方法
それでは早速初期費用を安くする方法を説明していきます。
街にあるどの不動産会社さんでも、大体全国どの物件であっても紹介できるし、どの不動産会社さんに行っても同じ様な物件しか紹介されないのはご存知でしょうか。
それは、どの不動産会社さんも同じ情報源を見ているということを意味します。
要は、部屋を探すために見ているポータルサイト(HOMESやSUUMO等)の物件はどこの不動産屋さんからでも紹介出来るということです。
ということは、日本で手数料が一番安い仲介業者を探せばそれだけ安くなるということです。
その仲介業者はどこにあたるのか、その方法も含めて詳しくは以下で解説していますので、ご興味あましたら一緒に読んでみて下さい。
【初期費用分割⑤】全く初期費用が払えない方へ
物件を選ばなければ、いくらでも安く済ませることは可能です。
今は、大家さんも入居者を集めるので必死です。初期費用を安くするとやはり入居者は付きやすくなります。
初期費用ゼロ円とか聞くけど本当?と思うかもしれませんが、本当に0円のケースも多く存在しいます。物件の探し方も含めて以下で、その方法を紹介していますので、確認してみて下さい。